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Private Eye

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薔薇の写真

ルーニイで中藤さんの薔薇(なぜか漢字で書きたくなる)の作品に合わせてブックマットを注文し、
今日、受け取る。
作品は日暮里のnidoで展示されていたもので、木の額がいっしょについていたのだが、どうして
も埃が気になるので改めて額装することにしたわけ。
16×20のフレームに六つ切のプリントと、すこし贅沢な感じを出してみた。
なかなかよろしい。


Now Listening : ベートーヴェン:ピアノソナタ第28番&第29番
内田光子 / / ユニバーサル ミュージック クラシック
ISBN : B000QUCXMM
by pprivateeye | 2008-02-29 22:18 | Comments(2)

「BLACK,WHITE & GRAY」

広尾(恵比寿?)にあるMA2 Galleryで関根直子、藤井保、山本其の三人展を見る。

見るまで気が付かなかったのだが関根直子は少し前に目黒美術館で見てお気に入りの作家だった。
鉛筆と練り消しゴムで点描のような作品を描く人だ。
絵画、写真、現代アート(?)と表現方法は異なるが、三人の作品それぞれに違和感がなかった。
ギャラリーの人に解説してもらうという、贅沢な見方をした。
昼と夜とでは見え方が異なるらしい。4Fも初めて見る。
迷宮のドローイングが6.5万円で、ちょっと欲しくなる。

藤井保の作品は、スローシャッターで鳥とはわからないものが良かった。1Fの展示。
他の作品では、ラドンが飛んでいるとか、正面からのものは攻撃されるなどということが頭をかすめた。
by pprivateeye | 2008-02-29 21:59 | Comments(0)

はけの森美術館

行ってきました。武蔵小金井。
三鷹から先が高架になっていた。武蔵小金井の駅も素朴なものからおしゃれなものに建て替え中。

この美術館で「Art-Full 2 CIRCULATION 天から 地から」と題して、多田正美と柴田敏雄の二人展を開催している。
展示は三つの部屋で構成されており、次のようになっている。
 第一室 朝、再生の時
 第二室 真昼、生活
 第三室 夜、再生を信じながら眠りに入る直前の時間

お目当ては柴田敏雄。
第二室にあった、秩父湖(?)の水面にロープを張ったものを撮った作品に惹かれた。
ロープの左右で水面の模様が異なって、抽象絵画を見ているようだ。
第三室には畑っぽい作品。なんとなくユーモアも感じる。
最後の作品は植林された若木に添え木がされているのだが、それが墓場の卒塔婆のように見えた。
美術館の解説ではこの添え木について、人の手を、人間の温かさを感じさせる、とあった。
この作品は何枚かをつなぎあわせたコラージュになっていて、余計に現代アートのように思える。

多田正美は初めて見るが、空や雲を撮り、それに油性ペンで少し描き込んでいる。それは人が飛んでいるような絵だ。
他にビデオと音を合わせたものもあった。
by pprivateeye | 2008-02-28 23:23 | Comments(0)

幸せな時期

銀座で「アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生」を見てきた。
師匠は撮影風景がいろいろと伺えて興味深かったようだが、自分としては同時代の感じがした。
アニー・リーボヴィッツは1949年生まれだから日本で言えば団塊の世代にあたる。
自分たちの世代はそれから少し後で、いつも遅れてきたという意識がある。

感受性が強くなるころ、全共闘をはじめとするいわゆる学園闘争があった。
まずこれに乗り遅れたという気分があった。
もっと遡ればビートルズの来日は小学生のときで、いっしょに熱狂するには早すぎた。

かろうじて間に合ったという意識があるのは岡林信康の復活ステージだ。
彼はボブ・ディランのように一線から引っ込んでいた時期があり、その復活が名古屋でのステージだった。
そのころは深夜放送の全盛期で、パック・イン・ミュージックで吉田拓郎が岡林が真っ白なスーツ姿で戻ってきたと話していたのを覚えている。そのステージを見たのだ。

話をを戻すと、アニー・リーボヴィッツの映画ではローリング・ストーン誌をなどの70年代西海岸の色彩がいっぱいある。
それが自分の10代とオーバーラップして、すごく懐かしい気持ちになった。

だからこの映画は写真家としてのドキュメンタリーとしても興味深いが、自分にとってはそれ以上に自分のなかで大切にしている箇所を再認識させてくれるものだった。
ロックが一番ロックらしい時期に10代を過ごせて幸せだったと思う。
その後のパンク以降は、自分のなかではもう一線が引かれている。
by pprivateeye | 2008-02-27 23:23 | Comments(0)

East View 080227

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おまけ
by pprivateeye | 2008-02-27 11:48 | Comments(0)

恩田陸、再び

しばらくお休みしていた恩田陸の小説をまとめ買いした。
  『木洩れ日に泳ぐ魚』
  『いのちのパレード』
  『猫と針』(戯曲)

f0067724_1934232.jpg『いのちのパレード』の表紙はご覧のとおり、
ヨゼフ・クーデルカの有名な写真が使われている。
あとがきを読むと、3年ほど前に作家がチェコに行ったとき
奇妙な写真ばかり載っている写真集を買って、そこから選んだらしい。
by pprivateeye | 2008-02-26 19:34 | Comments(0)

最近、建築写真に心が動く。

昨年4月に聞いた畠山直哉の講演が冊子にまとめられているので購入した。
「建築と写真の現在」というレクチャーシリーズの中のひとつなのだが、単独では売り切れのため
仕方なしに合本を購入したのだが、これがお得。
5回分のレクチャーの分冊のほかにフォトコレクションとしてカタログが付録で付いている。
このなかで初めて目にする新良太(あたらし・りょうた)という若い写真家がなかなかよい。
要マークの写真家に登録。
ちなみに畠山直哉の冊子には講演の様子の写真があり、自分の背中がしっかりと写っている。

追伸
新良太の作品がここにあった。
首都圏外郭放水路やスーパーカミオカンデを撮っている人だ。
プラットホームのシリーズというか、これひとつの作品だよね。これに惹かれる。
by pprivateeye | 2008-02-25 17:24 | Comments(4)

恥ずかしい~~~

勝浦へ行ってきました。
放り出したままのHorizonシリーズを続けるために、久しぶりにハッセルの出動です。
これまで浜で撮ることが多かったのですが、小樽で撮ったものが自分でも気に入っていて、同じように
上から撮れる場所ということで勝浦になったわけ。

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More
by pprivateeye | 2008-02-24 16:51 | Comments(0)

強風で電車が止まった。

春一番だそうだ。

○エモン・フォト・ギャラリーで「Director’s Choice 2008」
これまで開催された12名の作品から1~3点が展示されている。
BGMはキース・ジャレットのケルン・コンサート。

全体を何度も見て足が止まるのが西山尚紀。
全体がアンバーな色で、レンブラントの頃のオランダ絵画のようだ。
この作品を見ていると、‘絵をつくるな’という言葉が虚しくなる。
この展示を見損なったのは残念だ。

小林紀晴
「いま、ここは、どこでもなく」から3点。このときの展示をもう一度見てみたい。

尾仲浩二
「馬とサボテン」から3点。パノラマのカラーが注目されたけれど、展示はモノクロの六つ切。

海沼武史
Bushが2点、氷が1点。淡いグレートーンが気持ちいい。

○銀座ニコンサロンで、蒔田恵理「視覚の収束」
手ごわい写真だ。
最初見ていたときは学生っぽい、感性先行の作品かと思っていたら、いくつも写真展やグルー
プ展をやっているベテランだった。
何度も見たが、言葉が出てこない。
「このように撮る⇔感じたから撮る」「知性⇔感性」「男性的⇔女性的」といったことしか頭に浮か
ばなかった。もちろんここの作品は後者ね。
白岡順の世界に似ているような気がした。

○松屋銀座「世界の中古カメラ市」
中古カメラ市も久しぶりだ。見知った顔がいるかと思ったが誰とも遭遇せず。
ライカのレンズ、高くなっているような気がする。
FD24㎜f1.4はなし。
喜久屋カメラのヒゲをはやした若い店員は後輩ですのでよろしく。

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by pprivateeye | 2008-02-23 21:47 | Comments(2)

「わたしいまめまいしたわ」

副題が「現代美術にみる自己と他者」。東京国立近代美術館。
この自己と他者というテーマは好きでその種の本はよく読んでいる。
だがそれをアートの場で展開した場合、作品をとおして作者と見る側の読み比べみたいなもの
になってしまうのではないのかなとも思ったりする。
作者の意図したものと、見る側の解釈との間にはズレがあるものだし、あって当然だと思う。
ただしお互いのレベルが近くないと評価というものが出てこない。

この展示は各コーナーごとにキュレーターが独自の選択(解釈)を行っており、その解説もなか
なか面白い。
  1.わたしはひとりではない
  2.アイデンティティの根拠
  3.暗い部屋と「わたし」
  4.揺らぐ身体
  5・スフィンクスの問いかけ
  6.冥界との対話
  7.SELF AND OTHERS
  8.「社会と向き合うわたし」を見つめるわたし
まるで哲学の教科書にある章題のようだ。

澤田知子のオリジナル・プリント(笑)を初めて見た。
4枚一組の証明写真が100枚でひとつの額装。それが4つある。400人分1600コの澤田の顔。
実はこの最初のコーナーを見ていて思ったのはセルフ・ポートレートっていうけれど、そこにある
顔が本当に作者の顔なのか、それを担保するものというのはないのではないか、ということ。

宮島達男「LED(発光ダイオード)」
もっと大掛かりな作品も見たことがあるが基本は同じだ。
数字が順に点灯するのだが、0(ゼロ)はない。かわりに無点灯(=無)がある。

岡崎乾二郎
最近買った『芸術の設計』の作者だった。
作品は見ているときは分からなかったが、図録の解説を読んであっと思った。
めちゃくちゃ計算されているじゃないですか。

草間彌生
もう80歳になるのね。
この人の作品を見ていて、女性って小さなツブツブがやっぱり好きなんだと思った。
これは川内倫子も同じ。

ポール・ストランド「メキシカン・ポートフォリオ」
20点くらいの写真のシリーズでその背景はまったわからないが、なんかいい。

須田一政「風姿花伝」
改めて見ると片足の先っぽくらいはあの世に行っているのかと思う。

牛腸茂雄「SELF AND OTHERS」
同題の写真集をそのまま展示。
見ることと見られることは対称的ではない。

ギャラリートーク、竹内万里子「写真と〈わたし〉」
澤田知子、山中信男のピンホールの部屋、須田一政、牛腸茂雄のそれぞれの作品について、
その意図するもの、そこから読み取れるものといった話を聞く。


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by pprivateeye | 2008-02-22 23:23 | Comments(3)
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写真について、極私的な、 あれやこれや


by pprivateeye
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