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pen-Fなんて・・・・・・

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2018年10月2日(火)

◆中藤毅彦写真展「White Noise」、Zen Foto Gallery
デジタルでモノクロの東京。一部、カラーも。カラーは明治時代の着色してカラー写真にしたものに似せたイメージだそうだ。変化していく東京、自分の好きな風景や場所がなくなっていくのを惜しんで撮ったいるらしい。個々の写真から受けるのはどちらかといえば古い印象なのだが、全体で見ると新鮮な感じがした。特に写真集からその印象が強い。またこの写真集が凝ったものになっている。折り返しになったページがいくつもあり、そのまま観音開きにして左右対称に見ることができるし、折り返しのページを逆方向に折るとその先のページと連動するといった作りで、お遊び気分もあって楽しい。好きな作品は入口ドアの左側に展示されていた、スカイツリーからの空中写真だな。反射して白く光る小さなビルがみっしりと立ち並んでいる東京の全体はどこか不思議な感じだ。こんなところに人がぎっしりと詰まっていると思うと異様だし、踏み潰して足跡を付けてみたいといったスケール感の狂った思いも湧いてくる。


◆塚田信之写真展「静かな雑踏Ⅹ」、ギャラリー蒼穹舎
写真仲間の展示。タイトルにあるように10回目、10年目。同じテーマで10年続けるなんてすごいと思う。しかもカメラもフォーマットも作品サイズも変わっていない。それでも作品は違うように見えるのは贔屓目だろうか。前回は印画紙がウォームトーンのものでそれまでとは異なる感想を持った。今回はそれ以前の印画紙に戻したようだが、黒が滲んだように見えた。ギャラリー内は静かで空調と自分の靴の音だけがする。写真の中も無言の人たちだ。繁華街でのスナップだが街の音や人の声は聞こえてこず、人々の動きも方向感がなくバラバラで、夢の中に出てくる風景かもしれないと思われた。



新宿ヨドバシカメラでフィルムを購入。1本1000円前後の値段ではまとめ買いといっても5本くらいが限界だ。お店にもそんなに置いていないようだし。
ルデコでのグループ展で同じフロアにOLYMPUS pen-Fで作品を作っているメンバーがいたし、今日の中藤さんの作品はほとんどが同機だ。気になるのでヨドバシの店頭で実機を触り、説明を聞き、パンフレットをもらってきた。そう、欲しいのである、使ってみたいのである。ただデジタルで作品を作る環境も知識も皆無なので、たとえ買っても高い買い物で終わってしまうのが十分予想される。












  




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# by pprivateeye | 2018-10-03 23:23 | Comments(0)

こんなことしてルデコで遊んでました。

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# by pprivateeye | 2018-10-02 10:10 | Comments(0)

渋谷ルデコでのグループ展、ありがとうございました。

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渋谷のギャラリー・ルデコでのワークショップ2Bグループ展「Annual 2018」に来られた方々、いっしょに展示された方々、またパーティなどの裏方として動いていただいた方々、ありがとうございました。
9/24(月)の搬入日は好天だったもの、翌25日からは雨模様の天気で、太陽が顔を見せたのは28日だけでした。にもかかわらずわざわざ出向いていただき、うれしく思っています。
フロアの開錠・施錠はフロア毎に任されておりそれぞれで当番を決めるということでしたが、結果的に展示した6Fはすべて自分がやってしまった。FBに「実は一番最初にギャラリー(6F)に入るのが気持ちいいんです。例えて言えば、ピッチャーが誰も汚していないマウンドに立って最初の一球を投げるような、あるいは、オープンしたばかりのバーの雰囲気がいいと語るフィリップ・マーロウのような、そんな感じです。」と書きましたが、決して照れ隠しではなく実際そう思っていました。これも楽しみのひとつですし、ずっとギャラリーにいたのもグループ展の一週間たっぷりと楽しみたいという思いがありました。
最終日が台風の影響で電車が早々と運休になるというニュースで早仕舞いせざるを得なかったのは残念ですが、最後は学生気分でポスターにみんなで寄せ書きするということまでやってしまいました。いっしょにノッてくれたみんな、ありがとう。
自分がいいなと思った作品は、3Fではベルリンのプリント、プリントを破いたvoid、リス・プリントの作品、4Fは海馬云々(タイトル失念)、5Fはホルガの多重露光作品、購入した中古カメラに入っていたネガをプリントしたもの、6Fはどれが好みかといえばやっぱり自分の作品(汗)ということになってしまう。

上から6F~3F
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写真は、日が射しているので9/28(金)に撮影。










     




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# by pprivateeye | 2018-10-01 10:10 | Comments(0)

Annual 2018


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グループ展に参加しています。

「Annual 2018」
2018年9月25日(火)~30日(日)
11:00 - 19:00(最終日は17:00まで)
ギャラリー・ルデコ 
東京都渋谷区渋谷3-16-3

・3~6階がワークショップ2Bのグループ展で、6階に展示しています。









  




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# by pprivateeye | 2018-09-25 08:07 | Comments(0)

落日は速い。

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2018年9月16日(日)

◆藤間謙二作品展「n-314 / LITH PRINT」、Monochrome Gallery RAIN
ギャラリーは池尻大橋駅にある。たぶん初めての街。ギャラリーの方の話ではモノクロの作品、それも古典技法のものだけに限るとのこと。開廊も土日の午後だけ、というかなり特化してしている。今回の展示はDMで知ったのだが、リスプリント(Lith Print)という技法は初めて耳にした。コピーのようにコントラストの強いリス現像液を使う。現像時間の長短でプリントの濃さがかなり異なってくるようで、しかも現像液を大幅に希釈して使用するため3~4枚程度の現像でその能力がなくなるらしい。プリントは調色したような、プラチナプリントのような、やや茶色感じになる。展示されていた作品は球体をクローズアップして撮影されたもので、複数個の球体が寄り合ってものは女性の裸体を思わせエロティックな雰囲気が感じられた。ただ、作品を見て説明を聞いても、自分が惹かれているのは写っているものの形であって、技法にはあまり関心がないのだなと改めて自覚した次第だ。


夕方、高田馬場駅を降りて新目白通りを歩いていたら、真っ赤で丸い太陽が目に入った。気付いてから写真を撮ろうとiPhoneを取り出したときには上の写真のところまで沈んでしまっていた。できれば写真に写っている歩道橋の上から撮りたかったのだが。夕陽が沈むスピードは速い。


◆古野達也写真展「実在/Being」、Alt_Medium
で、その歩道橋のすぐそばにあるのがこのギャラリー。まだ新しくて初めてその名前を聞いた。今回は写真仲間の展示。前々からその作品は何度も見せてもらっており、今回の展示前にはシミュレーションと称してギャラリーの模型まで作って見せてくれた。その出来栄えもよかったのだが、作品の並び順について窓側に近い展示はもっとイメージの強いものがいいのではと意見を言っていた。実際に展示を見てみると、その弱いと思っていたものが窓の外、歩道橋や道路とつながっているような印象でいいなと思ってしまった。全体的には抽象度が高く感じられるが、じっくりと見ていると慎重にピントが合わせられ作者の見ている場所、モノが浮かんでくる。「ある」ということ自体を言葉で説明するのは難しい。それを感覚が優先する写真で行うのはもっと難しいと思うのだが、作者にとってはファインダーを通してモノを見るということがその「ある」ことを確認する方法の一つとなっているのかもしれない。













   





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# by pprivateeye | 2018-09-16 23:23 | Comments(0)

GINZA180914

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2018年9月14日(金)

地下鉄メトロは全駅にホームドアを設置する計画を決定しており、銀座駅も設置に伴い内装工事が行われている。ビルの壁などと同様、これまで隠れて見えなかった箇所を目のあたりにするとどこか新鮮さを感じる。抽象絵画っぽくもある。


◆立木義浩写真展「Yesterdays 黒と白の狂詩曲」、CHANEL NEXUS HALL
モノクロのスクエア。フィルムとデジタル、両方が混ざっていそうだ。旅客機が海上を飛んでいる作品にホコリやネガのキズらしきものが見えたので。街のスナップとポートレート。これは好みが分かれる。自分としては風景が好きだな。構図など、スクエアはこうやって撮るんだよという見本にも思える。



◆大野雅人作品展「Cub-jo -カブジョー」、Sony Imaging Gallery
カブジョとはHONDA Cubに乗って通学している種子島の女子高生たちのことだ。愛用の原付スクーターと直立不動の姿勢で写っている彼女たち。しかも無表情だ。これがいい。選ばれた背景とともに、いろんなことを考えさせてくれて、いつまでも見てしまう。スライドの作品も上映されており、こちらには男子学生も登場し、ポーズを取ったり、シルエットだったりしたものが多い。ギャラリーを訪れる人の6~7割はスライドのほうが人気があるとのこと。自分としては青春ドラマっぽくてよくある写真のようで好みではない。圧倒的に、展示されている作品がいい。
受付には作者の息子さんが書いたご挨拶がある。そこに描かれたイラストはお父さんなのだが、どこか息子さん自身のようにも見えて微笑ましい。


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# by pprivateeye | 2018-09-15 05:06 | Comments(0)

フラ語、始めました。

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2018年9月3日(月)

きっかけはこのツイートを目にしてから。
6月22日

多言語やりたい人は「辞書と文法書があればカタツムリの速さで読むことができる」レベルを目指すといいと思いますの。読み書き会話全部やってたら二つ目に進めませんの。


寝る前に主に岩波文庫で詩を読むことが多い。何人かの詩集を読んでしっくりと来るというか、気に入ったのはボードレール『悪の華』だった。それまでにも訳者違いで5冊買っている。岩波の『フランス名詩選』は原語と対訳になっており、この本をフランス語をやっている知人に勧めようかと思っていたが、上記のツイートを見てから自分で読むのもいいじゃないかと思い始めた。
フランス語は大学のときの第二外国語だったが、なぜ単位がとれたのか不思議なことしか覚えていない。そのころ『星の王子様』を日本語、英語、フランス語で揃えて自主的に読もうとしたのだが数ページで挫折した。大体話が面白くなかった。
今回は改めて初歩から始めるのでネットで文法書と辞書を選んだ。いろいろ立ち読みもした中で『フラ語入門、わかりやすいにもホドがある!』は楽しく読めるのが気に入った。途中で投げ出さないためにも楽しさは重要だ。『プログレッシブ仏和辞典』は似た程度のものからページの見やすさで選んだ。もう一冊『パスポート初級仏和辞典』は読むことを目的に購入。この辞書を読むというのも、ネットのあるサイトを参考にしている。
写真中央の妖しい絵の本はCharles Baudelaire "Les Fleurs du mal" 。つまり『悪の華』の原書。アマゾン経由で2週間かけてイギリスからやってきた。

上記ツイートの続き。
6月23日

そうですの。ノルウェー語やったって別にノルウェー人と話す予定はありませんので、ただWikipediaなどでデンマーク語やスウェーデン語の記事を見て「読める、読めるぞ!」して遊ぶだけですの。

6月22日

人はごまかせても自分はごまかせませんの。文頭から一語ずつ文法的に説明できれば合格ですの。それはつまり、辞書持ち込み可ならテストで満点の取れるレベルですの。












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# by pprivateeye | 2018-09-03 22:32 | Comments(0)

メトロに乗っている間に雨が降ったようだ。

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2018年8月31日(金)

◆寺門豪写真展「PARADISE」、銀座ニコンサロン
キャプションにいくつかの社会的な出来事のあった場所、旧国立競技場跡地とかいじめによる殺人事件のあった場所などと具体的なものをあげているが、作品にはそれを説明するものは一切ない。人はもちろん動物や車など動くもの、道路標識や文字といったものも注意深く外されている。キャプションとは裏腹にソリッドで抽象的な世界だ。1枚の用紙に同じ大きさで2点並べた展示は写真集のページをめくっているようでもあった。


新宿西口に出たら道路が湿っており、見上げると木々から水が落ちてきた。どうやら銀座から新宿に移動するほんの短い間に驟雨があったらしい。


◆阿部祐己写真展「Trace of Mountain」、epSITE
撮影された山は霧ヶ峰だが、特にそこに意味はないようだ。山に人の跡が付き、時間の経過とともに消えてゆき、また新たな跡が付く。そんな時間の経過、物理的な徴を捉えようとしているようだ。いくつかの作品は以前にたぶん銀座のギャラリーで、山焼きの風景として見たことがある。


この後、ギャラリー冬青での星野さんの個展のクロージングパーティに出席。改めて湿版作品について話を聴く。前回見たときにいいなと思った、木箱に入っている他の仏像とはちょっと種類の違う作品は、実は失敗作だとのこと。薬品のムラが大きく残っているためだそうだが、パーティに出席した人たちの中ではいい作品だよとの見方で一致したw








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# by pprivateeye | 2018-09-02 22:05 | Comments(0)

「モダン」な時代

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2018年8月29日(水)

◆写真の内側・外側研究会第2回展覧会「水平の瞳孔」、ギャラリー・ニエプス
  飯田鉄「Pin Up」
  大日方欣一「古いネガから―いとうづの森1938」
  大山裕「層序学(stratigraphy)」
  森規容子「陽炎」
四者四様という言葉があるのか怪しいが、それぞれ面白かった。
飯田さんは自宅の壁に貼ってあるある写真や切抜きなどのピンナップをギャラリーに展示。海外の写真が多く、飯田さんが「モダン」な趣味の人だなと推測できる。実は初めて飯田さんに会った(見かけた)のは銀座三越のエレベーター内だった。ある写真の野外講座に出席するために銀座三越の屋上に向かっていたのだが、そのころは飯田鉄という写真家を知らなかった。エレベーターでいっしょになった人を見て、おしゃれなでセンスのいい人だなと思った。それの人が当日の写真講座の先生だとすぐあとで知ったという次第。
大日方さんの展示は福岡県の遊園地を撮影したガラス乾板から引き伸ばされた作品。1930年代のもので、まさに昭和モダンの時代だ。おっとせいや舞台を観る人たちの表情が興味深い。なかにはカメラ視線の人も何人かいる。そして写真そのものがいまのデジタルカメラの解像度とは違った意味で写りがいい。柔らかいという印象だった。
大山さんは街の風景を撮影。最初の古書店を写したものは古い時代の写真かと思ってしまった。上海を写したものも神田界隈ですと言われても信じてしまいそうだ。
森さんも街の中での撮影だが大山さんよりも被写体に接近している。スクエアな画面に圧縮感があって見入ってしまった。










  




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# by pprivateeye | 2018-08-31 13:06 | Comments(0)

グループ展5つは疲れる。

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2018年8月21日(火)


◆「東京8×10組合連合会 写真展 2018」、江東区文化センター
いつものメンバーの名前の中に「渡部さとる」という表示を見つけて、おッ!となった。そして少々違和感もあった。今回の展示ではこれがいい!と思う作品はなかった。その中から好きなものを選ぶとすればMASA加藤さんの黒い球体4点のうち真横から撮られた作品だな(一番左側)。昨年すごくよかった降旗さんの巨大作品は前回に比べて引き込まれる感が低かった。タイトルに「SONY」とあればある種の批評性が生まれたかも。今年2月交通事故で亡くなられた〝胸の振り子〟こと根本さんの写真を田村さんがベタ取りしたものが多数あった。

◆日本針穴写真協会 会員展「針穴写真展 2018」、江東区文化センター展示室
展示作品が多かった。それに、きれいな風景や花、色を撮ろうとしているものが多く、いまひとつピンとこなかった。資料としてあった作例に興味が湧く。穴の大きさ、穴の厚みなどの違いによる写りの変化がわかって面白い。

◆「駄カメラ写真 グループ展#5」、Roonee 247 fine arts
狐塚さんの作品がよかった。お稲荷さんの鳥居とそこでお参りしている人の足が消えかかっており、作者の名前とびったり合っていて面白い。

◆「駄カメラ写真 公募展」、アイアイエーギャラリー
こちらは、駅改札の駅員と白いビルの多重露光の作品がよかった。
両展合わせて、全体に変な写りの写真は前回よりも少なくなっているような印象を持った。自分としてはカメラそのものよりも、作品としての写真のほうに興味があるので、会場に置いてある実際に使用されたカメラには触らなかったし、この写真がどのカメラで撮られたのかなということもあまり気にしなかったなあ。

◆「monochrome ⅩⅦ : Documentary」、gallery E&M 西麻布
テーマがドキュメンタリーということで個々の作品に作者名はなし。別紙で一覧表がある。1枚の写真でドキュメンタリー的なものを一番表わしていると思ったのは英伸三さんの「減反で荒廃した棚田 1970」だな。好きな写真は齋藤康一さんの「竹ノ橋(上海)1994」。







  




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# by pprivateeye | 2018-08-22 21:02 | Comments(0)