春うらら
2008年 04月 12日
6×7だとカラーで撮りたい気分が強い。
RZで8本撮る。
レインボー・ブリッジなどランドマークが遠くに見えて、それがそこそこアクセントになってくれる。
東京タワーや六本木ヒルズも見える。
ホテルグランパシフィックメリディアン内にあるGALLERY 21で、レ・キキ写真展「レ・キキ・ド・パリ 2008」を見る。
レ・キキとは、写真家オノデラユキと美術家アキ ルミとのコラボレーションの名前だ。
作品は、パリに様々な但し書きや注釈がついてしまうことから開放され、本当の姿を捉えようとしたもの。
ひとつのカメラしか持たず、自分を超えた個性になった瞬間だけシャッターを切る、自我を捨てたところで見えてくるものだけを受け入れるというルールで作られている。
ウォームトーンのモノクロ・プリント。夕暮れ時から夜にかけての撮影。
手振れをしていたり、ボンヤリとしか見えなかったりするが、それがあまり苦にならない。
大きなものが暗闇の中に存在していて、その部分部分を垣間見ているような気分だ。
見ていて飽きない。夢中になってしまう。ひとつひとつをゆっくり見ていて、気が付いたらこの円形のギャラリーを一周していた。
写真集で何度も見てみたいと思う。
ただし、少し変な展示だと思ったところもあった。
作品15と27は同じカット? 作品35の天地は逆?
Now Listening : ライヴ・イヴル
マイルス・デイビス / / ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル