WS2Bグループ展
2008年 02月 12日
○6F、李(三田)基樹写真展「THE ROVER」
1年前にグループ展をやったばかりなのに、すでに3回目の個展。
普段、写真を撮りにいくわけではなく、仕事の移動の合間に撮っているというから、その量の多さに驚かされる。
撮るときのリズムあるいはペースといったものを大事にしている。
狙っていると撮れない、遅れてしまう。だから調子をつかむためのムダとは思うがシャターを切る、とのこと。
○5F、「花」展
展示を見て、改めて花を撮ることの難しさを感じる。
どこかで見たイメージが付きまとうので、自分独自の世界をつくるには かなりの思考が必要だと思う。
カラーの花がピントの位置が面白かった。前ボケが気持ちいい。
○3F、20期「R0LLING 20」
全体におとなしい感じがした。大きなプリントがなかったせいか。
フィレンツェでの「あっ」という表情のポートレートが印象に残った。
ポートレートは正面から撮るもの、笑顔でないポートレートというのがいい。
○2F、19期「19BOX」
やはり衝撃的な作品は少ない印象。
南の島でのカラーの作品が写真に力があると思った。
キャプションを読むと本人にとっては旅写真という位置づけのようだが、もっと濃いものを感じた。
それはあの世とつながっている、あの世を連想させるような何かだ。
グループ展という性格上、一人の展示数が限られてくるのは仕方がないが、いくつかの作品ではあれっもう終わり?、もっと見たい、と思わせるものがあった。