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覚悟することが多い。

今週末には写真を見てもらい講評を受けるのだが、よく考えると公式にというか、きちんとした形で直接批評されるのは初めてだ。

新しい作品はできていないので、見てもらうのは7、8月にまとめてプリントした「Horizon」のシリーズだ。
60枚くらいあるうちから20枚程度セレクトしなくてはならない。
しかもプリントの出来自体はあまりよくないものがけっこうある。
作品のコンセプトといったようなものを見てもらいたいので、プリントの出来はよくなくても自分のイメージするものを選ぶつもりでいる。
当日はセレクトしたものだけでなく、プリントしたもの全部とそのベタ焼きも持っていくつもりだ。

Horizonには水平線と地平線という二つの意味がある。
海の写真だが、撮ったのは水平線だ。
水平線は見えるけれども、現実のものとしてのフィジカルな存在ではない。あくまでも概念的なものだ。
ではその水平線は何を表しているのか。
天と地の境界線、水平線の上には宇宙があり、下には地球がある。
そういうふうに水平線を見ることで地球という存在を感じ、宇宙へ思いを馳せていきたい。

今回の写真は6×6のモノクロだ。
もともと6×6は好きだったのだが、最近6×7も撮るようになって思ったことがある。
6×6のフォーマットは対象を閉じ込めようとする力があるような気がする。
それに対して6×7はもっと開放的なように思える。
カラーではなくモノクロというのも似たような意味合いがある。
色に左右されないだけモノクロのほうが写真に集中できると思う。
by pprivateeye | 2007-11-28 01:16

写真について、極私的な、 あれやこれや


by pprivateeye