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姿勢

キヤノンギャラリー銀座で、立木義浩「」長い昼・白夜」を見る。
デンマーク、ノルウェー、スウェーデンをEOS40Dで撮る。
キャプションにもあったが駆け足で撮影されたもので、作家自身まだまだ撮り足りないようだ。
立木さんの写真を見て思うことだが、人物の表情が柔らかい。
齋藤亮一さんと同じで、その人間性、人柄といったものが写真に出るのか。

シリウスで、ゾーンシステム研究会「光への探求」を見る。
このグループ展を見るのは昨年に続いて2回目だ。メンバーはほとんど同じとのこと。
なぜこんなことを尋ねたかといえば、プリントのゴミがけっこう目についたからだ。それも黒いゴミなのでネガ現像のときのものと思う。
昨年見たときはその描写やトーンに圧倒されたが、今回はマイナス面が気になった。
写真の見方が変わってきたのもあると思うが、内容自体、昨年のほうがよかったような気もする。

直接ここの写真とは関係がないのだが見ていて頭に浮かんだことに、表現するということはひとつの世界観を提示することではないのかな、というのがある。
ここでいう表現するとは作品をつくるということにほぼ等しい。
その世界観が普遍性を獲得し、その作品がマーケットに乗ることでアートとして評価されるのだと思う。
by pprivateeye | 2007-11-20 20:28

写真について、極私的な、 あれやこれや


by pprivateeye