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Private Eye

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包む込むもの

エモン・フォトギャリーで、中藤毅彦・齋藤亮一写真展「a just report 」を見る。
今日が初日。7/14まで。
中藤さんが居られて、過去10年分くらいの中からセレクトされたものだそう。雑誌とか写真集とかで見て、馴染みのある作品が何点かあった。
中藤さんの写真をじっと見ながら考えたのは、「生きる力」みたいなものを撮っている。それを暴き出すという撮り方ではなく、包み込むような印象を受けた。
齋藤さんの写真からは「まろやかさ」というか、丸味を感じた。
ルーマニアのおばあちゃんの手がすごい。体に似合わず大きな手の指は節くれ立って曲がってシワだらけになっている。長い間の厳しい労働が垣間見えるような気がする。
「風の旅人」の編集長がギャラリーのサイトにキャプションを寄せているが、そのタイトルが「普遍的な人間の姿」。その最後のところにこうある。
“自分の目と身体で多層な世界をさまよいながら、時代や制度を超えた普遍的な人間の営みに出会い、そのかけがえのなさを知ることが何より大事ではないか。よりよく生きることの本質は、人間が長年繰り返してきた濃密なる日常を寸断したところにある筈がない。”
中藤さんはこの「普遍的な人間」という表現がお気に入りのようだった。
普遍的な人間はあったかい。
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Now Listening : The Very Best Of Jerry Garcia
by pprivateeye | 2007-06-25 21:08 | Comments(0)