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代官山~新中野

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2019年1月5日(土)

◆大塚栄二写真展「光で画く」。Space K 代官山
デジタルの美しいプリントだった。タイトルにあるように光りのある場面が意識して撮られていた。興味深かったのは高圧電線の鉄塔を一年間定点撮影したものだ。プリントと、タブレットのスライドとの二種類の展示だが、スライドが面白い。撮影は手持ちなのだがデジタルで角度などを修正している。ほぼ一年間撮影したものを連続して見せており、鉄塔や背景の山並みは当然動かず空が劇的に変化していく。最初はそれに目が引き寄せられるのだが、次第に動かない鉄塔に関心が移っていく。動かないということが端的に面白いのだ。他では左下隅に鳥が三羽飛んでいる作品がよかった。空間が幻想的で、水墨画のようでもあった。


東横線中目黒駅から写真を撮りながら歩いて行ったのだが、途中でカメラの電池が切れてしまった。コンビニに2CR5なんていう電池は売っておらず困ったと思っていたところ、近くに北村写真機店があることを思い出して向かった。電池を確保(高い!)し、店内を見るとハービー・山口さんの「代官山17番地」のプリントが展示されていた。ベタ焼きや、たぶん原稿になったであろう六つ切のブックもあり、久しぶりに有名な作品を見た。


◆渡部さとる写真展「IN and OUT」、ギャラリー冬青
今回はカラーの作品だけ。最初目にしたときから、あれ?見たことあるぞと思ったが、壁三面のうち二面が旧作だった。ちめんかのやで展示したものや、カメラ雑誌に掲載されたものだ。そのなかに白岡さんのポートレートを見つけて、おっ!となった。お久しぶりです、という感じだ。みんなに知らせるべく、SNSにその写真をアップしてしまった。新作は山形のローカル線の車内から撮影した線路だ。そのときは気にしなかったのだが電柱がなかった。ということはディーゼルの列車だ。今回なぜカラーなのかと尋ねたら、これまでずっとモノクロで展示をしてきたのでカラーをやってみたくなった、とのこと。渡部さんはこれまで進路の選択や転機をかなり意識してきたように思えるので、カラーをやってみたくなったという言葉にこれからまた違った方向に行くのだろうかと感じた。ギャラリーで写真仲間と何人も顔を合わせ話をしているとき、白岡さんのポートレートを購入する人がいた。そのとき、あっと思った。渡部さんの作品は何点か購入しているが、今回はカラーだったので購入するという感覚がまったくなかったので驚いてしまったのだ。そして、やっぱりいい作品なんだと再確認した。













   




by pprivateeye | 2019-01-12 01:59 | Comments(0)