Private Eye

ppeye.exblog.jp ブログトップ

久しぶりに「眼福」という言葉を思い出した。

f0067724_01305225.jpg


2018年11月24日(土)

◆「LIFE 写真のある生活Ⅱ」、gallery bauhaus
本郷通りのイチョウは湯島天神のほうは黄葉が進んでいたが、東京医科歯科大側はまだまばらな感じだった。ギャラリーでの展示は1Fが歴史的に評価の定まった作家、B1がギャラリーの取り扱い作家、というような分類だった。そして、B1のほうが新鮮だった。そのなかに写真仲間が一人加わっているのがすごい。自分がいいなと思ったのは横谷さんの「えっこれが銀塩プリントなんですか?」という作品。まるでプラチナプリントか強い調色をしたなプリントで、小瀧さんの話では特殊な薬品を調合し印画紙も普通ではないらしい。特に、浜辺で複数の人が立っている作品は点描法で有名な新印象派の画家スーラの「グランド・ジャット島の日曜日の午後」を思い出させる(実はあの絵がこんなタイトルだとはほとんど初めて知ったw)。他には秋元さんのシーツを撮ったもの。ものすごく美しい白だ。会期が長いのでまた見に行きたいと思う。


◆大坂寛写真展「過ぎし日のセレナーデ」、gallery E&M 西麻布
だいたい2000年前後に撮られた作品が多かった。モノクロのプリント。場所はニューヨークから中国など様々で、フォーマットも8×10や35mm、パノラマと多種多様だ。それでも作家の見ているものや撮り方がぶれていないので違和感はない。作品の前を何度も行ったり来たりして、次第にいろんなものが見えてきて引き込まれていく。そんななかでは白い雲(午後の日が傾き出した頃かな)を撮った作品に惹かれた。最初は何だかよくわからないぼんやりした印象だったが、よく見ているうちに陰になった風景のなかにもいろいろと発見するものがあって不思議な感覚の作品だった。











  




by pprivateeye | 2018-11-28 01:33 | Comments(0)