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土門拳賞と木村伊兵衛賞

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2016年4月27日(水)

・「DAIDO MORIYAMA SCANDALOUS」、AKIO NAGASAWA Gallery
作品は、事故現場の写真を複写したものなどで、かなり以前に発表されている。カンバス地にシルクスクリーンでプリント、オイルの匂いが心地良い。他にポスター風にテープで留めたものや、同じカットを複数展示。SCANDALOUSの文字など三つほどネオンをこの展示のために作製。強いコントラストとやや暗めの照明なども含めて全体にいい展示だ。

・山内道雄写真展「DHAKA」、第35回土門拳賞受賞作品展、銀座ニコンサロン
カラーとモノクロ。カラーはネガの汚れがそのままのものもあってそれらはよかったが、全体として貧しさや下層階級といったバイアスのかかったイメージが多かった。トウガラシの写真は天地が逆に展示されていた。天地は写真集で確認。

・吉川恭平写真展「牛深」、FOTO PREMIO、コニカミノルタプラザ・ギャラリーA
モノクロ。牛深は熊本県天草市の南西端の港町。全体に印象の薄いイメージ、プリントだった。

・林田真季写真展「JAPAN-GO-ROUND」、FOTO PREMIO、コニカミノルタプラザ・ギャラリーB
カラー。タイトルの割には少し平凡な印象。なぜこの風景なのかわかりにくかった。

・新井卓(たかし)写真展「MOUMENTS」、第41回木村伊兵衛写真賞受賞作品展、コニカミノルタプラザ・ギャラリーC
ダゲレオタイプ(銀版写真)は、銀の蒸気をガラス乾版にあてて感材を作製するので、どんなフォーマットでも可能。ただ、傷がつきやすく取扱いに注意が必要。多数を組み合わせた作品は6×6(ハッセル)で、あと4×5は単体作品。複数のスクエアをつなぎ合わせた作品にはホックニーのポラロイドがあるが、それよりも不穏な雰囲気が漂っている。福島第一原発や第五福竜丸など核に関連した被写体で、写真自体が全体に暗いからだろうか。好みの作品は第五福竜丸。ところで露光時間はどういうふうにして決めるのだろうか。銀の良の具合で長かったり短かったりするのかな。




   
by pprivateeye | 2016-05-03 02:43 | Comments(0)