Private Eye

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最近思うのは、写真はやっぱり虚構だということ。

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8月29日(土)

・柴田敏雄写真展「Concrete Abstraction」、AKIO NAGASAWA Gallery
主に2010年以降の作品。つまり新作。展示は4×5のコンタクト・プリントと、大伸ばし(80×100cm?)。以前よりも抒情的な印象が強くなったと思った。同時にユーモアを感じさせるものもあった。

・奥山敦志写真展「あたらしい糸に」、銀座ニコンサロン
カラーの大全紙。6×6と6×7。フォーマットが混在しているのは広角のときに6×7を使ったため。プリントは自動現像機ではなくJOBOのタンクを使用しているとのこと。印画紙のサイズを考えると結構な力仕事だ。1枚仕上げるのに2時間くらいかかるらしい。色の濃いプリントはしっとりとした印象でよかった。東北の祭礼をきっかけに新しい価値観を見つけることがテーマのようだ。

・小柴朋大写真展「時の針は振れぬまま」、コニカミノルタプラザ・ギャラリーA フォトプレミオ
実家のある町は行政合併により名前が消えてしまった。一種の故郷喪失と、田舎の古びたままの変わらなさを重ね合わせている。デジタルでクッキリと表わされているのでドライな印象を強めている。離れて見ると、何もないという感覚。

・三熊將嗣写真展「Into the world of Pirosmani」、コニカミノルタプラザ・ギャラリーB フォトプレミオ
Pirosmaniとはジョージア(旧グルジア)の国民的画家ニコ・ピロスマニのこと。首都トビリシと、ジョージア東部の画家の出身地の風景。印画紙はRCだがきれいなプリントだ。ドライマウントされている。画家の出身地でのスナップがよかった。

・竹谷 出 写真展「山、錆びる にほんのかけらⅣ」、コニカミノルタプラザ・ギャラリーC
紀伊、四国、九州の「中山間地」よ呼ばれるところでのスナップ。粒子の目につくモノクロプリント。田舎の変わらなさが20~30年前の写真のように見え、それが面白かった。大きな蛇と、鹿の死骸の骨が印象的。
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by pprivateeye | 2015-09-03 17:28 | Comments(0)