Private Eye

ppeye.exblog.jp ブログトップ

「写真を撮るのは楽しいか?」深瀬昌久

f0067724_1453541.jpg


7月5日(日)

・深瀬昌久写真展「救いようのないエゴイスト」、DIESEL ART GALLERY

渋谷でも滅多に行かない場所だったので、ビルに辿り着いてもギャラリーがどこにあるのかしばらくわからなかった。ちなみに渋谷駅地下の13番出口のすぐ前のビル。まずこの13番出口のある方向がわからなかったw
ギャラリーはお店の奥にありそれほど広くないが、深瀬さんの作品では普段あまり目にしないものもあった。
「屠」「烏・夢遊飛行」「私景」「ブクブク」「猫」「家族」のシリーズがまとまった形で展示。写真集はモノクロだが、この烏はカラー作品。
一番興味深かったのが「私景」シリーズ。いわゆる自撮りのように作者自身が写りこんでいるが、決してセルフ・ポートレートではない。深瀬さんが写真に写った場所を案内しているような、あるいはその場での事件の共犯者のような錯覚すら覚えてしまう。
他には写真集やカメラ毎日などが手に取って閲覧できるようになっていた。
キャプションには「私も含めて誰も幸せにできなかった。写真を撮るのは楽しいか?」という深瀬さんの言葉が引用してあり、衝撃的な印象を受けた。その自意識は森山さんの『写真よさようなら』よりも強烈だ。

f0067724_265168.jpg




渋谷ヒカリエの8/COURTで開催されていた「Hikarie Sunday Market vol.2〜写真と詩のワンダーランド〜」を覗く。
出版社8社が参加して写真集、詩集を販売。他にトークイベントも行われていた。写真仲間が2人いたので挨拶をする。いろいろ写真集を見比べたりしていたが、赤々舎からでている百々俊二さんの『日本海』の印刷がずば抜けて良かった。師匠の『prana』の印刷も評判がいいがそれ以上だ。百々さんの写真集では『大阪』を即買いしたのだが、もろもろの理由から最近は写真集を買っていない。しかし、この『日本海』はぜひ欲しいと思った。





以前、朝日ソノラマから日本の写真家の写真集がシリーズで出ていた。そのなかで森山大道『続にっぽん劇場写真帖』、荒木経惟『わが愛 陽子』、深瀬昌久『洋子』を持っているのが自慢だ<(`^´)>
このシリーズは70年代後半に刊行されているが、買った頃、三人のなかでは深瀬さんに一番狂気を感じた。荒木さんはたぶんその振りをしているだけ、森山さんは少し病んでいるけど普通、という印象だった。
ちなみに、『わが愛 陽子』はサイン本で、紀伊國屋書店本店で平積みになっているのを購入した。
[PR]
by pprivateeye | 2015-07-09 02:38 | Comments(0)
line

写真について、極私的な、 あれやこれや


by pprivateeye
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31