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ari's Hasselblad

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6月2日(火)

・原美樹子写真展「THERE ARE DAYS」、実家 JIKKA
少し濁ったようなカラー、スクエア。以前聞いたときにはスクエアだがローライやハッセルのようなポピュラーなカメラではなく、あまり使っている人がいないカメラだったと、ボンヤリ覚えている。これはそのレンズの色味だろうか。

・岡崎正人写真展「NORTHERN LIGHT」、gallery bauhaus
4×5で冬の北海道。話を聞くと、各種のフィルム・現像液・印画紙を使い分けているとのこと。興味深かったのは銀塩写真は光りが当たることでダイナミックレンジが広がって見える、ハイライトは輝き、シャドーは深みが増す。それに対して、プラチナやサイアノ・プリントは中間調のグレーが豊富なので少し暗いところで見るのがいい、ということ。何度も見て目が留まったのは、記帳台から右に二番目の作品。水の黒さと雪の白さに惹かれた。

・上野龍写真展「布を置く」、ルーニイ
ユング心理学に‘布置’という言葉があるらしい。個々はバラバラでも全体で何かの意味を持ち出す、というような意味合いらしい。それを意識した作品、展示ということらしい。個々の写真はスッキリしたものが多く、インスタレーションっぽい展示だったが、全体で何か意味を持つというようにはあまり感じなかった。

・有元伸也写真展「ariphoto 2015 vol.1」、TOTEM POLE
いつにも増してキレキレな人が多かったように思う。警察官は好みの被写体なのだろうか。撮影に使っているハッセルブラッドSWCが置いてあったので撮影させてもらったのが上の写真。有元さんにとっては、カメラは黒くなくっちゃいけないそうだ。
by pprivateeye | 2015-06-10 02:10

写真について、極私的な、 あれやこれや


by pprivateeye