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「踊るセイウチ」

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7月23日(水)

・市橋織江写真展「Interlude」、キヤノンギャラリーS
キヤノンギャラリーS 2014 特別展 She's [3人の写真家。彼女たちの写真展] の第一弾。続いて、高木こずえ、内藤さゆりの順で展示される。最後は写真仲間で楽しみだ。
市橋さんの作品はカラーであえて逆光で撮るといった、少し色を抑えたところに特徴がある。たぶん仕事としての写真と、自分の作品としての写真にまったく違いはないのだと思う。そのことや今回の展示が大きなサイズだったことから、どれもポスターのように見えてしまった。写真の上にテキストを入れればそのままヨーロッパを紹介した記事ページやポスターになってしまいそうだ。で、これが彼女の世界観の表れだろうかと考えると、少し違うようにも思えてきた。


・写真展「人それぞれ」、Art Gallery M84
ギャラリーの公募展。30数名の出展で、それぞれに価格が明記されている。特にテーマとかはないので作家によってまったく異なったものとなっている。知り合いや他のギャラリーで展示を見た人も何人かいた。そんななかでやはり目が止まるのはモノクロの作品だ。これが写真だよ、という気がしてくる。


・石川直樹写真展「POLAR」+「『踊るセイウチ』とイヌイットの彫刻たち」、カナダ大使館・高円宮記念ギャラリー
「POLAR」のシリーズは以前にSCAI THE BATHHOUSEで見ており、写真集も持っている。今回の展示は8点だけだったが残念感は薄かった。というのは同時に展示されているイヌイットの彫刻がよかったからだ。踊るセイウチ、踊る白クマとか、ユーモアのある彫刻は珍しい。一方で、セイウチの精は広げた後ろ脚がカッコいい。かと思えば水上飛行機というモロ現実的なものもあった。ほとんどが石を素材にしているが、クジラの骨の化石で彫られた踊るセイウチが軽みを感じさせて一番楽しかった。
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by pprivateeye | 2014-07-30 20:48 | Comments(0)