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虚構の中の虚構

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1月18日(土)

・「楽園創造 ――芸術と日常の新地平―― Vol.6 安村崇 展」、gallery αM
カラー、Cプリント。むやみに大きな作品ではない。
それは街中にあるものなのだが、遠近感のない、色と線だけの組み合わせとなっている。
キャプションを読む限り、写真から(写っているものから)一切の説明的な要素を省くことで、その撮られた写真そのものに語らせようとしているかのようだ。
喪失した〈いま、ここ〉とは、まさに、これらの作品を見ている「いま、ここ」のこととなる。


・第3回 東京都写真美術館ボランティアスタッフ写真展「暗室からコンニチハ」、Gallery CORSO
以前、暗室でいっしょだった人が展示をしているの神田神保町のギャラリーへ見に行く。総勢27名の大展示だ。都写美で暗室の手伝いをしている人たちの展示なので当たり前といえば当たり前だが全員モノクロの作品だった(一人、サイアノプリント)。いろんな作品を見比べると、印画紙は光沢のほうがいいなと改めて思った。半光沢だと少し霞がかかったような印象を受けてしまう。中央アジアから東欧らしきところを撮った作品が好み。その左隣の植物の二点もよかった。


古本で『カラー版世界文学全集25 ジィド 狭き門/贋金つかい/アンドレ・ワルテルの手記/他』河出書房を購入。奥付を見ると昭和42年の発行となっている。定価750円。
ジッド(最近ではこう表記されている)の「贋金つかい」(「贋金つくり」という訳もある)を読みたかったためだ。最初のメタ・フィクションであり、ヌーヴォー・ロマンのさきがけとも言われているが、岩波文庫が絶版になって久しい。この小説は劇中劇ならぬ“小説中小説”ともいうべきもので、次第に作者や作中人物が入り混じるという複雑な構成になっている(らしい)。
by pprivateeye | 2014-01-19 01:13 | Comments(0)
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写真について、極私的な、 あれやこれや


by pprivateeye
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