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「目覚めよ、パリ」

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12月18日(水)

早稲田松竹でレオス・カラックス監督の「ポンヌフの恋人」と「ホーリー・モーターズ」を観る。先週観て一気にファンになった。

記事を読むと「ポンヌフの恋人」の主役ともいうべきポンヌフ橋はセットらしい。当初はパリ市から橋を借り切って撮影の予定だったが、アレックス役のドニ・ラヴァンが怪我をして撮影が延期され、その後は橋を借りることができなかったので郊外に大きなセットを組んだとある。
二人がいっしょに暮してもアレックスがミシェルに付いていけるだろうか、との印象を持った。
ミシェル役のジュリエット・ビノシュは「汚れた血」のときは抜群にかわいかったのだが、この作品ではそうでもなかった。映画の中でミシェルのポスターが張られるがその写真もあまり魅力を感じなかった。
最後のシーンは映画「タイタニック」でオマージュされている、といっていいのかな。

「ホーリー・モーターズ」はある意味ではSFともいえる。現実と虚構のあいまいさ、あるいは人生は舞台、ということがテーマと思った。
最後のシーンが少々子供っぽく感じた。少なくともテールランプの点滅はいらない。会話(?)はそのまま残して、全部いっしょに点滅させたほうがスリルが出ていい。
でも、面白かった。何度でも観れる映画だ。
by pprivateeye | 2013-12-24 01:30 | 映画

写真について、極私的な、 あれやこれや


by pprivateeye