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エネルギー、パワー、力

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8月30日(金)

・「手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから」展、東京都現代美術館
都写美の友の会会員のため入場料が2割引きの960円。有難い。
手塚治虫と石ノ森章太郎それぞれの生原稿を並行するような感じで展示。両者の関係もさらっと触れられているだけで、両者の作品を比較して云々という切り口ではなかった。その分だけそれぞれの作品を楽しめることができた。
鉄腕アトムの原画は地上最大のロボットの巻の最後の4ページがいい。つい先日、浦沢直樹の「PLUTO」を再読したばかりなのでよけいに印象が強い。
石ノ森章太郎の作品では「佐武と市捕物控」が「サイボーグ009」よりもよかった。特に盲目の按摩・市がかっこいい。若い頃はそんなこと全然思わなかったのに。
泣かされた場面は、「火の鳥」黎明編で谷底に閉じ込められた家族の中からタケルが外に行ってみたいという。父は反対するが、老衰で体の衰弱した母が「お・・・行き・・・タ・・・ケ・・・ル・・・」という言うところ。もうひとつは「サイボーグ009」のブラック・ゴースト団と最後の戦いを終え、成層圏から002と009がいっしょに落下する場面。「ジョー! きみはどこにおちたい?」

常設展ではロイ・リキテンスタイン「ヘア・リボンの少女」、トーマス・デマンド「制御室」、ホンマタカシの東京の子供シリーズなどを見る。最後の部屋は肖像画だけ48点がびっしりすき間なく展示されていて見応えがあった。特に最初の6点がいい。有名どころでは岸田劉生、草間彌生、アンディ・ウォーホール、デビッド・ホックニー、奈良美智など。


・若山忠毅写真展「世間は美しいものであふれている」、TAP Gallery
東京郊外の住宅地を、三脚を使ってていねいに撮影。カラー。できるだけ中心にモノを置かないようにして撮っているとのこと。


・米田知子展「Rooms」、ShugoArts
ここの作品にタイトルやキャプションはない。部屋の中の壁やカーテン、窓を撮影したものだけを集めた展示。すべて正対して正面から撮られているので、部屋という空間よりも平面だけが見える。


・畠山直哉展「BLAST」、タカ・イシイギャラリー
このシリーズが初めて写真集としてまとまる。岩が砕けて膨らんでいる瞬間はエネルギーの固まりを見ているようだ。一方で、その瞬間はマンガの描写を再現(後追い)しているようで面白い。
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by pprivateeye | 2013-09-05 14:50 | Comments(0)
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写真について、極私的な、 あれやこれや


by pprivateeye
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