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ギャラリートーク 北井一夫×藤村里美

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12月1日(土)

・北井一夫写真展「神戸港湾労働者」、ギャラリー冬青
北井さんと都写美の藤村里美さんとのギャラリートークに参加。
冬青での北井さんのギャラリートークの際には、必ずWS同期の写真仲間と会う。今回も顔を合わせる。いま小島一郎にハマっているとのこと。
今回の北井さんの作品は最初の写真集『抵抗』を出した後、しばらく神戸の実家に帰っていたときに撮られたもの。最初は人を近くで撮るのは怖かったとのこと。
当時は現像やプリントは定められたルール通りやるのではなく、すべて自分流でやっていた。それが自分の中では一種、モダニズムだった。
高校生の頃から反抗的だった。毎朝ジャズ喫茶にに寄ってから登校していたのでほとんど遅刻だった。
写真をやっていくうえで影響を受けたのはジャスパー・ジョーンズ。日常のものに目を向けている。日常のものを撮っても(作っても)作品になるのだと思った。
最初は政治の渦中にいたので、これからは自分なりの目で見えるもの、もっと日常的な生活に根付いたものを撮りたくなった。それが「村へ」のシリーズになった。
政治は強い。写真でどんなに非常識なことをしても振り回されてしまう。
by pprivateeye | 2012-12-13 17:40

写真について、極私的な、 あれやこれや


by pprivateeye