「モノの見方=表現」であること
2012年 06月 23日
6月13日(水)
・「CORRESPONDENCE / LANDSCAPE 2012」part 1、工房親
田嵜裕季子、隼田大輔、川崎輝正、中西寿美江(彫刻)
隼田さんは夜の森の中を撮った「うばたま」のシリーズ。前回見たときよりも緊張感があった。
川崎さんの雪の小山を撮ったものはまったくピントだあっているところはない。青と白の二色だけで、写真である必要があるのだろうかと思った。
・川内倫子写真展「Light and Shadow」、TRAUMARIS SPACE
NADiffの3Fの喫茶スペース。
東北の震災を撮影。
写っているものと作品との関連を考えてしまう。これはポートレートも同じだな。
・川内倫子写真展「照度 あめつち 影を見る」、東京都写真美術館
友の会特別内覧会に参加。写真仲間のY縣さん、I星さんといっしょになる。
作品の解説を作者自身が行うこの内覧会は、ギャラリートークとは違って個々の作品についての話が聞け、歩きながらの話なので質問もしやすい。
川内さんは映像(ビデオ)作品にかなり力を入れているようだ。映像はこれまでの作品をスライドで見せるのではなく、写真とは別に撮影されたもの。
写真以上に自分の思っていることが表されているかな。これからも積極的に映像作品を作っていく。映像はどんどん継ぎ足していくので、これからも長くなっていく。自分が死ぬまで続けるつもり、とのこと。
写真も映像も自分でハッと思ったときに撮影しているのだが、その区別は一瞬ではなく動いているときを撮りたい場合は映像になる。それは自分の生理的なものだそうだ。