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不定形のもの

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ブリヂストン美術館で「アンフォルメとは何か? ―20世紀フランス絵画の挑戦」を観る。
アンフォルメ、informel =不定形なもの。
図録に次のように書かれている。
  ・・・それらは何れも、流動的な筆の動きによって、理性ではとらえられない意識下の心の状態
  から生み出される物質感のある表現を特色としていました。それらは、抒情的で非幾何学的で
  あるがゆえに「アンフォルメル」と呼ばれたのです。
確かに「物質感」は強かった。絵具が山のようにキャンバスに塗られている。筆のタッチという生易しいものではなく、固まりがそのまま乗っているのだ。
絵具に砂を混ぜたり、石膏で描いたり(塗ったり?)もしている。
これまで名前も聞いたことがなかったのだが、スーラージュの作品がよかった。
黒くて太い線。なぜか写真を、逆光でシャドーが真っ黒になった写真を連想した。
最後にザオ・ウーキーの作品も何点かあった。
この作家は大分前にこの美術館で展示があり、青が印象的な抽象画を描く作家だ。
今回の青(作品「07.06.85」)は津波を連想した。顰蹙を買うかもしれないが、それは美しい津波だ。
ところで今回の展示は1点を除いてすべて日本国内の美術館などが所蔵する作品だ。
海外の美術館が所蔵する作品も予定されていたのだが、震災の影響でキャンセルされたようだ。
そんな中でポンピドゥー・センターフランス国立近代美術館が1点だけ出品した。それが何点かあるうちのスーラージュの作品だった。
by pprivateeye | 2011-07-01 23:23 | Comments(0)
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写真について、極私的な、 あれやこれや


by pprivateeye
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