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手帳

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近所の古本屋で「新潮」10月号、森山大道『遠野物語』光文社文庫、野田昌宏『スペース・オペラの読み方』ハヤカワ文庫を購入。
ここにはその月の「新潮」が毎月出ている。新刊で買うのをやめてここにしようか。


キンコーズでコダックなどのフィルム現像のデータをプリントアウト。


◆塚田信之写真展「静かな雑踏Ⅱ」、ギャラリー蒼穹舎
作者の視線を強く感じる。
マットで区切られた街並はカメラのファインダーそのもののようだ。
その意味で、カメラの眼=作者の視線を強いられている感じがする。

◆笹岡啓子写真展「CAPE」、photographers' gallery
点景としての人物、広い空間など好きなイメージでマネをしたくなるのだが、彼女の作品はカラーだったと改めて気付く。
広い空間というのは大きなプリントにすることでよりその広さを感じるのだが、新しい写真集『EQUIVALENT』が小さいサイズなので、その違いを大きく感じる。

◆寺本真弓写真展「Diary 曇り、ときどき晴れ」、新宿ニコンサロン bis21
アメリカ西部をカラーで撮るとスティーブン・ショアやウィリアム・エグルストンを連想せざるを得ない。
しかし、彼らより少し柔らかい色味(淡々ではない)で、ワイド系だ。
キャプションを読むと、日本で行き詰ってアメリカへ。40日くらい滞在してやっぱり行き詰ったらしい。
そのあたりの雰囲気が出ているようだ。
先が見えない、現在しか眼に入らない、という感覚。

◆大竹雅仁写真展「群れの行方 The Shadow of New York」、新宿ニコンサロン bis21
アメリカ(シアトル)でコマーシャル関係の仕事をしていて、その後帰国。改めてNYに撮影(作品づくり)に行ったときのもの。
モノクロとカラーで、ともにデジタル。
モノクロはコントラストを強く、カラーはできるだけノーマルにプリントしたとのこと。
カラーは柔らかく、モノクロは印象的な感じだ。少しロバート・フランクを連想させる。
フレームが通常のものよりも横長なので、35mmのファーマットがより細長く見える。


フィルムが底を付きそうなのでヨドバシで補充。Tri-Xを120×20本、135×3本×4パック。


ブックファーストで『ほぼ日手帳公式ガイドブック』を立ち読み。来年の手帳はこれにしようかな。
by pprivateeye | 2010-09-29 23:55

写真について、極私的な、 あれやこれや


by pprivateeye