測光
2010年 09月 08日
フィルム現像。ブローニーを12本。
ペンタ67Ⅱ+55mmで撮ったものがあるのだが、ネガが濃いような気がする。
露出はカメラにおまかせ。
なんといっても「TTL絞り優先自動露出のAEペンタプリズムファインダ-」を搭載しているのだから。
測光方式が「6分割測光」。その説明はペンタックスのサイトではこう書かれている。
画面の6か所が受ける光の状況を適切に判断して適正露出を決める測光パターン。順光時は画面
中央部以外のシャドー部も計算に入れ、逆光時は暗い画面中央部が明るくなるよう自動補正。明
暗差の大きい被写体などでも、肉眼での視覚に近い露出値が得られます。
この「肉眼の視覚に近い」というのが曲者のような気がする。
人間の眼は露出感度が高いと言われるが、実はハイライトとシャドーを同時には見ることができない。常にどちらかしか見れないし、ハイライトを白、シャドーを黒というふうにも見れない。
しかし、フィルムにはそのどちらも同時に写ることができる。
カメラの眼と人間の眼とは違うのだから写真は面白いと思う。
と、ネガの濃い理由をカメラのせいにしてしまおう・・・