人気ブログランキング |

Private Eye

ppeye.exblog.jp ブログトップ

色の人

f0067724_20394670.jpg


◆「ウィリアム エグルストン:パリ―京都」、原美術館
展示を見てすぐに、赤色が好きな人だなと思った。
撮るのが楽しいという感じで、ラルティーグに似ているな。実家がお金持ちで、構成のうまさは天性のものだな、と連想したのだが、お金持ちはスティーブン・ショアーのほうだった。
初期の作品が7点だけあり、思った以上に色がこってりとして濃い。
案外引いた風景は少なく、被写体は大体10m以内。
ドローイングは面白くない。「闊達自在な即興的」と説明されているが、ある枠に嵌まったものがあるように思う。そのため描かれているものはそれぞれ異なるのに、パターン的なものを感じる。
「パリ―京都」とまとめる必然性はほとんど感じなかった。
今回の展示を見て、初期の作品がいかに衝撃的ですごかったかわかる。たとえば写真集の表紙にもなった三輪車の作品(今回はなし)などは、森山大道の犬と同じで唯一無二のものだ。
by pprivateeye | 2010-07-07 20:56 | Comments(0)