Private Eye

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Paint it black !

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◆春木麻衣子「possibility in portraiture」、TARO NASU Gallery
白と黒。
白は、ブロック状の階段を撮影。通る人の頭が少しだけ見えている。色があるのはその箇所だけで、画面の大半は白い。
黒は、街路を撮ったもの。左下に小さく日の当たった人の顔が見え、後ろに細長くビルがある。他は真黒だ。
もう一つの黒は、イスラム圏の建物か、日の当たっているところと影のコントラストが強い。通る人の上半身(影にかかったところ)は下半身に比べて黒くなっているので、影の箇所は徹底的に焼き込まれていることがわかる。
写真集「DAZAIFU」でもそうだったが、黒く焼き込む部分を大きくすることで、現実に隣り合う闇を見ようとしているのかもしれない。


◆隼田大輔「うばたま」、Gallery MUSEE F
夜の森の中でわずかに光りのあたってところを撮影。
前回の同タイトルの展示では闇あるいはその気配を撮ろうとしていたが、今回は闇の中のモノを撮っている。
好みからすれば、前回のほうが膨らみがあって良かったと思う。


◆石川圭花写真展「乾いた魚」、銀座ニコンサロン
わずかにある光りをすくい取るような作品。
プリントの段階から何度も見せてもらっているが、余白を大きくしたマット、間隔のある展示、徹底したフラットニングなどから、全体がすごくきれいだという印象を受けた。
オープニングパーティには約束どおりシャンパンを差し入れる。2つのワークショップのメンバーを中心に盛況だった。
オープニングの挨拶が土田ヒロミ、締めの挨拶が渡部さとる(グループ展の講評か!?)だった。
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by pprivateeye | 2010-06-09 23:23 | Comments(0)