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シカゴ、シカゴ

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作者所有の自身の写真集


ABC本店での『石元泰博――写真という思考』刊行記念のトークイベントに出席。
出演は石元泰博、内藤廣(建築家)、森山明子(著者)。
石元泰博はもともと自身の写真について語ったり文章にしたりすることの少ない人であり、今回のトークは滅多にない機会だった。
写真集『シカゴ、シカゴ』の刊行は1969年だが、それに先だって1962年に日本橋・白木屋で同題名の写真展が開催されている。そのときにディレクションしたのが現在グラフィックデザイナーの杉浦康平だったらしい。
その彼が言うには石元の写真は「端正を通り越して厳格。しかし温かみがある」というもの。
内藤も石元について端的に「写真家である」と言い、「厳格で容赦がない」とも言う。
一方で石元は、20年前の自分の写真はデザイン的すぎる。いまでも型にはまっているのでそれを崩したいと思っている、と言う。
今年89歳(1921年生まれ)にしてまだまだ前向きの姿勢に頭が下がる。
この秋、水戸芸術館で作品数500点にも上る大回顧展が開催されるらしい。
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by pprivateeye | 2010-05-29 23:37 | Comments(0)