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いくつになっても影響されやすい。

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◆「アトラス――迷宮のボルヘス」展、スペイン国営セルバンテス文化センター東京
ちょっと期待外れというか、予想とは違う展示だった。
同名の著書に掲載された写真の展示だった。
それを見るとボルヘスは目が見えなくなってからも世界各国を訪れていたようだ。日本にも来ていて、そのときは伊勢神宮に行っている。


◆Place M
展示作品に関してクレームがあったとかで、作者が作品を引き上げてしまったようだ。
そんな意味合いのペーパーが貼られていた。
ただ、ギャラリーの人とかそのことを尋ねていた人の話では、これもパフォーマンスじゃないのという感じだった。そういうことをやる作家らしい。


◆新倉孝雄写真展「DIZZY NOON」、ギャラリー蒼穹舎
1965年の厚木飛行場での航空ショーを撮ったもの。
写真集が出るのだが、この作品の意義が全然わからない。
いま60代以上の写真家が若い頃の作品を発表(?)するケースが多いが、何をいまさらという気持ちが強い。
彼らはバブル期前後にコマーシャルでおいしい思いをしてきている。その代償として写真家として油の乗っているときに自分の作品をつくっていない。
そんな彼らがいまの作品を発表するのならともかく、昔の作品を持ち出して現役の作家と競うというのはずるいというか、どうかと思う。


写真仲間が絶賛を続けているので買いました、高橋源一郎。
でも、文庫も含めてあまり簡単には見つからない状況になっている。
買ったのは『さようなら、ギャングたち』『優雅で感傷的な日本野球』『日本文学盛衰史』。
視野の片隅にはあった作家ではある。


三島由紀夫賞は東浩紀『クォンタム・ファミリーズ』に決まった。
残念、長島有理枝は獲れなかった。


同じく写真仲間がツイッターで書いていたのを読んで、現在ヘッドフォンをつけて大音響で聴いている。

ライヴ・アット・リ-ズ~25周年エディション

ザ・フー / USMジャパン

フーズ・ネクスト+7

ザ・フー / USMジャパン



彼らは中学生の頃から聴いていた。
最初に耳にしたのは「Summertime Blues」だ。迫力はあるが変なボーカルだなと思った。
その後ベスト・アルバムを買い、「Live At Leeds」を買った。
キース・ムーンはロールス・ロイスに乗ってプールに突っ込んだとか、「Who's Next」のジャケットは危ないんじゃないのとか、唯一来日しない大物グループとか、普通じゃないところが妙に気に入っていた年頃でした。
でも歌詞を見ると、See me, Feel me, Touch me, Heel me なんて甘ったるく思えたりする。
一曲だけ好きなのをとなると、「ピンボールの魔術師 Pinball Wizard」かな。
by pprivateeye | 2010-05-18 21:30

写真について、極私的な、 あれやこれや


by pprivateeye