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Kiba Stock 2018

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2018年5月4日(金)

今年も5月の連休は江東区の木場公園でKiba Stockに行く。雨と強風のために5/3(木)の分が5/5(土)に順延になっっている。

1日目。11時過ぎから16時半まで9グループの演奏を聴く。良かったバンドは、「LOSUS」ギターが速弾きでうまい。他に「BAD☆BLOOD」「SK-Ⅱ」。Kiba Stockのメインバンドのような「Eazyfly」は好きになれない。ギターはうまいが、ボーカルの女性が嫌だ。しつこいMCと聴き取りにくい発声。聴衆に拍手やスタンディング、応答を強制するようなMCにはうんざりする。他にの2グループほどあった。贔屓することになってしまうが「SK-Ⅱ」はそんなMCがなくてもステージ前に一番人が集まっていた。


このあと、小伝馬町へ。ルーニイで宮内雅之写真展「65の、ツレヅレ」、アイアイエーギャラリーで櫻井伸治写真展「海岸にあるもの」を観る。どちらも自分の撮りたいものを気負いなく撮っているので気分がいい。


5/5(土)Kiba Stock 2日目。10時から17時まで全12グループを聴く。良かったバンドは、「放牧軍団」ボーカルの女性が見た目とは違って力強い声だった。「株式会社ヨシダヲサム商会ロッケンロール事業部」「エゲツBAND」、この2グループはハチャメチャで色物みたいだがボーカルも演奏もしっかりしていた。「ZERO acoustic」Kiba Stockの中心スタッフのグループでCSN&Yなどを大人の雰囲気で聴かせてくれた。番外で、ゲスト出演の「The S Unlimited」。ベースが二日間のなかで一番しっかりしていた。それにバックボーカルの女性が広末涼子似でかわいかった。"タイムマシンにおねがい"ではメインボーカルで、途中からだけど思わず録画してしまったよ\(^o^)/






  




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# by pprivateeye | 2018-05-16 17:43 | Comments(0)

「タクシー運転手」

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2018年4月26日(木)

楽天地シネマズ錦糸町で「タクシー運転手 約束は海を越えて」(2017、韓国、137分)を観る。
監督 チャン・フン
出演 ソン・ガンホ(キム・マンソプ、ソウルのタクシー運転手)
   トーマス・クレッチマン(ピーター、ドイツ人記者)
   ユ・ヘジン(ファン・テスル、光州のタクシー運転手)
   リュ・ジュンヨル(ク・ジェシク、通訳の大学生)

1980年5月の光州事件を描く。ドイツ人ジャーナリスト、ユルゲン・ヒンツペーターを光州まで連れて行った実在のタクシー運転手、キム・サボクがモデルとなっている。
最後にピーターがキム・マンソプに名前を尋ねたとき、とっさにこの「キム・サボク」と仮名を言いその結果公安の目を逃れることができた。実は映画の中では仮名だが、現実には実際の名前だった。

護送車の間から覗く銃身を目にしたとき、軍隊という組織の本質を見たように思えた。軍隊や警察はいつでもどこでも同じということを忘れてはいけない。昨日救助した人に今日は銃を向けるかもしれない。

映画的には、大事な場面で余計な言葉がなかったことがいい。
一方、あれっ?と思ったのは、光州から脱出するとき検問でトランクの中のソウルのナンバープレートが見つかったのに不問にされたこと。このときの将校は市民に同情的だったのだろうか。







  












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# by pprivateeye | 2018-04-30 04:12 | 映画 | Comments(0)

新宿Lタワーも久しぶりだった。

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2018年4月13日(金)

◆Blake Andrews写真展「ANIMALS」、TOTEM POLE
タイトルのとおり動物がどこかに写り込んでいるモノクロスナップ。カメラ目線の金魚だったり、路上を滑空する猫だったり、ラクダのお尻だったり、どこか普通でないところが面白い。35mmフィルムのパーフォレーションまで焼き込んだプリントも荒々しさのなかに柔らかさを感じた。


◆潮田登久子写真展「本の景色 BIBLIOTHECA」第37回土門拳賞受賞作品、ニコンプラザ新宿
以前にP.G.I.で見たことがある作品。膨大な時間を経た「本」がそこにある。自己主張するわけでもなく、ただそこにある。カメラはゼンザブロニカS2だった。選考委員の一人である鬼海弘雄さんが選評で「確かな暗室技術によって白黒印画紙に定着させられた静謐なざわめき。」と述べているようにプリントが美しい。作者自身は「蔵本の美しさ、’モノ’としての佇まいに惹かれたのです。」と述べているが、その双方が相まって派手さとは無縁に自然とそこにある作品だ。


◆岩城文雄写真展「△ San-kaku」、epSITE
写真仲間の展示。最初に展示のことを知りギャラリーのサイトを覗いたらタイトル欄には「△」だけがあり、これ文字化けしているよと思った。被写体は作者の同居人だ。すぐ身近にいる人を自宅という日常の中で撮影しているだけに、普通に考えればベタな展開になってしまう。作者は構図が三角形のものが多かったのでそれを記号化したかった、みたいなことを語っていたが、それはある種作者の照れ隠しでもあるような気がした。身近な被写体だけに自分から突き放したものにしたかったのではないだろうか。選ばれたカットは笑った表情がほとんどない。やはり、写真を自分からも被写体からも切り離して、ひとつの作品にしたかったのだと思う。









  




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# by pprivateeye | 2018-04-14 01:50 | Comments(0)

都写美はずいぶん久しぶりだった。

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2018年4月11日(水)

東京都写真美術館で映画を観る。スペイン生まれでメキシコに帰化した、ルイス・ブニュエル監督特集。観たのは「皆殺しの天使」(1962、メキシコ)と「ビリディアナ」(1961、スペイン、メキシコ)。
「皆殺しの天使」はシュルリアリスム的な内容。ブルジョワジーたちの晩餐が終わり、さて帰ろうという段階になっても誰も帰らずに翌朝を迎えてしまう。前夜団らんした部屋から誰も出られないということに気付いて次第に狂的になっていく。全員がパニックになってもおかしくない状況だが、それを押し留めているのは自分たちは上流階級の人間だという矜持だった。あるきっかけでその魔法のような状況は解決されるのだが、今度は教会の中で同じ状態になってしまう。背筋が冷っとするような怖さがある。
「ビリディアナ」は主人公であるビリディアナの信仰が打ち砕かれてしまう。修道院から一時叔父の邸に帰省していた主人公はその叔父からレイプされそうになる。叔父は止まったものの、翌日自殺してしまい、修道院に帰ろうしていたビリディアナは邸に戻る。邸では浮浪者などを集めて食事や仕事、休む場所などの施しを与える。ある日、邸のメンバーが外出しているときにその浮浪者たちが乱痴気騒ぎを起こしてしまう。その途中で、レオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐」をパロディ化するのには笑えた。外出から戻ったビリディアナは今度は浮浪者の一人に襲われる。未遂とはいえ二度のレイプに会い、宗教心から行っていた施しの成果は灰燼に帰してしまい、生きる目的を失ってしまう。信仰が否定されたような内容は、スペインやイタリアで上映禁止となったのも肯ける。


◆清里フォトアートミュージアム収蔵作品展「原点を、永遠に。―2018―」前期<歴史篇>、東京都写真美術館 B1
写真史に名前を残すような作家と、清里フォトアートミュージアムがヤングポートフォリオで購入した作家たちの作品がびっしりと展示されている。どれも個性のある作品でお腹いっぱいになるのは必然。そのなかで特に面白いと思ったのは細江英公「鎌鼬」だ。同シリーズ最初の展示の作品だと思うが、銀が浮いてきて一部が反射していた。プリントも生き物だと思えた。また、アービング・ペンが撮影したマルセル・デュシャンのポートレートはプラチナ・プリントで、撮影者、被写体、撮影方法(二枚の壁に囲まれた狭い場所)、プリントとどれも興味深いものだ。


◆森まき写真展「宇宙服の中から」、アメリカ橋ギャラリー
WSの写真仲間の展示。タイトルの宇宙服は各個人がそれぞれ独立した一個の存在である、というような意味らしい。写真は作者が感じた瞬間を捉えたもので、写っているものに意味はない。ただし見る側はその写真から独自のものを読み取ってしまう。そんな作品の中では薄い長方形のものが水平にある作品と、灰色の岩のようなオブジェに見える作品がいいなと思った。







  




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# by pprivateeye | 2018-04-14 01:46 | 映画 | Comments(0)

14歳の頃




この曲はNeil Youngの3枚目のアルバム”After the Gold Rush”の1曲目'Tell Me Why'。
中学生の頃、「Guts」とか「Young Guitar」とかいう音楽雑誌があって、そのどちらか忘れたがStephen StillsとNeil Youngを比較した記事があった。内容は、Neil Youngのギターは血の滴っているような指で弦を押さえているようで断然素晴らしい、というようなものだった。それに影響されて買ったLPレコードが”After the Gold Rush”だった。裏ジャケットにはつぎはぎだらけのジーンズの尻だ。Neil Youngの特徴ある声に一瞬うっとなったかもしれないが(記憶にはない)、その後慣れてからは曲や演奏にハマっていった。

14歳のときが一番感受性が強いというのが持論で、その頃の音楽の好みは大人になってもほとんど変わらない。いままでヘビーリピートしてきたのはこんなグループだ。
  Led Zeppelin
  Deep Purple
  The Who
  Cream
  Neil Young
  Simon & Garfunkel
  The Beatles
  Emerson Lake & Palmer
  吉田拓郎

ちなみに初めて買ったLPレコードはSimon & Garfunkelの"Bridge Over Troubled Water"だった。ヒット曲「明日に架ける橋」は歌も作曲もギターもPaul Simonで、どこにArt Garfunkelがいるのだろうと思っていた。透明感のある歌声がArt Garfunkelのものだと知ったのは後のことだ。つまり「明日に架ける橋」のPaul Simonの歌は3コーラス目だけということになる。

20歳のときにこれからはジャズを聴くんだと決心して、意識して聴き始めたのがこれ。
  John Coltrane "Coltrane"
  Weather Report "Black Market"
いま考えるとこの組み合わせは変だと思う。ジャズの勉強でよく聴いていたラジオ番組が油井正一のアスペクト・イン・ジャズだ。話の内容は覚えていないがいい番組だったと思う。

大人も大分進んでからハマったのがこの二つ。現在、CDが棚にごっそり並んでおり、Youtubeからはライブを大量にダウンロードしている。
  Electric Miles Davis
  Grateful Dead
CDウォークマンで聴いていることが多かったのだが、気付いたらGrateful Deadを繰り返し聴いていた。そして米国のサイトから直接CDを購入するようになっていた。
Miles Davisは中山康樹『マイルスを聴け!』を片手にブートレグを買い集めていたが、中山さんが2015年に亡くなり、それからは新しい情報もなくCD購入も途絶えてしまった。







  






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# by pprivateeye | 2018-03-24 02:43 | Self Portrait | Comments(0)

銀座~原宿

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2018年3月13日(火)

◆泉大悟写真展「UNDERCURRENT」、銀座月光荘 画室3
ヨーロッパや東南アジアで撮影されたモノクロ作品。しかし、撮影場所がどこかということはまったく関係なく、作者の感性が捉えた景色が美しくプリントされている。穏やかで、静かな作品だ。これまで同タイトルで展示を行っているがブレのないことがすごいと思う。久しく顔を合わせることのなかった写真仲間に遭遇。彼女もまた変わっていなかった。


◆瀧本幹也展「CROSSOVER」、ラフォーレミュージアム原宿
作者のこれまでの写真制作を振り返るような展示。「GRAPHIC」「COMMERCIAL FILM」「CINEMA」「PERSONAL WORK」の4つのコーナーに分かれていた。最初の3つは仕事による撮影で、四番目が自分の作品となる。面白かったの圧倒的に四番目だ。自分の作品だから作者の世界観が出るのは当然で、地球という大きな存在を人間という立場を維持しながら表現していきたい、というようなことが感じられた。










  




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# by pprivateeye | 2018-03-17 02:17 | Comments(0)

ワークショップ2B、最後の日

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2018年3月11日(日)

この日、渡部さんが不必要なで残ったもののガレージセールが行われた。数台の引き伸ばし機などはすぐに売り切れてしまったようだ。ホントに捨てるものが有志の人たちによって整理された。自分がワークショップに通い始めたときからドアに掲示されていたカエルのイラストは、大分色褪せてきているがいままで健在だった。ビルが取り壊しになるため、「2B」という場所がなくなってしまうのは仕方がないことだろう。上記の写真は毎週末、400人前後の人が目にしてきたもの。写真は記録。記録は記憶。










  






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# by pprivateeye | 2018-03-17 01:50 | Comments(0)

中野~御茶ノ水

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2018年3月6日(火)

◆山下恒夫写真展「Fragments of Journey 1993-1997」、ギャラリー冬青
作者がヨーロッパを旅したときのモノクロの作品。キャプションがよかったので引用。
・・・パリを撮りながらパリについて何か情報を伝えようとしているわけではないし、そもそも情報という要素を無視しているような写真だった。・・・

・・・しかし旅をして現像とプリントを繰り返しているうちに写真に必要なことと不必要なことがわかりかけてきた気がする。・・・
前段の写真は白岡さんの作品について。山下さんも白岡さんも自分のモノクロ写真を判断するうえでの基準になっているような気がする。もう一度訪れて、必要なこと不必要なことについて伺ってみたいと思う。


◆岡崎正人写真展「ETUDE 北国のための習作」、gallery bauhaus
大判カメラで冬の北海道の海岸をモノクロで撮影。時間や季節の厳しさを超えて、美しい作品だ。











  






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# by pprivateeye | 2018-03-17 01:34 | Comments(0)

自分の風景、ということ

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2018年2月27日(火)

◆東京銀塩写真クラブ、銀座松屋「世界の中古カメラ市」
写真家田村彰英さんが主宰する写真クラブの展示。モノクロの作品。好きなトーンの作品が多かったが、濃厚なトーンの畑の写真が好み。
当然だがこの後、各店の中古カメラを見学する(←全然購入する気なしw)。最終日なのでどんなカメラが売れたのかわかる。中判カメラはほとんど目にしなかった。コンパクトカメラも少ない。知り合いのカメラ店の人曰く「コンタックスバブル」だそうで、コンタクスT3Blackが19万と目をむくような価格が付いていた。つまり、売れていないわけだが、それだけの値付けがされるくらいには人気があるということになる。だってハッセルの標準セットが12万くらいだからショックが大きいよ。


◆久光菜津実写真展「その森で観てきたものの全てあるいは一部」、TOTEM POLE
作者はこの3月に造形大を卒業する若い人。いろいろなフォーマットのカメラを使い、
ベタ焼きも含めたいろいろなサイズのプリントで壁から天井にまで展示している。被写体はすべて森。タイトル通りの展示だった。その中で、4×5のネガを複数枚重ねてプリントした作品が面白かった。作者自身の森になっている。


◆池上諭写真展「蜜柑が赤く熟れている時分」、epSITE
コニミノなので何度か作品を見たことがある。カラーで風景やスナップの作品で、今回は愛媛県で蜜柑の収穫を手伝っているときのもの。といっても収穫作業そのものを撮影したものではない。人物は写っておらず、日が傾いた時間に撮影したのだろうか、赤味ががっている。静かな風景で人の気配がなく、見る人によっては怖いと思うかもしれない。フィルムで撮影しスキャンしてデジタルプリントされた作品だが、
残念なのことにスキャンが甘いのか近寄って見ると全体にボンヤリとしていたところだ。ところで帰りに書店で「桜の実の熟する時」(島崎藤村)というタイトルを目にしたが関係あるのだろうか。






  





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# by pprivateeye | 2018-03-17 00:17 | Comments(0)

マリリン・モンローのニコンF

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2018年2月21日(水)

楽天地シネマズ錦糸町で「バグダッド・カフェ ニュー・ディレクターズ・カット版」を観る。<午前十時の映画祭8>
この映画を観るのは2回目だ。4年前に観た感想をここに書いているが、ブレンダの怒りや警官の知性など、笑ってしまうくらい今回観た感想も同じだった。付け加えるとすればジャスミンもブレンダも亭主がいいかげんなこと。特にブレンダの亭主サルは尻にひかれてかわいそうなくらいで、追い出されても遠くからブレンダを見ているのはイジラシイ。コーヒーに関してはアメリカン、つまり薄いコーヒーを揶揄しているようで面白い(この映画は西ドイツの制作)。映画としてはブレンダが怒りまくっている前半がいい。後半になるとちょっとハッピーエンド過ぎるなあ。サルもマジック・ショウの場の隅にいるのだが、まだ不安な表情をしていて笑える。


◆monochrome XVI 展「Landscape」、gallery E・M 西麻布
恒例のグループ展。46名もの大人数だがその中では織作峰子さんの作品が目に留まった。豪雪地帯の雪の降る日を撮影したもので、雪という天候の重苦しさを強く感じた。そんなことをギャラリーの竹内さんと話していたら、この写真展のディレクターの永嶋さんがこの作品の凄さを詳しく解説してくれた。雪の日の露出は難しい。それにこの作品のトーンはプリントも難しいとのことだった。原直久さんの8×10からの大伸ばしの作品はいつも見入ってしまう。


◆森山大道写真展「記録35+36号」、AKIO NAGASAWA Gallery Aoyama
銀座についで青山にもAKIO NAGASAWA Galleryができた。骨董通りから少し入ったビルの2F。今回の森山大道展がオープニングのようだ。森山さんが刊行を続けている「記録」からの展示。大伸ばしの作品と、16×20のフレームに入れ固めて展示の二種類。その固まりも横位置、縦位置それぞれがまとめられていて、ある意味機械的なものだった。今回はその固まりがなぜか気になって何度も見直していた。


上記の写真はニコン100周年記念の地下鉄の中吊り広告だ。この写真をSNSにアップしたら写真仲間から巻き戻しクランクが立ってるけどなぜ?と連絡があった。最初は広告の折り目の反射かと思ったのだが、ニコンのサイトを見てなるほどと思った。そこにはこう書かれている。
「マリリン・モンロー/最後のポーズ」として知られることとなったそのセッションの中で、
マリリン・モンローはバートの愛機であるニコンのカメラを横取りし、
無邪気で愛嬌たっぷりの姿も見せている。
カメラマンはバート・スターン。この一文から撮影が終わりフィルムを取り出されたカメラをモンローが持っている、と想像できる。同じようにクランクの立ったニコンFを持った別ポーズの写真が検索で見つかるので、そのまま別のカメラで撮影したようだ。

追記:別のカメラはハッセルブラッドだった。








  




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# by pprivateeye | 2018-02-26 02:37 | 映画 | Comments(0)