Private Eye

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ミーハーにはうれしい

田中長徳さんが今日5/15付けの「佃日記」に、土曜日の中藤さんの個展会場でのことをチラッと書いている。その箇所を下に引用させていただいた。

“一昨日の新宿のWINTERLICHTの個展会場で偶然居あわせたカメラ人類連中のポケットからGRDがぞろぞろと出た。
なんでも、横木アラオがGRDをモノクロで使っているので、そのデジカメウイルスがかなり蔓延しているようだ。”

今回の中藤さんの写真展は「From Bulgaria」なんだけどな~。「新宿のWINTERLICHTの個展会場」ではわからんぞ。

ところで長徳さんがしていた時計、チラッと目にしただけだが、パネライみたい。茶色の革ベルトで、たぶん「パネライ ルミノール マリーナ 44mm」かと。すごくかっこよくって、ほしくなりネットで調べたら、ちょっと高いぞ。でもワイドローライより安いか。
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# by pprivateeye | 2006-05-15 12:30 | Comments(0)

雨の中、ギャラリー巡り

ブリヂストン美術館「雪舟からポロックまで」展
最初、コローなどフランスの19世紀中ごろの油絵を見たとき、写真を見るときのような見方を自分がしているのに気が付いた。コントラストが強いなとか、ハイライトがうまく出ているなとか気にしていた。このころの画家たちは光に忠実だった。
セザンヌ「サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」は、筆のタッチ(方向)と絵の具の濃淡だけで描かれており、物の形が現れるのは筆の方向が異なるときのだけのようだ。
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ツァイト・フォトサロン「マイケル・ケンナ ー レトロスペクティブ」
プリントサイズが意外と小さい。六つ切くらいで、裁ち落としされている。中判で撮られている割にはプリントの粒子が見える。現像で頑張りましたというのもある。写真集で見るほうが数段イメージがいい。エディションは45まで。¥172,500~¥805,000。

ギャラリー山口、木村理子「水の音 みずのおと」
自宅で水槽の水を4×5で撮ったもの。タイプCプリントの大サイズ。ブックに同じシリーズの2年前の個展の作品があったが、そこに竹内万里子の「水そのものは撮れない……」という評が入れてあった。もうひとつ前の個展では水周りも含めて撮っていたそうだ。次第に純化してきて、今回の個展は水そのものが撮られている。見ていて飽きないし、何度も見ているうちに水が動き出すようだ。

ポーラミュージアム、田所恵美子・針穴写真展「静物」
8×10のコンタクトプリント。1カットの露光時間30分! やわらかな描写が野菜やくだものに合っている。パリ市内の写真よりもいい。あえてピンホール写真と言わなくてもいいと思う。写真集『針穴のパリ』購入。

富士フォトサロン東京(スペース4)、松本綾子「その線の確からしさ」
スペース4とは、通路の壁だ。風景写真の賞発表作に押し出されたみたいに見える。「輪郭=水平線」的な捉えかたで、自分の水平線シリーズに似ている。カラー写真で6×6のインクジェットプリントだが、サイズがまちまちで、いろいろなシチュエーションを撮っているので印象が散漫になる。まったく同じカットが並んでいるのはなぜだろう。

コニカミノルタプラザ、中藤毅彦「From Bulgaria」
田中長徳さん、中藤さん、2Bの二人のYさんと長い間、立ち話。ブルガリアでも中藤写真だ。キューバほどじゃないけれど、穏やかな感じがする。
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新宿野村ビル1階ギャラリー、渡部さとる×8.5photographers「旅するアジア~ミャンマー2005~」
二人のYさんといっしょに行く。広い会場に大判のインクジェットプリントは合っている。田中さんの湖の写真が他の人のミャンマーと違った色合いで、落ち着いていた。佐藤さんの銀塩モノクロプリントもそこだけ雰囲気が違い、存在感がある。光りのないところのトーンの出方がいい。
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# by pprivateeye | 2006-05-13 19:37 | Comments(3)

写真 いま、ここに

タイトルは、今日買った「写真年鑑2006」という日本カメラのMOOK本の副題からいただいた。
この本は2004年12月から2005年12月までの写真を俯瞰したもの。写真展、写真集、写真賞などがその中心となる。カメラのことは出てこない。資料としてもいいが、写真家・石元泰博へのロングインタビューが25ページもあって読みでがある。そういえばまだ写真集『刻』を買ってなかったなぁ。
また、代表的な写真展や写真集について、短いが批評があり、自分の印象と比べたりすると面白い。

もう一冊、遅まきながら枻文庫の「ローライフレックスの時間」を買いました。先に出た「ハッセルブラッドの時間」は良かったので、それに比べると多少物足りないところがあったので買うのをためらっていたのだが、やっぱり趣味のカメラはローライフレックスということで、ようやくこの本も買いました。
でも、最近、ローライ使ってないので、お散歩写真でも撮らなくては。
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# by pprivateeye | 2006-05-12 21:11 | Comments(0)

横木さんのブログ

そんなに熱烈なファンではないけれど、写真家・横木安良夫さんのブログに大いに共感することが書かれている。5/9の記事に、“写真は「撮るもの!」「見るもの!」 買って「所有する」もんじゃない!”と題して書かれていることがそれである。
共感した箇所を引用してみると、たとえば次のようなことだ。

たいてい写真家は、多くの作品を撮ることによって、それをまとめ、写真集や写真展、雑誌への発表などで、「傑作の一枚」ではなく、自分の「世界観」を作り上げる。
なぜ世界観が必要かいうと、写真を見る側は、自分の経験でしか、その写真を見ることができないからだ。
写真に限らず、多くの芸術は、見る側に、見るため、聞くため、味わうための、訓練(受け入れる用意・・・知識のようなもの)を本当は要求する。
そうでなければ、どうこの作品を見て欲しいのか、伝える必要がある。それがコンセプトだ。

このブログを始めたそもそもの理由は、写真についての自分の考えを言語化するということにある。
ひとつには、横木さんが「どうこの作品を見て欲しいのか、伝える必要がある。」というように、そのための訓練という意味合いがあった。もうひとつは、言語化するというアウトプットを行うことにより、新たなインプットが可能になることを期待するということである。
いずれにせよ、「自分の写真を見て見て、ね、わかるでしょ」、あるいは「ね、これどう、いいでしょ」という状況は避けたかった。
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# by pprivateeye | 2006-05-09 22:13 | Comments(0)

カラーボックス

2Bのように写真集を整理しようとカラーボックスを買ってきた。
2個でちょうど手持ちの写真集が収まった。本の山を探せばあと数冊出てくると思うが、とりあえずすっきりした。今までは横積みのままで、「バライタのプレス用」状態だったので、これで見たい写真集がすぐに見れるようになったのは結構なことだ。
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# by pprivateeye | 2006-05-06 21:59 | Comments(0)

大野葉子写真展「トン族~Dong Village~」

銀座にある富士フォトサロン東京へ見に行った。ちょうど師匠といっしょになる。

モノクロ写真、グレーのフレームに貼られたプリント、そしてトン族の生活。全体が落ち着いた印象だ。それは柔らかく写るフジノンレンズだからかもしれない。

中国の南西部には、小麦農業の北の国家が南の稲作国家を滅ぼしたときの末裔といわれる少数民族が多数いる。なかには棚田を山の上まで作っている民族もある。
トン族も同じように水田をつくっており、日本の昔を思わせる暮らしをしている。中国らしい(?)のは祭りに爆竹を使うことで、枯葉かと思っていたのが大量の爆竹の紙だったり、霧かと見えたのが爆竹の煙だと教えられ、びっくりした。

犬が店先を横切る写真、祭りのために着飾った6人家族の写真が好きだ。
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# by pprivateeye | 2006-05-06 01:07 | Comments(0)

蛇を見た。

目黒にある自然教育園で引き続き葉っぱを撮る。この季節は緑が瑞々しく、草や葉の姿勢がしっかりしているので、ファインダーを覗いたとき楽しい。

ここの池には鯉はおらず、亀が多い。橋の上を人が通ると鯉ではなく亀が寄ってくる。さすがに手を叩いてもダメだが。亀や鯉は撮らないが橋の上から覗いていて視線を外すとき、木の枝に茶色い塊りが眼に入った。うん?とよく見たら、鱗らしきものがあるのがわかった。何年かぶりで見る蛇だ。シマヘビのようだが、胴体の太さからしてかなり大きいようだ。まったく動いていないところから、気温が低く活動できないのだろうと思う。その後もほとんど姿勢は変わっていなかった。

蛇を見て最初に頭に浮かんだのがなぜか安部公房だった。高校の国語の教科書に彼の蛇についてのエッセイがあり、それを思い出した。そのエッセイは、人は蛇を見るとなぜドキッとするのだろうか、というようなことが書かれていた。彼がどう結論付けたかは忘れたが、蛇を見て久しく読んでいない小説家の名前が出てくるのはなぜだ。
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# by pprivateeye | 2006-05-05 06:06 | Comments(0)

大判撮影実習

快晴の憲法記念日、新宿中央公園で大判撮影実習を受ける。
久しぶりに大判を使うので各部の操作の仕方を思い出すのに手間取ったりしたが、天気も良くって楽しい気分になった。
道路を跨ぐ公園の通路上は都庁の建物も見えて、大判でのアオリ操作の確認にグッドポジション。ここで逆アオリなどして本城直季ごっこなんぞをする。
場所を移して、木陰で大判のポートレート実習(自習?)。モデルはもちろん新しいアシスタントのFさん。
自分が初めて使ったニコンの120mmは8×10にも使えるレンズらしく、オーバースペックだったようだ。
大判撮影は写真を撮っている! という気分にさせてくれて、荷物が少々重くても楽しい。でも、現像代がかかるし、ベタを見てあれっこんなんだっけ、というように「オレって天才」度は確実に低下していく。
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# by pprivateeye | 2006-05-03 21:35 | Comments(2)

マーク・櫻田写真展「柏崎物語」を見る。

四谷三丁目にあるギャラリー・ニエプスで、今日から5/7(日)までマーク・櫻田写真展「柏崎物語」が開催されている。
写真は海辺や街路など風景を写したもので、黒(シャドー)がよく締まった、きれいなモノクロプリントだ。
しかし、あえてカメラを傾けて撮ったり、黒く焼きこんだり、作者の複雑な気持ちが表れているようだ。新潟県柏崎は作者の故郷だそうだが、キャプションを読んでも単純に懐かしい場所ではないようなことが書かれている。
そんな作者の思いとは別のところで見る側は目の前の写真を見てしまう。どれもていねいにプリントされているが、海の家から海水浴客が引き上げてくるところを撮った写真と、油屋商店の屋号が書かれた古い店の写真が印象に残った。
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# by pprivateeye | 2006-05-03 00:33 | Comments(0)

準備万端

5/3の大判撮影実習の準備をする。
レンズはヤフオクで買ってから一度も使ったことのない120mmにする。
フォルダーにフィルムを入れるのは久しぶりなので、「大判写真入門」で改めて確認する。とりあえずフォルダー6枚12カット分を用意した。
ルーペ、冠布、レリーズ、露出計をバッグに入れて準備完了。
おっと、三脚を忘れていた。いつも裸で持ち歩くので、足が開かないように縛る。
これで、OK。わくわくするぞ。こんな機会を設けてくれた師匠に感謝しなくっちゃ。
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# by pprivateeye | 2006-05-01 20:07 | Comments(0)
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写真について、極私的な、 あれやこれや


by pprivateeye
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