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何度も見てしまう写真

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2016年6月24日(金)
・横内香子・丸山杏子 二人展「Duet」、ギャラリー・ニエプス
・石原美千夫写真展「休み」、ルーニイ
・広瀬耕平写真展「欲視録」、TOTEM POLE
・馬場麿貴写真展「We are here」、Place M
・西村勇人写真展「Passage」、RED Photo Gallery
・堀川仁写真展「道草を食う」、蒼穹舎

2016年6月25日(土)
・藤岡亜弥写真展「川はゆく 広島」
・牟田義仁写真展「事物の事日記」、サードディストリクトギャラリー
・楢橋朝子写真展「近づいては遠ざかる 1985/2015 <ベトナムの場合>」、photographers' gallery


このなかで、ちょっと変わった写真は広瀬さんと馬場さんの作品。石原さんと西村さんの写真からはそこはかとないユーモアを感じた。
この10人で合わせて200~300点くらいの作品数だろうか。テーマとか意味するものとかいった諸々のこととは一切関係なく、何度も見てしまったのは丸山さんの作品で農家のおばちゃん二人が休んでいる写真だった。




  
  
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by pprivateeye | 2016-06-30 01:33 | Comments(0)

ツールとアルル

(FBから加筆訂正して再掲)

ツール・ド・フランスは7/2(土)に開幕する。
アルルの写真フェスティバルも同じ時期に開催されるので少し調べてみたら、第10~12ステージが南仏を舞台としている。そのなかで第12ステージはアルルの北15kmほどのところにあるボーケールという街を通過するが、残念なことに写真フェスティバルは7/10までで、第12ステージは7/14だ。

ところで7/14といえばフランス革命記念日。で、この日の第12ステージはモン・ヴァントゥを登る。ピノー、バルデ、バルギル、アラフィリップ(出場するかな?)ら、フランス人選手が燃えるであろうことは想像に難くない。

そして今年からランプレ・メリダに移籍した新城幸也選手は、ツールのメンバーに選ばれたことが発表された。良かったね。

下の地図はJ Sportsに出ているコースプロファイルの地名をグーグルマップで拾って描き込んだもの。実際には結構細い道を走ることもあるのでこのとおりかどうかは不明。でも作業は楽しかった。
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こんな山を自転車で登るんだよ。
Mont Ventoux 1912m
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登頂ルート、左からもあり得るかな。





  
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by pprivateeye | 2016-06-24 02:05 | Comments(0)

残り3分だった。

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(FBから再掲)


No power, no power !
 
 
スカパー・オンデマンドでル・マン24時間レースを見る。
なんという結末。
結果を知って見ているだけに、時間が迫るとドキドキした。

トヨタ、残念。あと1周でストップとは。






 
   
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by pprivateeye | 2016-06-22 11:30 | Comments(0)

AXISビル

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2016年6月11日(土)

・奈良原一高写真展「消滅した時間 第一部 近くて遥かな旅」、FUJIFILM SQUARE
軍艦島や王国など有名な代表作が並んでいる。ゴミバケツが2缶、宙に浮いているように見える作品は初めてかな。全体にトーンが同じで、デジタル出力だろうか。

・「AXIS PHOTO MARCHE」、AXIS GALLERY
前回よりもコマーシャルギャラリーが減って、ニエプスやルーニイなど普段ギャラリー巡りをしているところが目についた。写真家の村越としやさんが個人でブースを出していた。ゼラチン・シルバー・セッションのブースでは担当の方に昨年のことで毒づいてしまった。申し訳ない。一番いいな(欲しいな)と思った作品はジョニ・ミッチェルのポートレートだ。

・「荒木経惟:センチメンタルな旅 -The Complete Contact Sheets」、IMA GALLERY
べた焼きを拡大しての展示だが、一列が5コマだった。フィルムはTri-X。荒木さんは同じカットで何回もシャッターを切る人だなと思った。しかし、陽子さんが舟の中で寝転んでいる有名なカットは2回しかシャッターを切っていない。
同時に荒木さんの書籍や写真集が展示・販売されているが、そこにもリストにも『イコンタ物語』はなかった。90年代以前の本はかなり抜けているような気がする。

・荒木経惟展「写狂老人A 76齢」、タカ・イシイギャラリーP/F
六つ切りRCのモノクロが500枚くらいと、以前から荒木さんのモデルを務めている着物姿の女性のカラー作品の展示。写狂老人という言葉は北斎の画狂人からとっているが、モノクロの展示を見てすっかり毒が抜けているというか、すっきりした写真だなという印象。これでは北斎の生臭さに負けているぞ、と思った。




  

  
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by pprivateeye | 2016-06-14 02:16 | Comments(0)

ヨーロッパの階層社会

 

街場の文体論

内田樹 / ミシマ社



内田樹『街場の文体論』が文庫になったのを見て、積読状態のままだったのであわてて読んでいる。まだ途中だが面白い。特に、エクリチュールと階層社会との関係の箇所が興味深い。
Twitterにいくつか引用したがせっかくなのでここに残しておこう。

だから、平気で「知らない」という言葉を口に出せる。音楽でも美術でも、作者の名前もその歴史的位置づけも流派も市場価格も知らないままに、平然と「あ、僕これ好き」とか「これ居間に飾りたいなあ」というような屈託のない感想を口に出せるのは生まれつきの文化貴族だけです。

前にそのワインを飲んだときのグラスの触覚とか、食卓での話題とか、部屋に吹き込んだ風の匂いとかをぼんやり思い出すだけで、そのワインの市場価格を言い当てたり、その卓越性について説き聞かせる必要なんか感じない。

先祖伝来の家庭のように文化資本を豊かに享受している文化貴族の「ノンシャランス(お気楽さ)」だけは禁欲的に教養を身につけた人はけっして真似することができません。

(学習努力によって文化資本を獲得した人たちには)教養とは、結局のところ文化に対する関係に他ならないということ、「すべてを忘れた後にさらに残るもの」だということが理解できない。

言語はもっともわかりやすい教養です。どんな言葉づかいをするか、どんな表情をするか、何に価値があると思っているか、どういうものを美しいと感じているのか、そういうことは、口を開いてひとことしゃべったとたんに全部わかってしまう。言葉は端的に所属階層を表してしまう。だから『マイ・フェア・レディ』のような物語が成立するわけです。


これらの箇所が気になったことと、小説ではプルースト『失われた時を求めて』が、映画ではヴィスコンティ「山猫」がそれぞれ好きなこととは大いに関係がありそうだ。
それは憧れか。その裏返しにあるのは日本ものへの苦手意識かな。


  

   
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by pprivateeye | 2016-06-11 04:22 | Comments(0)

いろんな意味を込めて、長い時間

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2016年6月7日(火)

・「椿会展 2016 初心」、資生堂ギャラリー
写真は畠山直哉さんだけ。昨年9月から今年2月までメキシコに滞在しており、そのとき撮影されたメキシコ・シティの風景。同じ高さの似たような四角い建物が山肌にへばり付くようにして広がっている。モンドリアンの「コンポジション」か、Legoのブロックを連想してしまった。

・「美を掬う人 福原信三・路草」、資生堂銀座ビル
二人の作品の違いを見せるような解説がなされていたが、セレクトはあえてその違いを際立たせようというものでもないような気がした。信三は全体の雰囲気のようなものを表そうとし、路草は対象をしっかりと捉えようとしている、というのが一般的な評価だと思われる。今回の展示ではそのいわゆる路草らしい、自分の好きな作品が少なかったような気がする。たとえばトタン屋根を撮ったものはなかった。

・北桂樹写真展「Mani 北欧神話の月の神」、ハッセルブラッド ストア 東京
ギャラリー冬青で見逃した作品を見ることができた。街灯を真下から見上げて撮っただけの写真だが、そのきっかけは3.14による計画停電で、作品それぞれに作者の家族や知人の名前が付けられており、さらに月の神を重ね合わせることで特別なものとなっている。レンズはDistagon50mm。
会場はハッセルのストア内であり、当然ハッセルブラッドの最新機が並んでいる。デジタルバックはぜひ欲しいと思うもののキャンペーン価格でも998,000円と、手が届くようなものではない。ハッセルブラッドというカメラを初めて知ったときVシリーズのセット(たぶん500C+80mm)が100万円くらいだった。実際に手に入れたときはその1/3になっていたが、これは為替が円高になったためだ。なぜかハッセルは100万円というのがひとつのハードルのようだ(>_<)

・安達ロベルト写真展「断片化の前に」、ギャラリー冬青
写真は、天気がよくなかったり夕方だったりとあまり光りのないときに撮られている。普通の都会や海の風景だ。それがタイトルとどうつながるのかわからなかったが、キャプションを読むことで自分なりに納得のいくものになった。作者はその土地の成り立ちに思いを馳せながら現在という一瞬を撮ろうとしているように思えた。長い時間の流れのなかの一瞬=断片ということだろう。と、ここまで書いて、では「前に」というのはどういう意味だろうかと思った。時間的なものなのか、距離的なものか。





   


   
  
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by pprivateeye | 2016-06-09 17:15 | Comments(0)

近美は好きな美術館のひとつだ。

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2016年6月5日(日)

・「MOMATコレクション展」、東京国立近代美術館
毎月第一日曜日は所蔵品展については無料で見られるようだ。
3Fの写真コーナーは窓がテーマで有名どころの作品がそれぞれ1~2点展示されているが、白岡さんだけ5点でひとつの壁にまとめられていた。3月になくなった白岡さんへの弔意だろうか。作者の略歴に「1944-2016」と生没年があるのが悲しい。作品はどれもあまり見たことのないものだった。初めてかもしれない。左から二番目の半開きの窓が好み。
所蔵品展は4~2Fまであり、全部観るとお腹一杯になる。


・須田一政写真展「SUDDENLY」、Place M
病床でセレクトした写真集からの展示。遺言の一種だろうか。


・笹岡啓子写真展「SHORELINE」、photograpers' gallery
大井川と遠州灘。大井川はフォッサマグナの上を流れており、遠州灘に臨む海岸には浜岡原発がある。もう一部屋の作品は福島の被災地、相馬郡飯舘村の除染土の袋が撮られている。





  


 
  
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by pprivateeye | 2016-06-07 22:15 | Comments(0)

題字はなぎら健壱さん

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2016年6月3日(金)

・「街の記憶・建物の記憶」飯田鉄、なぎら健壱、中藤毅彦、森田剛、石川栄二、檜画廊
ノスタルジーだけどノスタルジーを目指しているのではない。たぶん、一番最近撮られたのは石川さんの作品だと思うが、一番時代を感じさせる。中藤さんがキャプションに、以前に撮ったネガから選んで・・・といったことを書いているのを読んで、あっこれが写真なんだな、いつでもなんでも撮らなくてはいけないんだなと思った。

・HyLo Ise写真展「繋がる 祓川の神舞」、72Gallery
舞踏とか演劇がわからない(感じない)ので神舞といわれても、というのが正直な感想。真剣の刃を素手で掴んでいるのは、見る側からするとリアリティに反する。

・小林紀晴写真展「伝来/消滅」、銀座ニコンサロン
タイトルに違和感がある。「伝来」というのは日本の立場からの、日本に物事が伝わってくる際の見方ではないのか。写真に日本で撮られたものはなかった。9.11で受けた衝撃もうまく昇華されているようには思えなかった。

・中島秀雄写真展「Ghost Town Bodie 欲望の痕跡」、gallery E・M 西麻布
ボーディはカリフォルニアでゴールドラッシュが起こったときの町。1940年代にはゴーストタウンとなり、現在は公園の中に保存されている。4×5できっちりと撮影されているが、それが逆に被写体を博物館の標本のように感じさせてしまっている。

・北井一夫写真展「流れ雲旅」、ビリケンギャラリー
同題の写真集の原稿のプリントを展示。つまり一点もの。70年頃、アサヒグラフの企画でつげ義春さんらと旅をしたときのもので、子供が小さく写っている、ハイコントラストなど北井節満載。「村へ」ののんびりバージョンといった印象だった。




  

  
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by pprivateeye | 2016-06-06 16:57 | Comments(0)

5月をまとめて

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すっかりブログを書くのをサボってしまった(^_^;)
で、5月に観た写真展や映画、読んだ本をまとめてみました。

<写真展>
達川清「Shot Shot」、gallery E・M 西麻布
ノンライツRF友の会「吾唯知足」、JCII CLUB 25
おおつきさちこ「On y va!」、蒼穹舎
北島敬三「UNTITELED RECORDS vol.8」、photographers' gallery
苅込佑「母校が亡くなる美しい村」、コニカミノルタプラザ・ギャラリーA
井津建郎「ブータン 内なる聖地」、コニカミノルタプラザ・ギャラリーB、C
柴田敏雄「Bridge」、キヤノンギャラリーS 品川
中馬聰「映画館」、近美フィルムセンター
「表現する女たち―6人の眼差し―」オノデラユキ、浦上有紀、石内都、杉浦郁惠、鯉江真紀子、蔵真墨、
  ZEIT-FOTO SALON
高橋智史「Borei Keila―土地奪われし女性たちの闘い―」、新宿ニコンサロン juna21
森田晃博「Its'」、新宿ニコンサロン juna21
横山佳美「PRAHA モノローグ」、gallery bauhaus
福山えみ「岸を見ていた」、POETIC SCAPE
劉振祥「The social scene in Taiwan」、ギャラリー冬青
Workshop 2B グループ展 49、50期「Renew」、ギャラリーくぼた別館
東松照明「光源の島」、新宿ニコンサロン

<映画>
「暗殺の森」、早稲田松竹
「ラスト・エンペラー」、早稲田松竹
「007/カジノロワイヤル」(2006)、CATV
「007/慰めの報酬」、CATV
「007/スカイフォール」、CATV
「GODZILLA」(1998)、CATV
「GODZILLA」(2014)、CATV
「テルマエ・ロマエ」、CATV
「冬冬の夏休み」、ユーロスペース
「恋恋風塵」、ユーロスペース

<読んだ本>
「四元康祐詩集」、思潮社
「グッドラック 戦闘妖精・雪風」神林長平、ハヤカワ文庫JA
「私・今・そして神」永井均、講談社新書
「ランボー『地獄の季節』 詩人になりたいあなたへ」野村喜和夫、みすず書房
「アンブロークン アロー 戦闘妖精・雪風」神林長平、ハヤカワ文庫JA


このなかでは、写真展では中馬聰「映画館」がよかった。映画は「ラスト・エンペラー」がいろいろなことが想像できて初めて観たときよりもいいと思った。本は「四元康祐詩集」。詩集で最初から最後まできちんと読んだ数少ない一冊となった。




  
   
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by pprivateeye | 2016-06-01 23:11 | Comments(0)
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写真について、極私的な、 あれやこれや


by pprivateeye
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