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映画は繰り返し観ると面白い。

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2016年5月2日(月)

早稲田松竹で「暗殺の森」「ラストエンペラー」を観る。ベルナルド・ベルトルッチ監督特集。
15:05からの上映を観たのだが、映画館に着いたときは只今立ち見の張り紙が出ていてありゃりゃと思ったが、二本が終わった後なので無事座ることができた。席はE-12。最近は右側の通路横に座ることが多い。

「暗殺の森」は、ファシストに転向した男性が暗殺の仕事を受けるものの実行できず、戦後はファシストだった人を糾弾するという内容だ。主人公の男性はクールでもの静かに描かれているが、大勢に従うだけで優柔不断の男に過ぎなかった。最後、友人だった盲目の男性をファシストだと大声をあげて指摘する場面では、その盲目の男性がかわいそうになってくる。

「ラストエンペラー」は随分以前にロードショーで観たが、満州国最後の皇帝の話という印象しかなかった。今回観たら、最初より良かった。溥儀の一生を批判を加えることなく描かれている。本人の意思も無視できないが、それ以上に時代の流れが大きかったと言える。最後に、年老いた溥儀が紫禁城の玉座に近づこうとして管理人の息子に止められるシーンがある。溥儀が子供の頃玉座に隠したコオロギを入れた筒を少年に渡し、少年が顔をあげたときには溥儀は消えている。それは、彼の一生がある意味ではファンタジーだったと思えるようでいい。溥儀の波乱の一生を監督も肯定しているようで、このシーンで初めて溥儀が笑顔を見せている。







   
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by pprivateeye | 2016-05-06 10:38 | 映画 | Comments(0)

品川→渋谷→御茶ノ水

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2016年4月30日(土)

品川のキヤノンギャラリーSへ柴田敏雄展を見に行くが休館日だった。なんてこった! 同じように入口まで来て引き返していく人たちが数名w

渋谷へ移動して、ヒカリエの8/ART GALLERY/Tomio Koyama Galleryでクー・ボンチャン「白磁」を見る。大判カメラで撮影しながらピントはほんのわずかのところしか合っておらず、そのボンヤリした視線が不思議な感覚になる。以前に青山ブックセンター本店で見た作品と同じようだが、今回はそのときほどの感銘は受けなかった。こちらがスレてきたのだろうか。

この後は御茶ノ水へ。ワテラス前の広場を中心にJazz AUDITORIAが開催されていて、本日が最終日。そのトリの山中千尋トリオを立ち見で聴く。山中千尋を生で聴くのはデビューした頃、銀座のヤマハ楽器店でミニソロライブをやったとき以来だ。CDもそのときに出た澤野工房の2枚しか持っていない。熱心なファンではないということ。ちょうどピアノ演奏を真後ろから見る位置だったので、演奏中の姿勢が面白かった。足をフラフラさせたり、低音部や高音部に移るときには弾きながら座り直したりしていた。
後でFBを見たら写真仲間が同じように立ち見で聴いていたらしい。





  

  
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by pprivateeye | 2016-05-04 19:24 | Comments(0)

土門拳賞と木村伊兵衛賞

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2016年4月27日(水)

・「DAIDO MORIYAMA SCANDALOUS」、AKIO NAGASAWA Gallery
作品は、事故現場の写真を複写したものなどで、かなり以前に発表されている。カンバス地にシルクスクリーンでプリント、オイルの匂いが心地良い。他にポスター風にテープで留めたものや、同じカットを複数展示。SCANDALOUSの文字など三つほどネオンをこの展示のために作製。強いコントラストとやや暗めの照明なども含めて全体にいい展示だ。

・山内道雄写真展「DHAKA」、第35回土門拳賞受賞作品展、銀座ニコンサロン
カラーとモノクロ。カラーはネガの汚れがそのままのものもあってそれらはよかったが、全体として貧しさや下層階級といったバイアスのかかったイメージが多かった。トウガラシの写真は天地が逆に展示されていた。天地は写真集で確認。

・吉川恭平写真展「牛深」、FOTO PREMIO、コニカミノルタプラザ・ギャラリーA
モノクロ。牛深は熊本県天草市の南西端の港町。全体に印象の薄いイメージ、プリントだった。

・林田真季写真展「JAPAN-GO-ROUND」、FOTO PREMIO、コニカミノルタプラザ・ギャラリーB
カラー。タイトルの割には少し平凡な印象。なぜこの風景なのかわかりにくかった。

・新井卓(たかし)写真展「MOUMENTS」、第41回木村伊兵衛写真賞受賞作品展、コニカミノルタプラザ・ギャラリーC
ダゲレオタイプ(銀版写真)は、銀の蒸気をガラス乾版にあてて感材を作製するので、どんなフォーマットでも可能。ただ、傷がつきやすく取扱いに注意が必要。多数を組み合わせた作品は6×6(ハッセル)で、あと4×5は単体作品。複数のスクエアをつなぎ合わせた作品にはホックニーのポラロイドがあるが、それよりも不穏な雰囲気が漂っている。福島第一原発や第五福竜丸など核に関連した被写体で、写真自体が全体に暗いからだろうか。好みの作品は第五福竜丸。ところで露光時間はどういうふうにして決めるのだろうか。銀の良の具合で長かったり短かったりするのかな。




   
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by pprivateeye | 2016-05-03 02:43 | Comments(0)