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SFの時間

FBに書いた記事だが流してしまうのはおしいので再掲。

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SFは大好きだが、常々疑問に思っていることがある。
それは時間の単位だ。
簡単に「1日」とか「1年」とか書かれるが、何を基準にしているのか。
太陽系近傍ならわかる。1年とは地球が太陽を一周する時間だ(もっともこれも厳密に言うとあやしいのだが。公転周期や自転周期が、太陽が膨張し始めるころまで変わらないと考えるほうがおかしい)
で、太陽系から遠く離れ、さらには銀河系も飛び出したとき、「1年」はやはり地球にいたときと同じなのか?
また、移住することができた惑星の公転周期や自転周期が地球と異なるというのは大いにあり得ることだ。
なのに簡単に、200年が経過したとか、1世紀後には、と書かれるとその時間の経過はどれほどのものかわからなくなってくる。

こんなことが面白いと思ってくれる人にお勧めのSF。

竜の卵 (ハヤカワ文庫 SF 468)

ロバート L.フォワード / 早川書房


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SFが読みたい! 2015年版

早川書房


で、今年も購入しました。一応、毎年買っていて全部残っていると思うのだが、積読状態の本の山の中に隠れて確認はできない。
今年から「SFマガジン」「ミステリ・マガジン」とも隔月刊になってしまった。前者が偶数月、後者が奇数月となる。ともに老舗の雑誌だけにいつまでも続けていってほしい。
ところで「SFマガジン」700号(2014年7月号)は躊躇しているうちに買いそびれてしまったのが悔やまれる(>_<)
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by pprivateeye | 2015-02-18 16:11 | Comments(0)

写真家・畠山直哉を観る。

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2月15日(日)

アーツ千代田3331で「未来をなぞる 写真家・畠山直哉」完成披露上映&トークショーに参加。この映画は東日本大震災後も地元を中心に撮影を続けている畠山さんを追ったものだ。アーツ千代田3331で開催される第二回 3.11 映画祭のプレイベントとして行われた。

畠山さんはこれまで写真には考えや思いは写らないと発言してきた。この映画の中でも同様のことを述べている。しかし続けて、撮った人の考えの方向のようなものが見えるような気がする。見る人もその同じ方向を見てくれたらうれしい、みたいなことも述べている。
少なくとも震災前までは、絶対に考えや思いは写真に写らない、そういうことを言う人は幻でも見ているのかそれともおかしいのか、くらいの発言をしていた。青山ブックセンターで行われた写真集『気仙川』刊行に合わせたトークショーでも同様のことを言っていたが、「しかし」という感じを受けた。特にその後に何か言葉を発したわけではないのだが。
そして今回の映画では上に書いたようなことを話している。その考え方は以前から持っていたが決して言わなかっただけなのか、それとも震災後に考え方が変わってきたのか、その辺りが一番興味深い。

現在も月に一度くらいの割合で震災後を撮影しているとのことだが、作品という感覚はないようだ。映画の中では役所の人から畠山さん自身は当事者ではないと言われていたが、自分から見れば当事者以外の何者でもない。現在進行形で震災を受け止めている畠山さんに今後どのような作品が生まれるのか関心がある。

冒頭のインタビューの場面も重い。地震の報を受けて実家にバイクで向かおうと準備している畠山さんをノルウェーのTV局が偶然取材したものだ。その時点では被害の状況もわかっておらず、畠山さんも6~7時間で着けるのではと話していたが、実際には4日もかかっている。

事務所兼暗室の場面も多くなかなか面白かった。暖房がないためか着膨れした格好で、コダックのロゴ入りのエプロンをつけて暗室作業をしていた。ベタ焼きはきれいにファイリングされており、分厚いノートに作業メモを記入していた。ベタが見える範囲では、撮影は1枚だけで、何回もシャッターを切ることはないようだ。カラーフィルターで何度もワークプリントの色のチェック。プリントの表側の下部には露光データが記入されていた。事務所の白い壁はワークプリントをテープで留めて一覧する場所でもあるようだ。

映画は7月にイメージフォーラムで一般上映の予定。
監督の名前が畠山容平と同姓だが特に縁故というわけでもなく、監督のお父さんが陸前高田市の隣の出身で畠山という姓が多いとのこと。話を聞いていて、師匠を追いかけるY澤さんと同じだなw、という印象を受けた。
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by pprivateeye | 2015-02-17 19:12 | 映画 | Comments(0)

グループ展は個性の違いが面白い。

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2月14日(土)

・「第12回 THE DARKROOM 会員展」第一期、GALLERY COSMOS
グループ展なので多くても一人4~5枚程度だが、それでもまとめるというのは難しいものだと思った。特にポートレートは人物も撮影状況も異なるので、それらを均一の調子に仕上げるのはかなりの経験が必要になってくるのだろう。また、ピントの位置とか、タイトルと写真の関係とか、ひとつの世界を構成するのはいろんな要素が絡んでくるのだと実感。


・佐久間里美展[○△□]、POETIC SCAPE
これは前回見た「In a Landscape」よりも前のシリーズだろうか。前回はまるで多重露光のように予想外のイメージが捉えられていたが、このシリーズはタイトルにもあるように風景の中から○や△など形を抽出している。どちらにも共通するのは色で、明るいイメージを求めているようだ。好みからするとこの形のシリーズのほうが緊張感が感じられていい。


・「monochrome Ⅹ My Best One...(私の一枚)」。gallery E&M 西麻布
谷さんの東京タワーのシリーズでは一番好きなイメージが展示されていた。稲垣さんは以前の個展のときよりも一皮むけたいい感じの作品だ。ウォームトーンの印画紙を使ったものが多いなかで舞山さんのプリントは白と黒が鮮やかで他とはまったく異なっていた。41人の展示のなかで一番いいなと思ったのは原さんのパリだ。8×10で撮られた工事現場は、ギャラリーの竹内さんも言っていたようにトリミングするところがない。隅々までいろんなものが写っており、細かな部分まで読み取れ、見飽きることがなかった。
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by pprivateeye | 2015-02-16 17:37 | Comments(0)

映画の沼に引きずり込まれています。

いま金井美恵子『愉しみはTVの彼方に』と題した映画評論を集めた本を読んでいる。発行は1994年で約20年前の文章だ。ロードショーで上映された映画について触れているのではなく、主に映画史に残るような作品について独特の長い、文章教室的には一つの文をもっと短くまとめましょうと言われるような、しかし流し読みを許さないような言い回しで感想を述べている。最初はそれが抵抗になるのだが読み進めるうちに、乾いた粘っこさとでもいうようなものが楽しくなってくる。ちょっとプルーストに似ている。

ところで次の文章はジャン・ヴィゴ監督『アタランタ号』について書かれたものからの引用だが、その感想というか金井さんの観方が表れた箇所にアンダーラインを引いてみた。長い比喩と言ってもよさそうもので、これがそのまま映画の印象・評価になっている。こんな文章表現ができたらと思う。
ちなみに『ポンヌフの恋人』や『タイタニック』で使われた、舳先で両手を広げるシーンはこの映画が大元らしいと何かで読んだが、肝心の『アタランタ号』を観ていないので何とも言えない。ぜひ観てみたい映画のひとつだ。

・・・・・・教会での式をおえた花婿と花嫁が村の通りを二列に並んだ親族たちの行列と共にアタランタ号がもやっている河岸まで歩く比較的長いシーンがある。ウェディング・ケーキの上に飾られた紙とレースでこしらえた花婿と花嫁のように、ぎこちなく歩く二人の後から続く黒い衣装で盛装した親族たちは、新婚の二人の姿が画面から足早に消えると、まるで葬式の行列のように見えるし、河岸にもやっている艀を見た新妻ディタ・パルロの顔は、親とか乳母にとんでもない不合理な扱いを受けて、泣き出すのがいいか喚き出すほうが効果的か決めかねている小さなわがままな子供のようにしかめっ面になり、新夫が元気よく手を振って別れの挨拶を送ってはしゃいでいるにもかかわらず、記念写真を撮るように行儀良く土手に並んだ新妻の親族たち、じっとしたまま手を振りもしないのだ。



もうひとつ、こちらは思わず笑ってしまった箇所。

・・・・・・『大人は判ってくれない』を初めて見た若い映画評論家が、どの子供がジャン=ピエール・レオーなのかわからなかった、と言ったという話を耳にした時は、そいつをビルの屋上から突き落としてやろうか、と思ったものだった。



愉しみはTVの彼方に―IMITATION OF CINEMA

金井 美恵子 / 中央公論社


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by pprivateeye | 2015-02-13 18:36 | 映画 | Comments(2)

RXⅡのミラーずれ、修理に出す。

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2月7日(土)

CONTAXを専門に扱っているカメラの極楽堂に初めて行った。RXⅡがミラーずれしてしまったからだ。ネットで検索すると自分でやっている人もいるようだが、実際にやってみてミラーがパキッとなってはどうしようもないので修理に出すことは決めていた。ここで購入したわけではないのでそこそこの費用は掛かるだろうと予想はしていたが、その金額を聞いて大いに迷ってしまった。店内にあるRXⅡの在庫などを眺めながらしばらく考えて、結局修理を依頼することにした。好きなカメラなのでもっと使っていきたい。


・山下達哉写真展「Decontamination ―(除染)」、Guardian Garden
放射能汚染の場所では表土を取り除く作業が行われている。作者もそれをなぞるように自分で土を掘り起こし再びそれを平らにしていく。地層は時間の積み重ねであり、一瞬を記録する写真もまた地層に似ている。その一枚の前には膨大な時間が経過してきた。というような「1_WALL」展では珍しい、コンセプテュアルな展示だった。

・須田一政写真展「釜ヶ崎」、ZEN FOTO GALLERY
釜ヶ崎を撮ってほしいという依頼によるものと、2000年に撮られた作品。釜ヶ崎はいまでも撮影が憚れる場所なのでモデル撮影を装って撮られた。須田さんの言葉によれば「覗きたい」という意識が強いようだ。釜ヶ崎での詳しい話はここに掲載されている。

・小平雅尋写真展「他なるもの」、Taka Ishii P/F
モノクロのスナップ。心象風景ということでいいのだろうか。ギャラリーのプレスリリースには、世界と人との関係性を「偶然」という感覚をまとめた、というようなことが書かれている。

・水谷吉法写真展「COLORS / TOKYO PARROTS」、IMA CONCEPTSTORE
タイトルにあるように色に惹かれたということか。大量発生したインコはある意味では非日常の風景だ。


AXISビルを出て飯倉片町方面に向かうと、交差点のところで機動隊が結構厳しい警戒をしていた。それまでに近くのフェラーリや東京タワーを撮っていたので、「先ほどから写真を撮ってらっしゃいますが、観光ですか?」と二度も尋ねられた。この先にはロシア大使館があるが、何かあるのだろうか。
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by pprivateeye | 2015-02-12 17:32 | Comments(0)

立春

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2月4日(水)

・安井咲写真展「土のにおい」、ルーニイ
コントラストの高いモノクロのプリントが気になった。草が白くなっているのがいい。どんなふうに撮影、プリントしたのか聞きたかったが、若い外国人の男性が熱弁をふるっていたので尋ねることができなかった。

・鈴木竜馬写真展「NiGHT UP」、TOTEM POLE
カッコいい写真だった。広角レンズで撮られた夜の風景は、普段見ているものとは別の世界のよう見える。

・篠田英美写真展「Outremer[海のかなた] ―タヒチ、坂東眞砂子―」、Place M
作家坂東眞砂子に作者が惚れて撮った写真。坂東さんは昨年1月に亡くなっている。

・airi写真展「光の埋葬」、M2 Gallery
タイトル、チラシの写真を見て、光りを埋葬するといったある種虚無的な作品かと想像したが全然違っていた。

・コウノジュンイチ写真展「風と遊ぶ」、蒼穹舎
DMの写真は日本のように見えるがどうやら作品はアジアのどこかで撮られたものようだ。風は感じなかった。
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by pprivateeye | 2015-02-10 01:30 | Comments(0)

ギャラリー巡り

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1月25日(日)
・Marc Riboud「Alaska」、CHANEL NEXUS HALL

1月27日(火)
・徳本育子写真展「ふたりあわせて200歳」、LE DECO 1F

1月31日(土)
・笠間悠貴写真展「Air」、Gallery mestalla
・倉谷卓写真展「カーテンを開けて」、72 Gallery
・鈴木光雄ゼミ修了展「Saturday Night Nude」、T.I.P.White Cube
・渡辺兼人写真展「半島/孤島/水無月の雫」、ZEIT-FOTO SALON
・Russell Scott Peagler「FROM INDIA」、銀座ニコンサロン
・瀬頭順平写真展「コニュニケーション」、新宿ニコンサロンjuna21
・京嶋良太写真展「URASHIMA」、新宿ニコンサロンjuna21
・渡部さとる写真展「prana」、ギャラリー冬青


アラスカの写真はクラブの客が白人ばかりなのを見て、アラスカも米国だったと気付いた。マルク・リブーという写真家は知らないなあと思っていたら、エッフェル塔でペンキを塗っている人を撮った写真家だった。
このギャラリー巡りの中ではインドの写真が抜群に面白かった。フィルム、デジタル、カラー、モノクロ、さまざまなサイズのプリント、写真に書き込みあり、長文のテキストも数点、展示数は約80点。カオス的なインドのイメージそのもので、撮られているものも川で沐浴する人から近代的なビル群、田舎の何でもない道でのスナップと幅広い。これまで見てきたインドを撮ったもののなかで一番いいと思う。
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by pprivateeye | 2015-02-10 01:10 | Comments(0)

シネマヴェーラ渋谷

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1月は渋谷にあるシネマヴェーラで映画を観た。同じビルの3Fにはユーロスペースが入っており、そこでは何度か映画を観たことがあったが、4Fのシネマヴェーラは初めてだ。性格的には新作のロードショーではなく昔の名作を上映する名画座というところか。通常は2本立てで入れ替えなし。飲食類の持ち込み可。一般1400円だ。昨年末から1月にかけて「映画史上の名作 Vol.12」と題して1920~50年代の作品が日替わりで上映された。1回限りではないとはいえ日替わりなのでチラシのプログラムに首っ引きになってしまった。

1/15(木)
「ドクトル・マブゼ」Dr.Mabuse, der Spieler - Ein Bild der Zeit、1922年、独、白黒、サイレント
  第一部 大賭博師篇 156分、第二部 犯罪地獄篇 116分
  監督・脚本:フリッツ・ラング
  出演:ルドルフ・クライン=ロッゲ(マブゼ)、ベルンハルト・ゲッツケ(フォン・ヴェンク)
第一次大戦後のドイツの状況がわかるのは紙幣を偽造するのにドイツ・マルクではなく米ドルをつくるところ。また協定書を強奪して株式市場の混乱に乗じて儲けるとか、結構現代的なところもある。変装や催眠術を使って賭博でインチキをしたりする第一部のほうがお話としては面白い。第二部では殺人の場面が続いてマブゼに共感しづらくなってくる。


1/23(金)
シネマヴェーラの年間会員になる。年会費1000円。鑑賞料金1400円が1000円に割引。

「疑惑の影」Shadow of a Doubt、1942年、米、108分、白黒
  監督:アルフレッド・ヒッチコック
  出演:ジョゼフ・コットン(チャーリー叔父)、テレサ・ライト(チャーリー)
ヒッチコックお気に入りの傑作サスペンス・スリラーとのことだが、本当に傑作なのかなあ。あまりサスペンスを感じなかった。ヒッチコックは『映画術』の中で理想主義者の殺人者と言っているが、ラスコーリニコフ的な意味合いだろうか。叔父と姪が同じ名前だったり、冒頭でベッドに横になっているシーンなどがシンメトリーを意識していていいということらしいが、これなどはそれだけのためで物語全体からするとどうでもいいことだ。特に名前が同じということで何か行き違いが生じるのかと思っていた。しかしそんなことは全然なく、ただ単に同じというだけの無意味さだった。主人公のジョゼフ・コットンの言葉がときどき下品になるのが、字幕だけかもしれないが気になった。また夫婦がどちらも能天気過ぎて疑うということを一切しない。

「マクベス」Macbeth、1948年、米、107分、カラー
  監督・脚本:オーソン・ウェルズ
  原作:ウィリアム・シェイクスピア「マクベス」
  出演:オーソン・ウェルズ(マクベス)、ジャネット・ノーラン(妻)、ダン・オハーリー(マクダフ)
舞台劇のようだった。しかもカラーだったとは。これを書くためにチラシを見るまで気付かなかった。それくらいシンプルな作りだった。すべてセットで、それも岩山の城で簡単なものだ。王冠は四角くて、紙のような安っぽいものだった。ここまでくると象徴的な意味が出てきそうだ。セリフもマクベスの心の中、モノローグが半分くらいだろうか。
図らずもこの日観た2本の映画の出演者ジョゼフ・コットンとオーソン・ウェルズは、あの「第三の男」の二人ではないか。


1/27(火)
「ローラ殺人事件」Laura、1944年、米、88分、白黒
  監督:オットー・プレミンジャー
  出演:ジーン・ティアニー(ローラ)、ダナ・アンドリュース(マクファーソン刑事)、クリフトン・ウェッブ(ラ     イデッカー)、ヴィンセント・プライス(シェルビー)、ジュディス・アンダーソン(アン)
推理小説を忠実に映画化したような作品。ジーン・ティアニーはきれいだが、刑事役のダナ・アンドリュースが変にコワモテやクールを装うわけでもなく、淡々とした語りや動きがいい。マクファーソンも含めた5人の愛情の方向が隠れたテーマともいえそうだ。

「面の皮をはげ」Miroir、1947年、仏、92分、白黒
  監督:レイモン・ラミ
  出演:ジャン・ギャバン(リュサック)
かつてアナキストだったリュサックは、いまでは実業家で裏の世界でも実力者となっている。その配下の者の人数が多く、着ている服もフォーマルもしくはダブルのスーツで区別がつきにくかった。結局、上着のポケットに両手を突っ込んでほとんど表情を変えないジャン・ギャバンの印象だけが強く残る。あとは、リュサックの過去を知っている年増の女性歌手(愛人?)が退廃的な雰囲気でよかった。最後の銃撃シーンは話を終わらせるためだけのようにも見える。


1/28(水)
「ナイアガラ」Niagara、1953年、米、89分、カラー
  監督:ヘンリー・ハサウェイ
  出演:マリリン・モンロー(ローズ・ルーミス、妻)、ジョゼフ・コットン(ジョージ・ルーミス、夫)、ジーン・ピー     タース(ポリー・カトラー、妻)、ケイシー・アダムス(レイ・カトラー、夫)
モンロー・ウォークの始まり。マリリン・モンローとジョゼフ・コットンが夫婦という設定には違和感がある。マリリン・モンローに妻という雰囲気が全然ない。最後までの展開を考えると主演はジョゼフ・コットンではなかろうか。全般にセリフが少な目なのがいい。夫婦2組が出ると、2組目の夫は大抵バカに見える。ここではケイシー・アダムスが損な役回りだ。ヒッチコックが監督でもいいと思った。

「赤い河」Red River、1948年、米、127分、白黒
  監督:ハワード・ホークス
  出演:ジョン・ウェイン(トーマス・ダンソン)、モンゴメリー・クリフト(アシュー・ガース)、ウォルター・ブレナ     ン(ナディン・グルート)
ハワード・ホークス、ジョン・ウェインと大物の映画のためよく記事を目にするが、そもそもタイトルにそんなに深い意味はなさそうだ。1万頭近い牛と馬の移動が映画の大半なのにそれ自体を描いたシーンは少ない。荒野を牛が進んでいくシーンは俯瞰でも見たかった。牛が暴走するシーンはよかった。また、多くの牛が町の通りを走るのは意外性があって面白い。もっと迫力を出してもいい。最後のジョン・ウェインとモンゴメリー・クリフトの殴り合いのシーンは予定調和的というのは言い過ぎか。ジョン・ウェインは頑固なだけという印象。リーダーシップが強いというのとはちょっと違うと思う。
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by pprivateeye | 2015-02-05 02:26 | 映画 | Comments(0)
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写真について、極私的な、 あれやこれや


by pprivateeye
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