Private Eye

ppeye.exblog.jp ブログトップ

<   2013年 12月 ( 16 )   > この月の画像一覧

2013 Flash Back

・見た写真展・美術展、303展(←数え方がわかりません、件?)
・読んだ本、53冊
・観た映画、45本
・写真は撮ったけれどプリントはあまりせず。
・年後半のカメラバッグはカスタマイズしたDOMKE F-2
・買ったカメラ、RICOH CX5、FUJIFILM X-E1
・本、雑誌を売却。BookOff、もったいな本舗、予想できたことだが残念な結果。
・永井荷風「断腸亭日乗」全巻読了。自由であること。
・カント「純粋理性批判」読了。哲学をしているなあ。
・ディック・フランシスの競馬シリーズ、全巻読了。
・木村カエラ・コンサート初参加。普通に木村カエラだった。
・CD/MDコンポが故障。MDコンポの生産は年始めに終了していたのを知って驚く。代替え品をヤフオクで手当てする。
・スカパー!オンデマンドでツール・ド・フランスの全ステージを見る。2014年も予定。
・テニスの回数減少。ほぼ週1となる。
・運動不足の自覚から散歩を始める。ときどきなので減量には結びつかず。
・体調はほぼ良好。寝込むほどの風邪は引かず。右膝にやや痛み。テニスで倒れて頭を打ち、救急車で運ばれるも大過なし。
・ガラスフタ付きフライパンを購入、温野菜を作る。
・LAMYの万年筆サファリ(黄)購入。
・浴室の湯沸かし器が故障、浴室丸ごとリニューアルとなる。
・ブログに陰険な書き込みが続く。I kow you.
・ブログの更新が滞りがちで師匠から注文が出る。
・衝撃的な告白・・・・・・どちらもなかったなあw
[PR]
by pprivateeye | 2013-12-30 03:23 | Self Portrait | Comments(2)

「東京オリンピック」

f0067724_249561.jpg


12月28日(土)

早稲田松竹で「東京オリンピック」を観る。監督は市川昆。
オープニングから開会式の場面にかけて妙に感動してしまった。まだ東京でも瓦屋根の家がほとんどのときにこんな国際的なイベントがよく開催できたなと思った。
この映画は記録映画ではないし、ドキュメンタリーというのもあまりにも詩的だと思う。市川監督のロマンの表現というところか。
円谷が国立競技場のトラックで抜かれたのを憶えているのだが、どこで見たのだろうか。
最後のスタッフに細江英公、長野重一の名前を見つけた。


夜、カロタイプで忘年会。
白岡さんお手製の魚のスープとイチゴのデザート。美味しゅうございました。
[PR]
by pprivateeye | 2013-12-30 02:57 | 映画 | Comments(0)

「桜の花が咲いたら写真にならない」

f0067724_217313.jpg


12月27日(金)

・操上和美写真展「PORTRAIT」、gallery 916
写真集を立ち読みして、これは見ておかねばと思い、最終日の一日前に雨の中を見に行った。
笠智衆、スナップぽいポートレートだった。
渡辺貞夫、この笑い顔、アルバムのジャケットで見たと思う。
キース・リチャーズ、意外と気弱そうな印象だ。
ピーラー・フォンダ、荒れたトーンの写真、これも見たことがある。
淀川長治、なぜブレ写真なのか?
古今亭志ん朝、一番不気味な表情だ。
鶴田浩二、かわいい。
デニス・ホッパー、カメラを持ったカットがいい。
ギンズバーグとバロウズ、「オン・ザ・ロード」がリアリティを持ってくる。
椅子、気持ちがいいくらいのピントのコントロール。
アイドルはつまらない。小林麻美、沢田研二、忌野清志郎もそう。

・大谷臣史写真展「The Countru of the Rising Sun」、916 small
72年生まれでアムステルダム在住の作家。住宅街を撮ったモノクロの作品。人物はなし。静かな風景なのだが、どこか作者の意思のようなものが感じられ、何度も見てしまった。同題の写真集が置いてあったのだが、不思議な編集・作りだった。


・「生誕100年! 植田正治のつくりかた」、東京ステーションギャラリー
このギャラリーは初めてだ。東京駅にギャラリーがあることすら知らなかった。
初期の作品は砂丘でいろいろな試みをやっているが、写真そのものを加工することはせず、あくまでカメラの機構で造形的な画面を作ろうとしていたようだ。
自分の好みとしては「童歴」が一番いいと思う。また、ベス単で撮られたカラーもいい。
後期の作品は初期のものをトレースしているような印象が強い。
作品のほかにテキストが多く抜き書きされていて、それが結構よかった。
「桜の花が咲いたら写真にならない」
「この世界で、模倣でない作品があったらお目にかかりぐらいに考えてもいいような気もいたします」
「自分の目くらい、自分に対して、不確かなものはないと思います。自らに甘え、自らの考え方を絶対と信じ、他人にも、それを押しつけようとします」


夜、コルトンプラザで「ゼロ・グラビティ」を観る。
これぞSF映画、という内容だ。3D映画は初めてで、最初は少し違和感があったけど自然と慣れた。破片が飛んできたときは思わずよけてしまったw
原題のGRAVITYは重力だけど、むしろ慣性の法則をまざまざと見せつけられた。宇宙空間では大気がないので摩擦は皆無、重力がないので一方方向に引っ張られることなない。つまり、最初に動き出した方向にいつまでも動いていく。しかも宇宙空間は無限といっていい広がりがあるので、放り出されたことを考えると、これは怖い。
帰ってからYahooの映画レビューを読んだのだが意外とみんなSFを知らないんだなと思った。これが普通の宇宙空間(といってもまだ地球の引力圏内だけど)といっていい。本物のSFファンこそ楽しめる。
しかし、アルフォンソ・キュアロン監督が「宇宙を描いたSFではない。すべて実在するテクノロジーだ」と発言している記事を読んで納得のいかないものを感じた。荒唐無稽、ありもしないものを描くのがSFだと思っているようだがそれは違う。SFはありもしないことも描くのだ、描けるのだ。
いい作品だと思うが、最後のシーンに注文がある。サンドラ・ブロックが砂浜を歩き始めるところで終わっているが、このシーンを徐々に引いていき、どんどん彼女を小さくして最後は宇宙空間にまで出て地球を小さく見せるか見えなくなるまでしてほしかった。そうすれば地球という存在が宇宙の中でいかに小さなものであるのか、いかに特殊なものであるのかということがわかるのだから。
[PR]
by pprivateeye | 2013-12-30 02:44 | 映画 | Comments(0)

既視感

f0067724_1583039.jpg


12月25日(水)

東京国立近代美術館で「ジョセフ・クーデルカ展 Josef Koudelka Retrospective」を見る。
講演会を2回聴き、すでに見た人の評判もいいものばかりだった。今年一番の展示という人も何人かいる。自分で見ても、充実した内容だったと思う。
ところで、最後の「カオス」シリーズは大伸ばしの作品はスケール感があってよかったが、3点一組の作品はあまり感心しなかった。
また、パノラマを横に長くつなげた作品は新鮮な驚きというよりも、なぜか近しいものを感じた。なぜなのか考えてみたら、この近美で何度も見ている日本の絵巻物に似ているのだ。絵巻物は右から始まり左側に向かって物語が進んでいく。一度に全体を見るのではなく、部分部分を見ながら話を追っていく、あるいは戻ってもう一度見る、という行為には慣れていたのだ。クーデルカのこの作品にストーリー的なものはないようだが、流れの中で場面を見るというのは絵巻物と同じだと思った。
[PR]
by pprivateeye | 2013-12-30 02:16 | Comments(0)

「三ノ輪」

f0067724_1424071.jpg


12月22日(日)

日比谷線三ノ輪駅で初めて降りた。写真家荒木経惟の実家のあったところということで感慨深いものがあった。あの大きなゲタの看板が残っていたならもっとよかったのだが。「三ノ輪」の発音も、最初の「み」のところにアクセントを置くのを知り新鮮だった。

千束にある峠というギャラリーで写真4人展を見る。作家は黒田光一、小野淳也、村越としや、吉原かおり。もう一人急遽参加とのことで展示は5人。
知っているのは村越さんと吉原さん。もともと、吉原さんがTwitterで「吉原が吉原で展示!」とやっていたので興味を持って覗いてみたわけ。事実、ギャラリーの隣はソープランドだ。

作品は黒田さんの645のカラーが面白かった。カメラの具合でコマ間がなくくっ付いていたり、フィルムの最後に付いたクリップの穴まで見せていて、これぞフィルムこれぞ写真、と思わせた。
村越さんの作品は10年くらい前の学生時代に撮ったものだった。67で街中をスナップ。人は何人も写っているのだが静かな印象だった。
[PR]
by pprivateeye | 2013-12-24 01:32 | Comments(0)

「兵どもが夢の跡」

f0067724_1312941.jpg


12月21日(土)

先日テニスの際に転倒して病院に運ばれたときの精算をする。以前通っていたテニススクールが近くだったので行ってみたが、その場所には大きなマンションが建っており、まったく以前の姿を想像することができなかった。この後、会社に勤めていたころ大いに関連のあった場所に行ったのだが、ここもマンションに変身していた。しばらくその界隈に佇んでいたら、芭蕉の「兵どもが夢の跡」が浮かんできた。


・丸山慶子写真展「つばめ」、SHUHARI
・塚原英幸写真展「向こう側の・・・」、ルーニイ
・菱沼勇夫写真展「Let Me Out 3」、TOTEM POLE
・堀道生写真展「途中 Ⅲ」、蒼穹舎
[PR]
by pprivateeye | 2013-12-24 01:31 | Comments(0)

「目覚めよ、パリ」

f0067724_19398.jpg


12月18日(水)

早稲田松竹でレオス・カラックス監督の「ポンヌフの恋人」と「ホーリー・モーターズ」を観る。先週観て一気にファンになった。

記事を読むと「ポンヌフの恋人」の主役ともいうべきポンヌフ橋はセットらしい。当初はパリ市から橋を借り切って撮影の予定だったが、アレックス役のドニ・ラヴァンが怪我をして撮影が延期され、その後は橋を借りることができなかったので郊外に大きなセットを組んだとある。
二人がいっしょに暮してもアレックスがミシェルに付いていけるだろうか、との印象を持った。
ミシェル役のジュリエット・ビノシュは「汚れた血」のときは抜群にかわいかったのだが、この作品ではそうでもなかった。映画の中でミシェルのポスターが張られるがその写真もあまり魅力を感じなかった。
最後のシーンは映画「タイタニック」でオマージュされている、といっていいのかな。

「ホーリー・モーターズ」はある意味ではSFともいえる。現実と虚構のあいまいさ、あるいは人生は舞台、ということがテーマと思った。
最後のシーンが少々子供っぽく感じた。少なくともテールランプの点滅はいらない。会話(?)はそのまま残して、全部いっしょに点滅させたほうがスリルが出ていい。
でも、面白かった。何度でも観れる映画だ。
[PR]
by pprivateeye | 2013-12-24 01:30 | 映画 | Comments(0)

「ターナー展」

f0067724_0493187.jpg


12月17日(火)

東京都美術館で「ターナー展」を観る。最終日前日。10月に街中のポスターで展覧会のことを知ったのにこんな日になってしまった。

約2時間かけて観た。超有名な作品はなかった。たとえば水蒸気を描いた「雨、蒸気、スピード-グレート・ウェスタン鉄道」。
初期の素直にスケッチされた風景と、晩年の未完の作品がお気に入り。
時代的な要請もあるのだろうが、歴史を題材にとったものは人物が邪魔で面白くない。ターナーは人物を描くのがあまり上手くないようだ。描きたかったのは風景、特にその中に見える光りだったのではないだろうか。
実験的に水彩でいろんな描き方を試していた習作もいい。形を忠実に写すよりも雰囲気的なものを描いたほうが活き活きとしている。

相変わらず絵の前に列をなしている。
解説や題を一生懸命に読んで、絵を観るのは軽くすませる人が多い。斜め横からテキストを読んで絵を観るものだから、絵の正面に来たときには関心がもう次の絵に移っている。そのため作品の正面で横向きになって列が進むのをじっと待っている。これはどうにかしてもらいしたい。
遠くから見たり近くから見たり、細かなところが気になるのなら思い切り顔を近づけてもいいではないか。あるいは他の作品との関連で戻って観るのもいい。
いろいろな関心を持って絵を観ればいいのにといつも思う。修行のようにして観ているのは男性に多い。女性のほうが自由に観ている人が多かった。
[PR]
by pprivateeye | 2013-12-24 01:29 | Comments(0)

映画「アキラ」

f0067724_23514469.jpg
「大友克洋×河村康輔コラージュ展」より

12月15日(日)

吉祥寺バウスシアターで大友克洋原作・監督の「アキラ」35mmフィルム版を観る。整理券番号が242番で、席は10列目左から3番目にやっと空きを見つける。満席以上だ。補助としてパイプ椅子を後方に並べ、通路には座布団席(立ち見)までも。右隣の若い男が、映画が始まってもしばらくはスマホを見ながらチラチラと映画に目をやっていた。バカかと思う。

映画の「アキラ」を観るのは初めてだ。原作がヤングマガジンに連載されていたのは1989年。リアルタイムで読んでおり、1年間くらいは切り抜きをしていた。原作と映画の展開はほとんど同じだと思う。
あの大友克洋がメジャー誌に連載をするということ、さらに連載が始まったときはオープニングのスケール感の大きさに期待は膨らんだ。しかし、話がなかなか進まず、結局アキラは一種の象徴的な存在あるいは扱いでしかなかった。話全体が物語の序章的な印象で、最後は無理やり終わらせたとも思える。
それなら初めから開かれた結末を目指したほうがよかった。金田、鉄雄、ケイ、大佐たちの生存にこだわり過ぎだ。もう少し軽く扱って、アキラをめぐる物語にしたほうがいい。人間、人物と、背景の都市のあり方に乖離がありすぎる。
その意味で大友克洋は長編よりも短編~中編くらいが合っている。大友克洋は絵の人、もっと言えば線の人だ。
で、映画を観ても「アキラ」は失敗作との意見は変わらなかった。
好きな作品は「童夢」「ファイアーボール」「気分はもう戦争」だな。
[PR]
by pprivateeye | 2013-12-24 01:28 | 映画 | Comments(0)

森山大道写真展「モノクローム」

f0067724_15203450.jpg


12月14日(土)

吉祥寺バウスシアターで「爆音 大友克洋2013」を開催、この日はオールナイトで4本の上映があった。徹夜で観れるかなと心配もあったが、窓口で問い合わせると当日券は売り切れとのこと。残念でもあり、少しホッともした。改めて明日15日の「アキラ」の前売り券を購入。整理番号は242番。ほとんど最後だ。

・森山大道写真展「モノクローム」、武蔵野市立吉祥寺美術館
写真集「モノクローム」からの展示。2008~2012年の撮影。協力として「一般財団法人森山大道写真財団」とあり、へっ?と思う。20×24インチのフレームいっぱいにプリントされていた。
最初、昔の作品かと思って見ていた。最後の壁に展示されている「サン・ルウへの手紙」や「光と影」などの作品のほうが普通の写真に近いように思えた。悪く考えると、森山大道自身が自分のイメージをなぞっている。よく考えると、撮影方法や作品が円熟味を増した、ということか。
全体を見て、すごくいいと思うのだが、画面構成を考えたような撮影になっているとも言えそうだ。昔の作品のほうがモノを撮っているような気がする。しかし、テクスチャ、パターン、細かなものが多いといったことからすると、好きなイメージが多い。線路、横断歩道のトラックの2点がいい。
ショッピングビルの最上階にある美術館だし入場料も100円と格安なので、普段は写真展に来ないような人たち、おじいちゃん、おばあちゃん、子供連れのお母さんたちも多く見に来てていた。
[PR]
by pprivateeye | 2013-12-15 15:21 | Comments(0)