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「真っ直ぐに見る」

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3月24日(土)

・鼻崎裕介写真展「Reborn」、ギャラリー・ニエプス
・大久保恵写真展「誰かの温度の夢を見る」、TOTEM POLE
・岡田昌也写真展「Animatism」、Place M
・豊嶋希沙写真展「inside your body」、M2 Gallery
・おおつきさちこ写真展「なんでもない日」、蒼穹舎

ルデコでWS2Bグループ展の講評。講師、渡部さとる。
最後に、グループ展までに作品をまとめる過程を渡部さんが話していたこと。
  WS2Bでは作品のコンセプトを決めずに始める
    ↓
  まず目の前のものから撮る
    ↓
  次第に形が見えてくる
    ↓
  渡部さんが方向をアドバイス
    ↓
  自分でこうしていこうと考えが浮かぶ
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by pprivateeye | 2012-03-29 01:59 | Comments(0)

異様な異常さ

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3月21日(水)

早稲田松竹でヴェルナー・ヘルツォーク監督「フィツカラルド」「アギーレ/神の怒り」を観る。
この映画は写真仲間がTwitterで推薦していたので観に行った。この監督もこの映画館も初めてだ。
で、その感想はノートに。
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by pprivateeye | 2012-03-21 21:39 | 映画 | Comments(0)

表参道~原宿~渋谷

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3月20日(火)春分の日

・「FUKUSHIMARCH―福島、3月、写真月」展、幸田大地「忘却」、   
  FUKUSHIMARCH "TEMPORARY" GALLERY
前回の渡部さんとは異なり、作者は東京の人で福島とは無関係。
なぜ無関係の人が福島へ写真を撮りに行ったのかという野暮な質問をしてしまった。
震災や原発事故は日本人として無関係ではないという声が聞こえてきそうだが、それはあまりにも皮相的に聞こえる。普段の日常において自分の周囲から遠く離れた場所にどれだけ思いを寄せているか疑問だ。それは被害があったから関係があって、被害がなければ無関係と言っているのに等しい。
もしかしたらそれは特別な日、特別なことだったからだろうか。それならば祭りの日、ハレの日を撮るのと大差ない。
何のために写真を撮るのか、誰のために写真をとるのか。そのことで何をしたいのか。という問いがいつも残っている。

この展示は原宿で行われているので明治神宮前駅で降りなければならないのに表参道駅で降りてしまった。降りた後もしばらく駅を間違えたことに気付かなかった。
で、表参道を歩いたのだが、この人出は尋常ではないね。地方から出てきた人が祭りがあるのかと思ったとかいう言葉があながち間違いではないように思う。


で、渋谷、ルデコに向かう。ここに来たらまずこれを撮らなくては。
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・立正大学現代写真研究部「学外展 2012」、ルデコ6F
いかにも学生らしい、好きなこと(展示、ブック)をやっていて微笑ましい感じだ。マットをかけてフレームに入れて展示というオーソドックスなのはなかったな。
作品をいっぱい出している人もそうでない人もいて、力の入れ方にかなり濃淡がある。やはりいっぱい出している人のほうが面白い作品がある。

・ワークショップ2Bグループ展、36期「TAKE 1」、ルデコ3F
カラーの大きな作品が目に付いた。壁にどの作品を割り当てるか、結構難しかったようだ。自分の経験からすると作者がここに展示したいと主張するほうがいいように思う。そういえばアユミ・ギャラリーのときも「ここ!」と言っていたような記憶がある。
外国人のポートレートが一番良かった。講評で渡部さんが言うことが聞こえてくるようだ。他には雪山を撮った作品が好みだが、ピントがいまいちなのがあって少々残念。

・ワークショップ2Bグループ展、35期「それから、これから」、ルデコ2F
3Fに比べてインパクトが少なかった。コアになるものがないというか、全体にスルッと通り過ぎてしまう。
そんな中で4×5で撮られた松に目が止まった。しか2点だけなのが残念。作者によれば他のカットも含めて全然時間が足りなかった、決して十分納得にいくものではない、とのことだった。
食べ物をマクロで撮ったものは形が見えなくてあまり面白くなかった。別の小宇宙を描こうとしているようだが、雰囲気だけの感じだ。普後さんのフライパンがあるからつい厳しい見方になるなあ。
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by pprivateeye | 2012-03-21 21:36 | Comments(0)

「写真で何をしたいのか」

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3月18日(日)

・鷲尾和彦写真展「遠い水平線」、新宿ニコンサロン
ニコンサロン連続企画展Remembrance 3.11のひとつ。
作者は震災の前も後も日本各地の海辺の風景とそこの人たちを10年以上も撮り続けている。
今回の被災地の写真も日常の地続きの場所として撮られいる。被害を膨張して見せるわけでもなく、ドラマチックに捉えるわけでもなく、モノクロで淡々と風景が撮られている。そこにあるものとして撮られている。震災がなくても同じように撮られたのではないか。そこに作者の誠実さを感じる。


夜、カロタイプで講評講座。
毎回、白岡さんが口にする言葉が「写真で何をしたいのですか」。ノートを見ても毎回書かれている。
何をしたいのか、何を見せたいのかということは、ある何かをまとめること、セレクトするということ。
何が写っているかを重視するのか、そうでないのか。
「見たもの」だけで終わらない。見たものから何かを想像させる、暗示的なものがあるほうがより「いい写真」に近づく。
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by pprivateeye | 2012-03-21 21:34 | Comments(0)

雪の写真が気になる。

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3月14日(水)

・「You were here / You are here」、マキイマサルファインアーツ
3人の作家、白濱雅也、萩原義弘、横湯久美による企画展。現代アートからの視線を感じる。
萩原さんは「SNOWY」と「巨幹残栄」のロール紙によるプリント。見たことのある作品だが、大きなプリントで見ると違った印象だ。雪が生き物のように見える。
横湯さんは雪の撮った作品を続けている。今回は亡くなった祖母と、雪のかまくらの中から撮った作品の組み合わせだ。経歴を見ると芸大で油彩を、ロンドンで彫刻を学んでいる。現代アートの人撮る写真は写真家のものとは随分違うように思う。写真家の写真は写っているものの意味が結構重要だったりする。


夜、カロタイプへ行く。
大阪のブルーム・ギャラリーのオーナーが東京に来られているので、先日8×10プリントの展示をしたメンバーや白岡さんたちといっしょに食事をする。
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by pprivateeye | 2012-03-16 22:18 | Comments(0)

レクイエム

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3月13日(火)

・村越としや写真展「ここから見える光は?」、TAP Gallery
これまでに発表してきた福島の作品からセレクトされた展示。35mm、6×6、6×7、パノラマと全部だ。
一番良かったのは、雪の積もった線路を撮ったもの。フォーマットは6×6で、プリントは大四つ切、フレームは20×24で黒の太い木で、マットとイメージの余白が5cmくらいと大きく取られていた。そのためすごく豊かな印象を受けた。
全体的には6×6、パノラマの作品に好きなものが多かった。


・畠山直哉「気仙川 2002―2010」、アーツ千代田3331
東日本大震災復興支援プロジェクト展の中の一つ。
展示はスライドで、多分、都写美のときのスライドと同じ内容だと思うが、壁に大きく映している。
プリントは1点だけ。実家の跡だと思われる。
よく見ていると畠山さんの実家は川のすぐ側だったようだ。撮られた写真も家の前からと思われるものが何点もある。祭りの山車や花火など。また、自転車かわ振り向いた女性、川で水着の後ろ姿の女性は奥さんだろうか。
これらスライドの写真はすごくプライベートなものだ。
畠山さんは作品やその話から、プライベートなものとはきっちりと線を引いているので、これらの震災前の日常を写した写真を発表するということは、ある種のレクイエム、鎮魂の意味が込められているのかもしれない。
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by pprivateeye | 2012-03-16 22:17 | Comments(0)

現在進行中

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3月12日(月)

みゆき座で「麗しのサブリナ」を観る。午前十時の映画祭。
出演、ハンフリー・ボガード、オードリー・ヘップバーン、ウィリアム・ホールデン。
ハンフリー・ボガードの年齢が気になる。22歳の、運転手の小娘に大企業の社長が手玉に取られているのはどうか。実際の年齢は、このときハンフリー・ボガードが53歳、オードリー・ヘップバーンは24歳。
最後の、ウィリアム・ホールデンの笑顔がいい。


・笹岡啓子写真展「Difference 3.11」、銀座ニコンサロン
ニコンサロン連続企画展Rememberance3.11のひとつ。
津波の被害地域と、放射能の警戒地域で人が退避した阿武隈山地の山沿いの地域を撮影。
一方は天災で、もう一方は人災。目に見えるものと、目に見えないもの。さらに強いていえば、終わったものと、現在進行中のもの。
後者のほうが何もできず歯がゆく、しかも恐ろしい。


久しぶりに山野楽器でCDを2枚購入。
  Jeff Beck / Performing this week ... Live at Ronnie Scott's
  Power of Soul ―A Tribute to the Jimi Hendrix
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by pprivateeye | 2012-03-16 22:16 | 映画 | Comments(0)

「3/11」という日

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3月11日(日)

久しぶりに江古田、2Bに行く。
一昨年モンゴルに一緒に行ったジョンさんがアメリカから来ていて、みんなで食事をしようということになったためだ。
2Bのドアを開けるとジョンさんと目が合い、すぐに気付いてくれて握手をする。
昨年4月のモンゴル展のときには原発事故のため来日を見送ったが、今回は東北の被災地を回るのが主な目的らしい。そのあたり師匠の日記に詳しい。
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by pprivateeye | 2012-03-16 22:15 | Comments(0)

非日常

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3月10日(土)

・「FUKUSHIMARCH-福島」、渡部敏哉写真展「3 monthes later」、
    FUKUSHIMARCH "TEMPORARY" GALLERY
カロタイプのWSのメンバーの写真。彼の実家のある福島県浪江町は津波の被害を受け、原発に近いため避難を余儀なくされている。時間を指定されて一時帰宅したときに撮られたもの。
無人の町は時間が止まったようだが、配達されずに積み上げられた新聞の束や取り残された犬たちを見ると、放っておけばいずれ朽ちていくものであることがわかる。そのやりきれなさを感じるだけでどうしようもない。
このギャラリーは「FUKUSHIMARCH-福島」を展示するために一時的なもので、彼の後、二人の展示が予定されている。

・「大街道展 ―私の好きな場所―」、そら塾
写真家尾仲浩二さんのWSやギャラリー街道関連の人たち50名のグループ展。
下町の一軒家にそれぞれ数点の小さな写真が展示されている。
WS仲間が一人参加していて、大いに悩んでいる気持ちがそのまま出たような作品だった。
全体で一番良かったのは小田原の実家に帰省したときに撮ったというモノクロの作品だ。日の光りに屋根が光っているのが印象的だった。

・復興を願う二人の写真家 菊地信平・鈴木麻弓 二人展、ポートレート・ギャラリー
菊地さん目線レベルでの津波が異様だ。見た目には家の前の路地にちょっと多めの水がゴミといっしょに流れてきたという感じなのだが、それはまったく衰えることなく次々と家を飲み込んでしまうものだった。それは普段の日常では経験しえないものだ。
被災者の人たちを撮ったものでは、餅つきのときの子供たちの笑顔が切ない。
鈴木さんの作品はポートレートで、富士フォトサロンで見たものと女川の女性を撮ったもの。
女性3人で花屋を再開するというキャプションを読んでいたらまたもや目頭が熱くなってきた。
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by pprivateeye | 2012-03-16 22:14 | Comments(0)

「Horizon」のこと

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3月6日(火)

みゆき座で「シャレード」を見る。午前十時の映画祭。
出演、オードリー・ヘップバーン、ゲリー・グラント、ジェームズ・コバーン。
サスペンス&コメディといった内容。パリが舞台だが、パリ的なもの、フランス的なものは希薄だ。見るべきところはオードリー・ヘップバーンの魅力だけか。

・石川直樹写真展「やがてわたしがいる場所にも草が生い茂る」、銀座ニコンサロン
ニコンの連続企画Remembramce 3.11のひとつ。
同じ場所の連続するガレキの写真を見ていると、抽象画のように思えてきた。
震災の被害状況だけでなく、スネカというナマハゲにも似た仮面儀礼の模様の写真を含めたのはいかにも石川直樹らしいし、そのことによって被災地の人たちに対して多少なりとも実感が出てきた。
そのキャプションに「警戒しつつも静かに受け入れる」「海からやってくるあらゆるものを、抵抗し拒絶するのではなく、また打ち克とうとするわけでもなく、静かに受け止めて、柔らかく吸収してきた」とあるのを呼んで、破壊も生も一時的なものだと思った。

・「ロトチェンコ 彗星のごとく、ロシア・アバンギャルドの寵児」、ギンザ・グラフィック・ギャラリー
1FとB1の2フロアでの展示だが、写真が一つの壁面だけだった。点数28点。全体の1/10くらいか。
ロトチェンコはデザイナーの人だった。
彼の母親とかマヤコフスキーなどの有名な作品が中心だが、食卓を真上から写したものが新鮮だった。

・細江英公写真展、第3期「おとこと女+抱擁+ルナ・ロッサ」、BLD Gallery
「おとこと女」の大きなプリントがよかった。ザラザラした粒子に存在感があった。大きなプリントなのでゴミとかネガのキズをスポッティングした痕がすぐわかるのだが、それが全然気にならない。これぞ写真だという気持ちになる。
「抱擁」は逆に小さなプリントで、緻密感たっぷりで、抽象度が高い。
「ルナ・ロッサ」はソラリゼーションの技法を使ったもので有名だが、あまり面白いとは思わなかった。

カロタイプに行き、「Horizon」のことで白岡さんに相談する。
9月の2BWSでルデコの3階が空いているのでそこで展示するのはどうかというもの。すでに使用希望の人がいるのだが、それは相談で何とかなるのではないかと思っていた。
白岡さんは展示して人に見せるのは賛成だが、ルデコではどうかなとのこと。グループ展などで使用するのはいいが個展の場合どれくらい普通の人が見に来るのか。普段からギャラリー巡りをしている人のコースからは外れているし、費用を考えてももったいない。それよりも調色をし直して、もう一度応募しましょう。レンタル・ギャラリーを考えるのはその後からでもいいでしょう、とのこと。
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by pprivateeye | 2012-03-16 22:13 | 映画 | Comments(0)
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写真について、極私的な、 あれやこれや


by pprivateeye
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