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隅田川に架かる橋を撮りたい。

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江戸博物館で特別展「五百羅漢 狩野一信 増上寺の仏画100幅」を観る。
面白かったけれど、後半退屈もした。
退屈した理由は羅漢の顔がどれも同じに見えてきたからだと思う。目が一緒なのだ。
各キャプションは監修した山下裕一さんが書いているのだと思うが、ビームはないと思うぞ。
図録は買わなかった。

暑い中を両国から馬喰町まで歩く。
途中、両国橋では欄干の端にある丸い構造物とスカイツリータワーが面白い対照を見せていた。

FOIL GALLERYで川内倫子写真展「Illuminannce」を観る。
これまで以上に「モノ」が写っていない。適切ではないかもしれないが、「雰囲気」が強い写真が選ばれているような気がする。
だからだろうか、「余り物」という感じがした。
帰り際に先日個展を終えたばかりのIさんに会う。
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by pprivateeye | 2011-06-29 23:23 | Comments(0)

怖い人

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昨日は遅く起きてしてグタグタしてしまい、新宿ニコンでの泉さんのギャラリートークもPlace Mでの笹岡啓子×瀬戸正人トークショーもさぼってしまった。いかんいかん。

今日はまず、みゆき座で「羊たちの沈黙」を観る。
全然、話が終わっていない。ドクター・レクターがこの後どんなことをやらかすのか十分想像できるだけに怖い。
ドクター・レクターを演じたアンソニー・ホプキンスのような人が身近にいたら恐怖だな。
彼はナイトに叙勲され「サー」の称号が許されたすごい人なのだが、ウィキペディアに書かれている、イメージに反してベジタリアンである、というところなどブラック・ユーモアとしか思えない。

日比谷から市ヶ谷へ。
有楽町線に乗るため丸の内方面に歩いていたら、おばさまたちの集団に出くわした。どうも帝国劇場でのミュージカルが終わった時間のようだ。

カロタイプで講評講座。
アルルに行く人が何人か作品を見せる。意見を求められ、感想を述べるも、彼らの気持ちは固まっているので、それは確認のためかと思う。
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by pprivateeye | 2011-06-26 23:23 | 映画 | Comments(0)

支払い

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師匠の展示が明日までなので再度ギャラリー冬青へ行く。
まず、購入した作品の安否を確認(笑)。そして1回目の支払いをする。
今回の作品は年内は3点しかプリントしないという制約があるそうで、そのためか万遍なく売れるというのではなく、人気がある程度集中していたように見えた。
ギャラリーにはWSのメンバーが数名。結局、最後までいて高円寺の居酒屋へ。
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by pprivateeye | 2011-06-24 23:23 | Comments(0)

T-MAX 400

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フィルム現像。T-MAX 400を4本×3で12本と、Tri-Xを1本。
いままでTri-Xを使ってきたので、T-MAXはどうなのかと変えてみた。
プリントしてみない限り何も言えないのだが、現像を終えたネガを見るとT-MAXのほうが気持ちがいい。
何がいいかと言えば、ネガに色がないのがいい。Tri-Xだとどうしてもピンク色になり、別に定着不足ではないのだがかすかな不満が残ってしまうのだ。
付け足しのTri-Xの現像は、昨日撮った長尺フィルムから巻いたもの。
最後に撮ったコマの箇所が、パトローネに巻く際に感光した部分に重なっていないかと心配したが、そういうことはなかった。
コマ数は巻いたとおりきっちり36カットw 普通のフィルムだと38カット撮れるので、うむー。
長尺フィルムなのでコマ数の数字はないのかと思っていたのだが、下のところに44まで数字が書かれている。でも、最初の失敗もあるし、数字がきっちり収まることはない。
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by pprivateeye | 2011-06-22 23:23 | Comments(0)

見て、語る。

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◆ホンマタカシ「ニュー・ドキュメンタリー」、東京オペラシティ・アートギャラリー
◆安藤広樹写真展「夜になるまえに」、新宿ニコンサロン、juna21
◆泉大悟写真展「FRAME」、新宿ニコンサロン、juna21
◆柴田恭介写真展「湘南時計」、ギャラリー蒼穹舎
◆笹岡啓子写真展「FULL MOON」、Place M、「PARK CITY」、M2


ホンマタカシ、やっぱり写真、うまいわ。
展示のなかでは「Tokyo and My Daughter」がよかった。マックや、鹿の血はどうかな。
どうやって見せるのかということ、写真の虚ということについて考えているように思えた。

初台から西新宿まで歩く。
R6に長尺フィルムから巻いたたTri-Xを入れた。
フィルムの装填や巻き上げ、あるいは巻き戻しの際にトラブルかと思ったが、取りあえずすんなりといった。

ニコンの二人の作品は微妙なところでとどまっている。
少しブレるとロマンティックな、変に甘いものになってしまう。その気配が嫌な人もいるかもしれない。

ニコンからPlace Mまで漂流者といっしょに歩き、映画の話をする。そのあとは居酒屋でMさんと今日の展示について話す。
お互いに見た映画や写真について、見てからすぐに話をすると、自分とは違う見方や印象があることがわかって新鮮だ。それによってさらに自分の見方が変わっていくのは楽しい。
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by pprivateeye | 2011-06-21 23:23 | Comments(0)

昔の話

雑誌を読んでいたら、武蔵境のラーメン屋が紹介されていた。記事によるとかなり気合いの入った店主らしい。写真のラーメンは豚骨魚介つけ麺で、チャーシューとシナチクが食欲をそそる。

店のある境南町はウン十年前に学生の頃住んでいた町だ。そのときは県の学生寮に入っていた。

いまどうなっているのだろうとヤフーの地図を見ると、あららら、なくなっている。寮があった場所にはマンションの表示がなされている。
地図を見る限り、寮のグラウンドだったところにマンションが建ち、寮の建物があったところがエントランスなどになっているようだ。
そのグラウンドではよくゴムボールを使って野球のマネごとをやっていた。硬式の野球のボールのように縫い目のあるゴムボールだと変化球がよく決まり、フォークボールはホントにストンと落ちたのをいまでも覚えている。

ではとその寮の名前で検索してみたら、少し前に売却されており、その売却資金が学生援護基金の原資になったようだ。
元々が志ある学生を支援したいということで寄付された寮なので、誰もが大学に行くようになったいまでは基金という形で支援するほうが有効だろう、と自分が寮生のときのことを考えてみてもそう思う。

近いうちに気合いの入ったラーメンを食べ、かつて自分が住んだ場所を見てこようと思っている。
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by pprivateeye | 2011-06-20 23:34 | Self Portrait | Comments(0)

疲れた。

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みゆき座で「激突!」を観る。午前十時の映画祭。
スティーブン・スピルバーグの出世作として有名。
途中で主人公に突っ込みたい箇所もいくつかあるが、最後にはこの映画は何だったんだろうという気持ちになった。映画の作りがではなく、映画の表現しているものが「空しさ」ということか。


◆鈴木知之写真展「Parallelismo」、RING CUBE
街並みを横に(?)撮影。
イタリアと東京の下町が、横に長く何枚もの写真をつなぎ合わせて一つの作品が作られている。
路地の一軒一軒を見ているようで楽しいのだが、作品の数が多過ぎた。
もう少し大きな作品にして、点数を減らして、じっくりと見てもらうようにしたほうがよかったのではと思った。


◆「第6期シルバー・ソルト・クラブ写真展」、月光荘
写真仲間が参加しているので、パーティに合わせて伺う。
久しぶりに顔を合わせ話をする。仕事柄、震災の影響があり、落ち込むこともあったらしい。
作品は黒焼きだった。最近の自分の傾向と似ているので、すんなりと受け入れることができた。
写真家の湊さんからは個展についてのアドバイスをいただいた。
メーカー系のギャラリーに応募するには作品の点数が必要で、そのためには数だけでなく深みも求められる。最初からハードルを高くしないで、小さめのギャラリーから個展を始めて、段階を踏んでいったほうがいいとのこと。
そして、何と幹事の方から挨拶をしてほしいと仰せがあった。固辞したのだが、結局話すことになってしまった。この写真展を見に来るようになったきっかけとか、いつも気になる作品があることなどを話した。
緊張したせいでもないとは思うが、その後、ワインの入ったカップをひっくり返してしまった。
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by pprivateeye | 2011-06-19 23:23 | 映画 | Comments(2)

疑問

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少し以前に、長尺フィルムを使ってみようと思い、Tri-Xの100フィート缶と巻き取るための器械ディロールを買った。
構造は簡単なのですぐにできるだろうと、ダークバッグの中で試みたがフィルムが長いせいかうまくセットできなかった。
しょうがないので撮影に使うことのないフィルムを使って、明るいところで練習をやってみた。
ところが何度やってみてもフィルムが巻き込まれず、外側に出てこない。
力を入れて巻き取り軸を回してみても、フィルムの穴が壊れるだけだ。
やり方が間違っているのか。間違っているのならどうすればいいのか。
結局わからないままになっている。
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by pprivateeye | 2011-06-17 23:23 | Comments(2)

ローリング・ストーンズの「Paint It Black (黒く塗れ)」をもじって「Print It Black (黒く焼け)」

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久しぶりにカロタイプでプリント。
今日は大盛況だった。定員の5人が入って、早く抜ける人がいてもすぐに次の人が入ってきた。昨日もそうだったらしい。
モンゴルの続き。5カット13枚。残り8カットの予定。
グループ展のときから黒いプリントだ。
今日最後に焼いたカットは陽射しが射しこむ明るい食堂のテーブル上の白いメニューなのだが、出来上がりは暗い照明の下のようだ。
モンゴル展のときに書いたキャプションに次の文章がある。
  ならば、「私」の視線を無理やりつくってみても、どこからも抗議の声はあがらないだろう。
  ・・・
  写真は単に現実をコピーするものではなく、作者の何らかの意図を込めたこのだとすれば、今回
  の作品は旅の過程でずっと自分の底辺を流れていたものが、あまり自覚はないものの、表れてい
  るのかなと思います。
これが黒いプリントの理由だが、一言で言えば「気分」ということになる。
黒いプリントにすることで、自分の中で納得がいくのだ、素直な気持ちになれるのだ。
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by pprivateeye | 2011-06-15 23:06 | Comments(2)

日本語訳

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みゆき座で「十二人の怒れる男」を観る。午前十時の映画祭。
ヘンリー・フォンダが主演で、映画のタイトルだけは知っていた。
筒井康隆がこの映画をパロッて「十二人の浮かれる男」をいう戯曲を書いていたはずだ。

ところで原題は「Twelve Angry Men」なのだから、邦題も「十二人の怒れる男たち」と複数にすべきだと思うし、そのほうが語感いい。

12人の陪審員が評決するのだが、有罪11対無罪1で分かれる。評決には全員一致が必要なので、ここから議論が始まる。
それは話し合いであり、怒鳴り合いであり、告白であり、悩みであり、懐柔であり、脅しであり、諌めであったりする。
議論が進むうちに次第に無罪と思う者が増えてくる。

「有罪」は「Guilty」で、映画の中でも何度も使われる。
日本語では「有罪」の反対語は「無罪」だが、映画の中では「Not Guilty」と言われている。
「無罪」という言葉は「Innocence」だが、一切使われていない。
「Guilty」「Not Guilty」は裁判用語であり、「Not Guilty」は「無罪」という意味ではなく、単に「有罪ではない」ということを表しているようだ。

このあたり、うがった見方になるかもしれないが、キリスト教がベースにあるように思う。
キリスト教における原罪とはアダムが禁断の実を食べたことであり、罪を問うことができるのは神だけだ。
だから、人が人の罪を裁けるのか、裁いていいのか、という疑念があって、「Not Guilty =有罪ではない」という表現になったのではないかなーーー、と思う次第。




   
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by pprivateeye | 2011-06-13 21:47 | 映画 | Comments(0)