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2017年 03月 28日 ( 1 )

桜の季節

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2017年3月28日(火)

・横木安良夫作品展「あの日の彼、あの日の彼女。1967-1975」、JCII PHOTO SALON
展示が今日までだと思って急いで行ったら、今日から始まりだった。2006年のブリッツ・ギャラリーでの展示と同じ作品。ラムダシステムでバライタにプリントし通常の現像処理を行ったとある。プリントはきれいなのだが、揃い過ぎているという印象が強い。もっとアナログ感が欲しい、と思うのは欲張りか。1968年新宿騒乱のとき横木さんは大学2年で19歳。機動隊が向かってくる状況での写真もある。こんなときは逃げるのではなく、彼らの間を通り抜けるようにすることで難を逃れられるとのこと。こんなアングルでは普通撮らないよなあというのが、広角を使って海水浴場での女性を上から見下ろすように撮っている作品だ。

・植田正治作品集出版記念写真展「もうひとつの風景 Another scenery」、Books and Modern
砂丘での作品と、ヨーロッパで撮られたもの。暗い背景、黒い服、頭も黒い布で覆って、横顔だけが見える作品が一番印象に残った。砂丘の作品では「パパとママとコドモたち」と題した、家族が横に並んだ写真はずいぶんとホコリやキズのあるプリントだった。

・フジフイルム・フォトコレクション展 日本の写真史を飾った写真家の「私の1枚」、富士フイルムフォトサロン
昨年購入した図録に記載されている作品の展示。タイトル通り超有名な作品ばかりだ。白岡さんの作品も一点(各作家一点)。フランス、ニームで撮られた、自分の影が窓に写り込んでいるもの。隣が秋山正太郎のバラの写真では不本意かなと推測するw

・Kiiro写真展「SAKURA」、EMON PHOTO GALLERY
桜の花を画面にみっしりと集めている。ストレートな写真ではなく、フォトモンタージュによる作品。こんなに「濃い」桜というのは西洋近代以降の感性ではないかと思った。桜の花はボンヤリしているものもあるが、画面のなかでは幹や枝が形をつくっておりそれに惹かれる。ギャラリーのキャプションに「山桜」を撮ったとあったが、ヤマザクラではなく山の桜という意味だと思いたい。写っている桜はほとんどがソメイヨシノのようなので。





  


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by pprivateeye | 2017-03-28 23:25 | Comments(0)