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芝浦でモノレールを撮る。

芝浦でモノレールを撮る。_f0067724_039513.jpg

田町で降りてまっすぐ行くとモノレールが見える。P.G.I.へ行く前にここで少し撮る。
ここでモノレールが上下線が行き違いになっている。でもそれは撮らなかった。
モノレールの橋梁がいいのだ。
67のタテ位置で、垂直に気を付けながら撮る。最近入手したポラでも撮ってみる。
あとで気が付いたのだがポラの感度は100で、持っていったフィルムは160だったのでポラも160で撮っていた。
あがりを見ながら、露出計を使ったけれどなんかオーバー目だなと思った。
ま、撮るという行為そのものが楽しかったからいいでしょう。

芝浦でモノレールを撮る。_f0067724_039164.jpg

途中で、修理に出していたハッセルの80㎜の修理が終わったとの連絡が入る。
思ったよりも安くあがってラッキー。
雲が出て光りがなくなってきたので、P.G.I.に寄ってからレンズを引き取りに行く。


○P.G.I.、圓井義典作品展「海岸線を歩く――喜屋武から摩文仁まで」
沖縄の海岸線、磯を撮っているのだが、撮られているものは風景ではない、場所ではない。
被写体との距離感が風景のものではない、風景を見ている視線ではない。
モノを撮っていると思う。
それが見る側にとって、裏切られた、肩すかしをくった、アレッ?、という印象を生んでいる。
海岸線の個々の作品には緯度と経度しか示されておらず、写真展のタイトルの地名もその名前を知らない者にとっては記号でしかない。
その意味ではこの写真展は、撮られたもののサーフェスを好むがどうかで感想が分かれそう。
by pprivateeye | 2008-03-06 23:23

写真について、極私的な、 あれやこれや


by pprivateeye