緩い写真
2007年 07月 19日
いろんなカメラで、いろんなフォーマットで、いろんな写真を展示。作品自体は枻文庫などで目にしているものが多い。
師匠が言っていた「切り口が多い」というのがよくわかる。
それでも好きなカメラはあるようで、展示数に表れている。ホルガとハッセルが多く、モノクロはCanon New F-1で撮られたものだ。
ホルガなどのトイカメラ、ポラロイド、ピンホールといったカメラの、緩い感じの写真が作風にあっているような気がする。それともカメラに合わせてそんな写真を撮ったのだろうか。それならすごいと思う。
ただ、作家という意識があまりないのか、これが俺の写真だというふうに主張するものがないのが残念。
何冊も出ている枻文庫のなかでは『ハッセルブラッドの時間』と『お茶と写真の時間』がいいと思う。
Now Listening : The Modern Jazz Quartet / The Last Concert