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圧倒的に「強い」写真

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2017年9月26日(火)

・金子泰久写真展「事象 phenomenon」、GALLERY mestalla
構造物と平面、ガラスへの写り込みを強く意識した作品。カラーで全体にシアンの強い色調。極力人物などは排しているがそれでも写真が虚構を強めることには注意しているとのこと。地面などが写っておらず、浮遊感のある写真がいいと思った。

・有元伸也写真展「ariphoto vol.30」、TOTEM POLE PHOTO GALLERY
有元さんのスナップを見るのは久しぶりだ。今回の展示ではなんといってもDMにもなっている全身タトゥの兄ちゃんの写真だ。一瞬、作者自身にも見える。この写真が全体の中でダントツに強い。

・Annu Aalto 写真展「THE BELLS Finland 2016/2017」、ギャラリー蒼穹舎
作者はフィンランドの人かと思ったが、キャプションを読んでみるとどうもそうではないらしい。一人で異国に行き体調を壊して不安になった、ということが書かれている。フィンランドの冬の街をスナップしているのだが、タイトルはサンタクロースのベルのことかな。

・北島敬三写真展「UNTITLED RECORDS Vol.12」、photographers' gallery
新発田市で撮られた作品がいままでとは異なって、文字や写真が大きく取り込まれている。そのことで逆に虚構性が強まり、まるで舞台の書き割りのように見えて、現実の薄っぺらさみたいなものが感じられてよかった。このシリーズの中では好きな一枚だ。

・畠山公采(ひろやす)写真展「ally」、オリンパスギャラリー東京
北海道でのバイクのクロスカントリーと自然とを対比させた作品。作者の話しでは「静(生?)と動」という言葉が使われていた。泥まみれのレースの写真も、雪や氷あるいは森林の写真もどちらも美しいのだが、その二つがどうつながるのか、その関係性がもうひとつ見えてこなかった。






  




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by pprivateeye | 2017-09-26 23:50 | Comments(0)