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「ソール・ライター展」、他

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2017年6月9日(金)

・「ニューヨークが生んだ伝説 ソール・ライター展」、Bunkamuraザ・ミュージアム
周りの評判はいいようだが、自分としてはウ~ンという感じだった。昨年1月に公開された映画ではなかなか頑固そうでカメラ好きの親父だなという印象だったが、今回の展示を見た限りではもっと繊細なものを感じた。作品一覧表の余白には、静か、寂しい、淡泊、という言葉をメモしていた。写真は強く何かを訴えかけるというものではなく、デザイン的に切り取られたように見える。絵画も展示されていたが写真とよく似ていた。少し生気を感じたのはヌード作品だが、それでも他の作家に比べるとおとなしかった。一番気に入ったのは「歩道」と題された作品で、帽子を被った男性が道に立っているのだが逆光でほとんど細かなところは見えない。これには力強さを感じた。図録にも見開き断ち落としで掲載されている。

・由良環写真展「重力の辺」、表参道画廊
羽田沖の海辺を4×5で撮影。モノクロ作品。よく見るとピントが合っているのはほとんど中央付近だけだった。そのせいだろうか、作者が言うところの都市の気の吹き溜まりという言葉にあまり違和感は感じなかった。ただ、構図的に見たとき海と陸の境の線が目につき、変に気になった。

・洸野新写真展「呼吸」、MUSEE F
こちらはカラーで埋立地の木々を撮影。本来生えていないはずの場所に植えられた木にシンパシーを感じているといったニュアンスのキャプションだった。

表参道画廊では写真家の飯田鉄さんといっしょになり、また写真展の案内を戴く。先にギャラリーを出て写真を撮っているところを見られる。一目で21mmですかと見抜かれ、今度これを買っちゃいましたよとライカM10をバックから取り出された。軍艦部にパーマセルが貼ってあるので尋ねると、ストロボを付けたとき傷がつくのがまだイヤですから、との返事。カメラの話をするときはニコニコだった。



  




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by pprivateeye | 2017-06-14 03:01 | Comments(0)