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映像を撮るように写真を撮る。

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2017年5月9日(火)

・髙田恵写真展「still」、銀座ニコンサロン
最終日の終了1時間前に駆け込むようにして見に行ったが、すごく良かった。モノクロの作品。特に指定はなかったが3つのパートに分かれているように思えた。作者は映像制作を学んだでおり、ジョナス・メカスを連想させる自作の16mmフィルムからのプリントもあった。その展示にはストーリーがあるとのことだったが、詳しくは聞くことができなかった。小全紙にプリントされた作品のシリーズがお気に入り。映像ということが頭にあるせいなのかもしれないが、どこかとりとめのない、あるいは掴みどころのない写真だった。これは全然ネガティヴではなくポジティヴな意味合いだ。普通、写真を撮る場合、“これ”を撮るという感覚があり、実際に出来上がった写真も“これ”を撮ったのだなと大体分かる。しかし、ここでの写真はそういう印象が薄い。大いに参考になり刺激になった。映像を撮るように写真を撮る、と後で思った。

・「山崎博/計画と偶然」、東京都写真美術館 2F
こちらも終了間際、一日前だった。太陽が水平線上を横に長く伸びている「海をまねる太陽のシリーズが有名だ。他にも太陽の軌道を長時間露光で撮影したものもある。また、水平線を撮ったシリーズもあり、これは自分のHolizonシリーズとそっくりだった。まったく同じ波を捉えているものもあったぞw 山下洋輔が燃えるピアノで演奏する模様も撮影している。解説によると太陽、海、桜などをモチーフに光りの表現を求めたとあるが、自分が一番思ったのは光りではなく、時間を捉えたかったのではないだろうかということ。時間というキーワードはほとんど見られないが、太陽の軌道も同じ場所で昼間と夜間に撮影していることもあるいは長時間露光そのものも、背景には時間が常に存在している。






  



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by pprivateeye | 2017-05-11 16:49 | Comments(0)
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写真について、極私的な、 あれやこれや


by pprivateeye
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