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深川~本所~小伝馬町って、まるで時代劇だ。


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2017年3月10日(金)

・「ANDO COLLECTION」、ANDO GALLERY
現代アートのギャラリーなので写真の展示があるときには覗いたりしている。今回はギャラリーのコレクション展で、リカルダ・ロッガンという写真家の作品が展示されていた。この作品は以前にここで見たことがあるものだった。ヨーロッパの著名人の遺品をごく普通に撮影しているものと、人の手が加えられた洞窟の大きな作品だった。他にペインティングでショナ・トレスコットという人の作品がよかった。長辺が20cmにも満たないような小さなアルミ板に描かれた風景が抽象っぽいのだがゴッホやルオーを連想させた。たまたまギャラリーの人の解説を聞くことができて、この作家は若いけれど描く力を持った人だそうだ。この「描く力」という言葉が新鮮だった。

・峰崎野人写真展「Parrhesia #008 居所」、TAP Gallery
このギャラリーに来るのもずいぶん久しぶりのような気がする。村越さんや野尻さんがメンバーから抜けて自然と足が遠のいていたのだが、今回見た峰崎さんは先の両者とはまた異なったモノクロ・プリントだった。埼玉の田舎の風景だがややコントラストの高いプリントで、これもまたきれいだった。三人を比べると一番自分のプリントに近いようなきがした。

・鈴木麻弓写真展「THE RESTORATION WILL」、Reminders Photography Stronghold Gallery
作者の両親は2011年の津波で亡くなり、そのレクイエムのような作品だ。手製本の写真集プロジェクトの一環としての展示。津波の後で拾った父の4×5のレンズで撮影された写真は暗くぼんやりとしている。キャプションには「亡くなった人たちが見ているような景色」とあり、最初は写真に写っている人たちを亡くなった人になぞらえていると勘違いしていた。実はその逆で、亡くなった人が現在を見ている視線だった。そう理解することで悲しみはずっと続いているのだなと感じた。

・矢嶋英久写真展「ひかる森」、Roonee 247 Fine arts
ルーニーが日本橋小伝馬町に引越してから初めての訪問。矢嶋さんの作品はルーニイのサイトでDMの写真を見て行こうと思った。彩度を少し上げ気味で手を加えたプリントが面白そうだと思ったのだが、それはこの写真だけだった。全体的には色の乏しい里山の中の風景だ。10年間撮影しているとのことなのでセレクトによってまた違った印象になったのではないだろうか。

・圓谷真唯写真展「此処彼処」、Roonee 247 Fine arts
4月にルーニイで展示を控えており、その予備的な展示が店舗側の壁にされていた。身の回りをカラーで撮影したもので、以前にニエプスの二人展でその作品を見たことがあった。

展示の後、オーナーの篠原さんの話を聞いた。販売されている写真集の中に築地仁さんの新しい写真集があった。3年くらい前にDAZLLEで築地さんが予約を取っていたので、やっとこれ出たんですねと言ったら、そうなんですよ、みんな心配してました。直接築地さんに聞くと叱られそうだし、ヤキモキしてました。なんて答えが返ってきて笑ってしまった。





   

  
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by pprivateeye | 2017-03-21 00:00 | Comments(0)
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写真について、極私的な、 あれやこれや


by pprivateeye
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