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侯孝賢

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2016年8月29日(月)

早稲田松竹で侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の「風櫃の少年」と「冬冬の夏休み」を観る。
冬冬は今年5月にユーロスペースで観たのに続いて2回目だ。

侯孝賢という名前と映画「冬冬の夏休み」を知ったのは金井美恵子の映画エッセイからだ。少し引用してみる。

『冬冬の夏休み』は、単純なストーリーしか語りはしないのだが、強盗犯のエピソードも、村の知恵遅れの娘のエピソードも、シナリオ上の伏線という、もっぱら巧みな語り口について使われる言葉をはるかに超えて、時間と空間の推移を、豊かで繊細な、のびやかで多様なリズムとして、肉体的な喜びを見る者に与えてくれる。侯孝賢の映画を見ていると、台湾という国は、まるで映画のために作られた土地ではないかと思えてくる。


「風櫃の少年」は「冬冬の夏休み」の前年に撮られた作品で、田舎から都会に出る青年たちを描いている。何か特別なことを求めながらも何もできず何も起こらない。青春映画そのもので、何もないけれど少しだけ成長していくのが伺える。




   








 
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by pprivateeye | 2016-09-07 20:51 | 映画 | Comments(0)