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ギンレイホールでクリント・イーストウッド

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5月1日(金)
飯田橋のギンレイホールでクリント・イーストウッド特集をオールナイトで観る。同ホールでは“午前0時のフィルム映写会”を月1回催しており、Twitterか何かで流れてきたときにチェックしていたものだ。開演前にホールの人がこの映写会について舞台の上で挨拶したことは懐かしくも新鮮だった。
今回の上映は「ダーティハリー」「許されざる者」「スペースカウボーイ」の3本。

・「ダーティハリー」Dirty Harry(1971年)
イーストウッドのツィードのジャケットがカッコいい。グレーとブラウンの2着。
犯人がいかにも異常者という感じで、絶対に親近感が持てず、その意味でいい演技だと思う。

・「許されざる者」Unforgiven(1992年)
特に過去を問い詰めるシーンはなかった。ジーン・ハックマンの保安官と対決するときに彼が言ったくらいで、彼自身もワルだ。
若いカウボーイが口先ばかり生意気な若者そのものと言う感じで、嫌になる浅はかさがよく出ていた。

・「スペースカウボーイ」Space Cowboys(2000年)
全体にどこかで観たような印象があり、最初は「ライトスタッフ」のパロディ的な作りだからだと思っていたが、実際に公開時に観ていた。そのときソ連の衛星の名前がイコンと知って十字架を思い浮かべたことを思い出した。
“北軍? それとも南軍?”というジョークは定番なのかな。
ホーク役のトミー・リー・ジョーンズはBOSSのCMの人だ。
イーストウッドの奥さん役の女優が年配だがかわいかった。

クリント・イーストウッドは1930年生まれだから今年85歳になる。それでも昨年は問題作となる「アメリカンスナイパー」を撮っている。この映画についての対談が蓮實重彦×青山真治×阿部和重というメンツで行われている「文學界」5月号も購入した。そのなかで蓮實重彦が“日常化された醜悪さ”ということを語っている。それは主に現在の世界の政治的状況についての言葉なのだが、その醜さが体現されたのがこの映画のスナイパーではないかと述べたりしている。
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by pprivateeye | 2015-05-09 01:44 | 映画 | Comments(0)