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ろくろくの日

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6月6日(金)

楽天地シネマズ錦糸町で「羅生門」を観る。<第二回 新・午前十時の映画祭>
監督・脚本 黒澤明、出演 三船敏郎(多襄丸)、京マチ子、志村喬、森雅之(武士)、公開 1950年、原作 芥川龍之介「藪の中」。
京マチ子がすごい。かわいい女の子から妖女まで表情が大きく変わる。多襄丸の笑い方がいかにもわざとらしくて気になったが、シェイクスピアの劇に出てくる道化の役割と考えればいいのかな。その意味でも主人公は京マチ子だよな。最後がヒューマニズムで終わるのは、いま観ると少しヤワな感じがする。原作のほうが小説だからかもっと開かれている。


・須田一政写真展「Insomnia 鴇」、和田画廊
鴇はホウと読むらしい。作者は夜の闇に心がざわつくと書いている。TVモニターに写された縛られた女性、解剖図、etc、妖しい欲望の世界を描こうとしているのか。

・「Rising Sun Workshop受講生による写真展」、T.I.P.
  万里「西の角を曲がった先」
  畠山雄豪「あの先 そして その向こう」
万里さんは以前に見せてもらったことのあるワイド画面の作品を再構成したもの。プリントも含めて今回のほうがいいと思う。畠山さんは6×7のタテで風景で、ちょっと珍しい。入口近くの写真がよかった。

・「神島塾二期生卒展」、72 gallery
写真を人に見せるというテーマで作成。赤外線写真もデジタルだとカラーになるのだといまさらながらに思った。原宿で10代の女の子を撮り、顔の上半分を見せた作品が印象的だ。

・松永泰明写真展「鬼籍流転」、Gallery Jy
鬼籍とは亡くなった人の名前や年月日を記したもののことだから、作品の中心にいる白衣の女性は亡霊ということだろうか。物語があるようなないような。

・大野雅人写真展「So Many Things Don't Know」、MUSEE F
写真仲間と同姓同名の作者。普段はNY在住とのこと。時差線が変わるところを飛行機の中から撮影。作品を覆うマットにその場所の緯度経度と二つの時間が刻印されている。もうひとつはビキニでの原爆実験を象徴する作品。どちらも現代アートっぽい。

・小川康博写真展「COLORS 沖縄の光と影」、ルーニイ
ポジフィルムで撮られた作品。天気の悪いときに撮るのが好きですと作者は言っていたが、雨に濡れた葉が少し光りを反射しているだけの、暗く重い感じの写真が好みだ。

・「Totem Pole Photo Gallery Member Exhibition Vol.8 Snap」、TOTEM POLE
ギャラリーのメンバー全員による企画展。今回のテーマはスナップ。えっ、普段みんなが撮ってるのはスナップじゃないのかと思ったが、作者がいなかったので話を聞くことができなかった。メンバーの中では有元さんと大久保さんの作品がいつも気になる。





註:タイトル、写真、本文を関連付けて考えないように。
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by pprivateeye | 2014-06-10 20:07 | 映画 | Comments(0)
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写真について、極私的な、 あれやこれや


by pprivateeye
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