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時の忘れ物?

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2月7日(金)

・「ディアドルフ写真展」、gallery bauhaus
まず玄関先のディアドルフ本体に魅かれる。後で聞いたところによると臼田晃さんのディアドルフとのこと。その臼田さんの作品は8×20のパノラマ・フォーマットのベタ焼き。ちょうど六つ切りを横に2枚並べた大きさだ。フィルムそのものは16×20を横に半分にしたものだが、フィルムホルダーまで8×20なのには驚いた。ベタ焼きなので周囲の黒枠が出ている。菅原克哉さんの作品はまるでスナップのような8×10の作品。他には広川泰士さんの作品がみっちり、ねっとりでよかった。でもここの入場料600円や916の800円は?だ。比べても仕方がないかもしれないが近美のクーデルカ展は850円だった。

・上村國夫写真展“monochrome”、床屋ギャラリー、“color”、gallery - 晴れ
芳名帳で上村さんの名前を拝見した人は多いと思う。卒寿を記念して2会場で開催されたもの。新聞に掲載する写真のため、きちんと物事が画面の中央に捉えられている。昭和30年代の東京は空も道も広い。カラーは退色や変色でより時代を感じさせられた。

・西村多美子写真展「憧憬」、ときの忘れもの
1970年代前半に撮られた東北や北海道でのモノクロ・スナップ。森山さんを連想させるが、もっと静かな沈み込んだような印象を受けた。ヴィンテージ・プリントは黄色く変色しており、時間の経過とその当時の状況とが重なっている見える。

・GRAF vol.07 刊行記念写真展「写真の心臓へ」、TOTEM POLE
メンバー:本山周平/松井宏樹/片山亮/錦戸俊康、ゲスト:宮澤佐保の5人によるグループ展。宮澤さんの作品が変わっている。陶版写真である。乾版写真ではない。陶器の板を印画紙の替わりにしてプリントしているのだ。もともと陶芸の学校卒でそれでも写真がやりたいということでこの方法を考え出したとのこと。祖母の住んでいる家を撮影しているのだが、写真自体が古いものに見えてしまう。しかしそこに写った少年は宮澤さんの子供で実際にギャラリーにも来ていた。その写真が一番よかった。他の作品では松井さんのカラーの作品は透明感が素晴らしい。

・寺田まゆみ写真展「ゆらめく」、Place M
カラー作品。35mmに少しスクエアが混じっている。何か捉えどころのない印象。タイトルのようにそれが狙いなのかもしれないが、自分の好みからすれば紅葉や花の写真はいらないのではないかと思う。

・瀬戸正人写真展「アジアの夜明け バンコク 1983」、Place M ミニギャラリー
モノクロ、スクエア。瀬戸さん30歳の頃撮ったものを再プリントしたもののようだ。先入観があるせいかもしれないが、ずっしりとした重みを感じた作品だった。今回は狭いスペースだが、次回は広くなるのでちょっと楽しみだ。

・原七郎写真展「2013」、蒼穹舎
カラー、35mm。たぶんフィルムだと思う。街中のスナップ。不思議な色合いだ。淡いというわけではなく、退色したような沈んだ感じだった。
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by pprivateeye | 2014-02-08 00:50 | Comments(0)
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写真について、極私的な、 あれやこれや


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