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「ターナー展」

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12月17日(火)

東京都美術館で「ターナー展」を観る。最終日前日。10月に街中のポスターで展覧会のことを知ったのにこんな日になってしまった。

約2時間かけて観た。超有名な作品はなかった。たとえば水蒸気を描いた「雨、蒸気、スピード-グレート・ウェスタン鉄道」。
初期の素直にスケッチされた風景と、晩年の未完の作品がお気に入り。
時代的な要請もあるのだろうが、歴史を題材にとったものは人物が邪魔で面白くない。ターナーは人物を描くのがあまり上手くないようだ。描きたかったのは風景、特にその中に見える光りだったのではないだろうか。
実験的に水彩でいろんな描き方を試していた習作もいい。形を忠実に写すよりも雰囲気的なものを描いたほうが活き活きとしている。

相変わらず絵の前に列をなしている。
解説や題を一生懸命に読んで、絵を観るのは軽くすませる人が多い。斜め横からテキストを読んで絵を観るものだから、絵の正面に来たときには関心がもう次の絵に移っている。そのため作品の正面で横向きになって列が進むのをじっと待っている。これはどうにかしてもらいしたい。
遠くから見たり近くから見たり、細かなところが気になるのなら思い切り顔を近づけてもいいではないか。あるいは他の作品との関連で戻って観るのもいい。
いろいろな関心を持って絵を観ればいいのにといつも思う。修行のようにして観ているのは男性に多い。女性のほうが自由に観ている人が多かった。
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by pprivateeye | 2013-12-24 01:29 | Comments(0)