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映画「アキラ」

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「大友克洋×河村康輔コラージュ展」より

12月15日(日)

吉祥寺バウスシアターで大友克洋原作・監督の「アキラ」35mmフィルム版を観る。整理券番号が242番で、席は10列目左から3番目にやっと空きを見つける。満席以上だ。補助としてパイプ椅子を後方に並べ、通路には座布団席(立ち見)までも。右隣の若い男が、映画が始まってもしばらくはスマホを見ながらチラチラと映画に目をやっていた。バカかと思う。

映画の「アキラ」を観るのは初めてだ。原作がヤングマガジンに連載されていたのは1989年。リアルタイムで読んでおり、1年間くらいは切り抜きをしていた。原作と映画の展開はほとんど同じだと思う。
あの大友克洋がメジャー誌に連載をするということ、さらに連載が始まったときはオープニングのスケール感の大きさに期待は膨らんだ。しかし、話がなかなか進まず、結局アキラは一種の象徴的な存在あるいは扱いでしかなかった。話全体が物語の序章的な印象で、最後は無理やり終わらせたとも思える。
それなら初めから開かれた結末を目指したほうがよかった。金田、鉄雄、ケイ、大佐たちの生存にこだわり過ぎだ。もう少し軽く扱って、アキラをめぐる物語にしたほうがいい。人間、人物と、背景の都市のあり方に乖離がありすぎる。
その意味で大友克洋は長編よりも短編~中編くらいが合っている。大友克洋は絵の人、もっと言えば線の人だ。
で、映画を観ても「アキラ」は失敗作との意見は変わらなかった。
好きな作品は「童夢」「ファイアーボール」「気分はもう戦争」だな。
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by pprivateeye | 2013-12-24 01:28 | 映画 | Comments(0)
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写真について、極私的な、 あれやこれや


by pprivateeye
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