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<新・午前十時の映画祭>

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8月3日(土)

楽天地シネマズ錦糸町で「冒険者たち」を観る。監督:ロベール・アンリコ、出演:アラン・ドロン、リノ・ヴァンチュラ、ジョアンナ・シムスカ、日本公開:1967年。
最近はメガネがないと前から5列目くらいでも字幕や細かなところが見づらいことがある。今日は忘れなかった。座席は5~6列目中央付近と決めている。このくらいの距離でスクリーンだけが目に入る感じだ。後方に座っている人は自宅でTVを見ているのと同じ感覚だろうと思っている。
さて、映画の内容は男二人と一人の女、それぞれ夢を持っているが挫折してしまう。そこでアフリカ沖に沈んでいる莫大な資産を探しに行き見事に見つけるのだが・・・と書いても表面をなぞっているにすぎないし、さして面白いストーリーではない。しかし、映画は面白かった。
そこでいつも参考にしているブログ を覗くとこんなことが書かれていた。
「撮りたいシーンがあるから撮る。あとでストーリーを考える。」「自分の気持ちが納得できるかどうか。何に納得して行動しているか--それが大事。」
なるほどと思う。だから三人の行動が気持ちいいのだ。男二人女一人なら簡単に三角関係になるのに、そんなベタついたところはない。でも最後に残されたリノ・ヴァンチュラがちょっとかわいそうだ。


・第25回写真の会賞受賞展 
阿部淳「市民・黒白ノート・黒白ノート2」、Place M
モノクロ、35mmで街中のスナップ。撮影時よりの古い時代の写真に見えた。好きになれない種類の写真だった。
松江泰治、新作映像「jp0205v」、M2 Gallery
キャプションには空撮の作家ではないと書かれていたが、最近の作品は空撮ばかりのような気がする。以前の高い場所から撮った作品のほうが制約があったせいか緊張感が高いと思う。パターン的なイメージもよかった。今回の映像作品では全体と部分ということ、世界は部分でできている、といったことが頭に浮かんできた。

・吉江淳写真展「茨城」、蒼穹舎
地方都市とかのタイトルで以前にも作品を見たことがあるように思う。今回は写真の距離感が全体に同じせいか、あまり引っかかるものがなかった。

・金村修展「ヒンデンブルク・オーメン」、photographers' gallery
今回もトランプの神経衰弱のようなことをしてしまった。一つの通りで3~4カットあり、隣同士のコマじゃないかと思った。隣の部屋では映像。だぶん自分のフィルム乾燥や自室だったりでキャプションやタイトルのクールな感じからすると意外と情緒的なところがあると思った。映像のタイトルは「No Room for Square」.

・コニカミノルタプラザ
ギャラリーA、金子裕昭写真展「生命の足音 タンザニア・セレンゲティ」
子育て中のライオンやヒョウのクローズアップがあったのでレンズについて尋ねたら400~500mm程度の望遠との答えに驚いた。サルや鳥は長いレンズを向けると逃げるらしい。

ギャラリーB、髙塚陽一写真展「川の記憶 ~ヒロシマ 今も忘れない~」
広島市の太田川をモノクロで撮影。「ヒロシマ」の写真でこれまでに見たことのない切り口で新鮮だった。原爆ドームが水面に映っている写真は一点だけというのもいい。川底の石が川に飛び込んで亡くなった人たちを連想させる。

ギャラリーC、中嶋勇一写真展「6月の花嫁 Sicilia」
最初の、教会内の写真がどこにもピント合っておらず、おもわず経歴を見直してしまった。映画「ゴッドファーザー」の世界と同じ題材だが中途半端な印象だった。

・新宿ニコンサロン
いしだまこと写真展「Unknown Faces 無名な人々の華麗なポートレート」
撮影後にすごく手を入れた写真で、見本小冊子にある仕事の写真と同じだった。作者自身の仕事の話のほうが面白かった。クボタの社長の写真では背後に主要商品の重機器が写っており、これは通常分解して移動させるのだが撮影のためにわざわざ組み立てたとのこと。日本の経済誌の撮影ではまずそんなことはしない。

日本鉄道写真作家協会写真展「陽のあたる場所(鉄道輝く刻)」
鉄道のある風景という感じ。必ずしも列車が主役ではない。東北新幹線で上下線で異なる車両がすれ違うところを流し撮りした作品がすごいと思った。
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by pprivateeye | 2013-08-05 20:30 | 映画 | Comments(0)
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写真について、極私的な、 あれやこれや


by pprivateeye
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