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代官山から江古田へ

代官山フォトギャラリーで、蛭田英紀「汽水域」を見る。
須田一政塾の人。タテ位置のみのモノクロ。「私の故郷性を形成する何かが写っているかもしれない」。心象風景というのは、写真を見せるというベクトルがどの方向を向いているのかわかりにくい。

(g)で、本城直季「small planet」を見る。
俯瞰で4×5を使い、逆アオリにより中心付近にだけピントを合わせている。これにより実際の風景がミニチュアのように見える。望遠レンズを使い、シャッタースピードを速くし、やや淡い色でプリントしていることも関係していそうだ。
この後、彼はどうするのだろうか。写真にもっと意味を持たせるのだろうか。
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2Bへ行く。ワークショップでお世話になったアシスタントの方がやめるので、そのプレゼントのためのカンパをする。
Nさんがポートレートを撮ってもらおうとローライを持ってくるが、誰も撮らないので師匠が撮ることになる。ほんの少しだけプロカメラマンの仕事現場を見たようだ。
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写真のセレクトについて師匠に相談するが、もうこれだけの量になると自分の考え(方法)でやるしかないといわれる。それよりも会場をどこにするの、それによってプリントの大きさも変わるから、と一気に話が飛んでしまった。
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by pprivateeye | 2006-04-30 21:19

写真について、極私的な、 あれやこれや


by pprivateeye