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イメージと記録

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2月16日(土)

・稲葉輝矢写真展「SKIN DIVER 2」、ルーニイ
横断歩道を渡る人に車のライトが当たったところを望遠レンズで撮影。それを多重露光でプリント。しかも小さい。キャプションには水槽を泳ぐ魚のイメージがある、とあった。そこを覗き込む感覚で小さなプリントにしているらしい。

・菱沼勇夫写真展「Let Me Out 2」、TOTEM POLE
タイトルは心の奥底からの叫びといったことらしい。死を強くイメージさせる。DMにもなっている、水の中に立った人が燃えている作品に目が止まる。普通に考えれば人でないことな明らかなのだが、そのことを言われるまで全然考えなかった。

・松永泰明写真展「炭住鄙歌」、Place M
昔に撮られたものなのかどうかよくわからなかった。古いイメージ。さびれゆく炭鉱の町を写したものか。

・吉田耕司写真展「月の街 2012」、M2 gallery
以前に新宿ニコンサロンで見たシリーズ。韓国のすでに捨てられた街。そこは階段や壁がパステルカラーで塗られている。しかし、人の気配はない。

・岩屋光俊写真展「夕宵鉄路」、蒼穹舎
かなり長い期間に撮られた鉄道写真。タブレットを交換している写真はなつかしい。

・上松俊弘写真展「アビシニアの肖像」、シリウス
写真仲間の展示。エジプトはアフリカ系とイスラム系が入り混じっており、それをアビシニアというらしい。穏やかな顔つきだ。カラーとモノクロのスナップ。

・小川和宣写真展「カティ・ラムリ」、コニカモノルタプラザ・ギャラリーB
初日はあまりゆっくりと見れなかったので2回目。作者は当初なかなか人物を撮れなかったが、「カティ・ラムリ(君、かわいいね)」という言葉を教えてもらってから積極的に撮れるようになったとのこと。展示はほぼ時系列に並んでおり、次第に撮れるようになっていくのがなんとなくわかる。
by pprivateeye | 2013-02-20 21:49

写真について、極私的な、 あれやこれや


by pprivateeye